SIMとインターネット

通信料を大幅コストダウン、海外で現地プリペイドSIMとSIMフリースマートフォンを使ってインターネットにつなぐ方法

世界各国のSIMカード SIMとインターネット
この記事を書いた人
Kumi

2014年1月よりデジタルノマド的に海外放浪生活を送っています。現在10年め。COVID-19の間はタイに留まっていました。その間に最愛の猫夫に出会ってしまう。
色んなところにちょっとずつ住んでみる、短期旅行でも長期滞在でもない感じが好き。現地SIM好き。

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こんにちは、くみです。
今回は外国の現地プリペイドSIMカードについて。

ドコモやソフトバンクなど日本のシステムに慣れていると想像しづらいですが、海外ではプリペイド(料金前払い)での電話利用も一般的です。(日本の大手携帯会社はポストペイド(料金後払い)方式が一般的ですね)
旅行者でもすぐに現地の番号を買えて、日本の電話のローミングより安くネットを利用できるので私は現地SIMにすごく助けられています。

この記事はこれから海外に出る、まだ現地SIMを使ったことがない人に向けて現地SIMの入門書として書きます。
分かりづらいところがあったらコメントを頂ければ追記にて回答します。
とっつきにくいイメージかもしれませんが、気軽に使ってみてください!

Kumi
色んな人に現地SIMの有用さを知ってほしいと思って今までSIMの記事を書いてきましたが、まだ使ったことのない人に対しての説明があまり足りてなかったと思います。この記事が現地SIMを使ってみるきっかけになったらうれしいです!

※ 記事中の為替計算は基本的に2018年3月時点でのレートを利用しています。

プリペイドSIMカード利用の仕組み

日本の携帯電話はこんなシステムですよね。

[aside type=”boader”]

  1. 携帯キャリア(ドコモ・au・ソフトバンクなど)と契約
  2. SIM込の端末を手に入れる
  3. プランに応じて毎月料金請求、カードなどで引き落とし

[/aside]

私は日本の格安SIMを使ったことがないのですが、格安SIMだとこんな感じでしょうか?

[aside type=”boader”]

  1. 自分の端末を用意
  2. 格安SIMを買う、プラン申し込み・契約
  3. プランに応じて毎月料金請求、カードなどで引き落とし

[/aside]

海外のプリペイドSIMカードは大体こんな感じです。

[aside type=”boader”]

  1. プリペイドSIMを買う・アクティベート
  2. スクラッチカードや支払い端末などで残高を追加(この行為、国によってTop up、Load、Chargeなど呼び名が異なります)
  3. 自分の番号に追加された残高を利用してプランに申し込む

[/aside]

SIMに最初からプランや残高が追加されている時もありますが、基本はプランを申し込む前に前払いで自分の番号(アカウント)に残高を追加するスタイルです。
Amazonギフト券やApp Store & iTunesカードのイメージが近いかな。

プリペイドSIMを買う時にパスポート提示を求める国も増えているのでプリペイドと言えども自分の個人情報に紐付いたりもするんですけど、ポストペイド式と違って買う時に支払い方法(銀行口座やクレジットカードなど)と紐付けることはないです。

以前は通信設定(APN設定)も自分でしなければいけなくてハードルが高かったのですが、近年はSIMをスマートフォンに挿すだけで自動設定される事が多いですね。
このブログでもAPN設定はなるべく押さえるようにしていますが、心配だったら、キャリアショップや売り子の人に設定してもらうのがいいかもしれません。

現地プリペイドSIMカードを使うメリット

現地プリペイドSIMをわざわざ買って使うなんてそんな面倒なことしなくても、自分の携帯の海外使い放題プランやレンタルWi-Fiルータでいいんじゃない?
と思うかもしれません。滞在スタイルによってはそれは正解です。
数日という短い期間で複数の国を回るような旅行だったら、いちいち現地プリペイドSIMを買うのは面倒だと思います。

だけど、日本の携帯キャリアの海外接続料金はすごく高いし、レンタルルータも現地のプランに比べたら安いわけではないので、海外にいればいるほどネット接続のコストの差が出てきます。

ここでデータ通信の価格を比べてみます。
これが日本のキャリアとレンタルルーターの価格の例。

  • ソフトバンク 海外パケ・ホーダイ:25MB以上で2,980円固定/日
  • レンタルルーター :タイ5日間2,550円、1日あたり510円(価格.comより)

現地プリペイドSIMを使うと、コストはこうなります。

  • タイ:1Mbps固定 容量無制限 SIM代込で30日約350バーツ(約1,200円)→ 容量無制限で1日約40円
  • ベトナム:30日容量無制限 SIM代込で150,000VND(約750円)→ 容量無制限で1日約25円
  • カンボジア:SIM代1USD、1週間6GB使えて1USD(4週間で4USD)→ 1日約850MBで約16.5円
  • ラオス:SIM代込、2週間3GBで30,000Kip(約400円)→ 1日約215MBで約28.5円
  • フィリピン:SIM無料+1週間1.5GBで100ペソ(約225円)→ 1日約215MBで約32円

ここに挙げたのは全て東南アジアの国ですけど、私が行った範囲ではキルギスタンやカザフスタン、ジョージア、ウクライナなども同じようなレベルで安かったです。
ヨーロッパやアメリカでも、周遊SIMを使えば15日3GB 3,000円以下でつなげます。

数日ならレンタルルータ代もせいぜい数千円だろうからそこに労力をかける必要はあまりないけれど、
1カ国に1〜2週間滞在する、海外に半分住みながら暮らす海外ノマドライフスタイルを目指すなど、
海外に少し長めにいるなら、お金という貴重なリソースを他に割り当てるためにも、現地SIMを使えるようになるのがおすすめです。

また、SIMを買うと現地の携帯電話番号が手に入ります。
通話ならネット環境があればメッセンジャーアプリで出来る時代ですが、電話やSMS機能はいざという時の連絡に便利です。(データ専用SIMだと通話に制限があったりもしますけど)

現地プリペイドSIMカードでインターネットにつなぐまで

現地プリペイドSIMカードの購入方法

まずはSIMの購入。国によって異なりますけど、大体こんな感じです。

  • 携帯キャリアショップ
  • 空港のブース
  • 陸路国境のブース
  • 雑貨屋、道端の物売り
  • スーパーマーケット
  • デパートメントストア・ショッピングモールのブース
  • 電器店・スマートフォンショップ
  • コンビニエンスストア・キオスク

日本だと携帯キャリアショップか電器店かだと思うんですが、日本よりもずっと様々な所で売っています。
日本の旅行者にとって便利なのは空港ですね。
各国のSIMカード記事には私が試した購入方法を書いてますので、参考にしてみてください。

また、日本のAmazonでも売っていたりします。該当の国のものが売っていれば、心配な方は日本を発つ前から手に入れることもできます。

残高追加の方法(Top up/Load/Charge…)

これも国や地方によって多少違います。

  • スクラッチカード(スマートフォンショップや雑貨屋、コンビニエンスストアで販売)
  • コンビニエンスストアのレジ
  • 据え置きの情報端末や自動支払機
  • 携帯キャリアショップ

所得の低い国では国民もポストペイドではなくプリペイドを使っている人が多いので、残高追加も特別なものではなく、普通の生活の範囲で買えます。
私が今いるカンボジアでは、そのあたりの日用雑貨屋でスクラッチカードを売っています。電話を利用して追加する仕組みです。

カンボジア・残高追加用のスクラッチカード

カンボジア・残高追加用のスクラッチカード

キルギスタンやカザフスタン・ジョージア・ウクライナなどの旧ソ連圏では、情報端末で残高を追加することが多かったです。タイのAISやTrueも端末多いですね。

キルギスの情報端末

キルギスの情報端末

SIMロックフリーのスマートフォンかWi-Fiルーターを用意する

SIMを買って残高を追加すればあとはもうプランを申し込むだけ…
(プランを調べるのがちょっとホネなんですが、そこはこのブログで調べて書いていきます)
と思いきや、端末が対応していないと海外のSIMは使えないですよね。

最近は日本でもSIMロックフリー(SIMフリー)端末が増えてきたんでしょうか?
持っていなくても、海外で買うことが出来ます。厳密に言うと通信の規格の種類はありますが(後述します)、その国のSIMしか使えないということはキャリアショップで買ったりしない限りあまりないと思う。(念のため買う際にはSIMロックフリーか確認してくださいね)

私は今ASUSのZenfone 3 MAXを使っています。その前はZenfone 2 Laserでした。
前者はタイ、後者は台湾で買って、どちらも2万円前後。普通のスマートフォンとして充分使える性能だし、テザリング(Wi-Fiを発信してネット回線を他の端末とシェアすること)も問題なくできます。
2010年〜14年の間では、イー・モバイルのルーター(中身はHuawei)にもお世話になりました。

海外に何度も行く機会があって日本の端末のロック解除が面倒なら、タイなどで端末を買ってしまうのも手だと思います。
ラオスやカンボジアでも端末は売っているけど、私のおすすめはアジアだとタイや台湾かな。あまり行かないので私は買ったことがないけどシンガポールと香港も良さそうですよね。デジモノは買う人が多い国の方が安くてコストパフォーマンスが良いですね。

[aside type=”warning”]厳密に言うと各国の各キャリアには周波数帯(Band)が割り当てられていて、その周波数帯に対応しているスマートフォンでないとそのキャリアの通信は使えません。
参考:Long Term Evolution – Wikipedia(4G/LTEの周波数帯が載っています)
Zenfoneは対応Bandが多くて私が他の国で困ったことは一度もなく、大抵は心配いらないと思うのですが、あまり格安の端末だと対応周波数帯が少なくて使えるキャリアが限られるという事もあるかもしれません。(以前確認したところだとXiaomi(小米)の対応周波数帯が少なかったんですが、今は変わっただろうか)[/aside]

データプランの申し込み方

残高を追加すればそれを利用してネットに従量課金でつなげるSIMも多いのですが、従量課金よりデータプランを申込んだほうが大抵ずっと安いです。
このデータプランも、初めて使う人にとってはちょっと難所なのかもしれない。プランは私も出来る限り調べてこのブログに書いていくので、ぜひ参考にしてください。

データプランの申し方にもいくつか種類があります。

  • 最初からプランがプリインストールされている(空港で売られているSIMに多いです)
  • 電話やSMSを利用して申し込む
  • スマートフォンアプリで申し込む

Tourist SIMなどがあれば、一番楽なのは最初のプリインストール型ですね。『7日間インターネット無制限接続』のようなタイプです。台湾の空港などで売られているのはこのタイプですね。

2番めの『電話やSMSで申し込む』。これは通話するわけではなく、電話でコマンドを打つイメージです。
例えばタイのTrueのSIMを挿して『*900*3301#』と電話で打って通話ボタンを押すと、残高に9タイバーツあれば1日間100MBのプランが始まります。
プランはキャリアショップや携帯キャリアの公式サイトで調べることが多いです。公式サイト、見づらいものが多くて辛いんですけど(笑)

電話で申し込むタイプはあらかじめプランを知っている必要がありますが、アプリから申し込む場合はプランが表になっている事が多くて便利です。(アプリがなかったり英語に対応してなかったりする国やキャリアもありますけど)
携帯キャリアのアプリ、以前はあまりなかったのですが、ここ数年増えてきているので時代だなあ〜と感じます。

その他、プリペイドSIMを快適に使うTips

USSDコマンド

ここまでで、海外のSIMでインターネットを使うにあたってあまり困ることはないと思うのですが、
日本であまり使わないTipsとしてUSSDコマンドがあります。このUSSDの概念は身につけておくとかなり便利です。

例えばカンボジア・SmartのSIMでは電話で『*887#』と打って通話ボタンを押すと自分の携帯電話番号を知る事ができます。
現在の残高の確認、自分の携帯電話番号の確認、現在のデータプラン残量の確認、プランの申込などに利用する事が多いです。

キルギスのSIMカードの背面

キルギスのSIMカードの背面。USSDコードが書いてあります

大抵アプリでも同じことができるんですがアプリを使うにはインターネット環境が必要なので、それがない場合にはUSSDコマンドが役に立ちます。(Wi-Fiのない状況でデータプランを開始する時など)
私は非常時のためにタイやカンボジアの1日プランの申込みUSSDコマンドを連絡先に登録してあります。

タイのUSSDコマンド

APN設定

『プリペイドSIMカード利用の仕組み』でもちょっと書きましたが、そのSIMによる通信を設定するのにAPNというものを設定する必要があります。今はスマートフォンが自動設定されることも多いのであまり気にすることはないと思うんですけど、私がかつて使っていたD25HW(イーモバイルの3Gルーター)のように自分で設定する必要が出てくることもあるかもしれないので、このブログでは一応書くようにしています。最近は省くことも多くなってきたかな。

空港のブースやキャリアショップの店員さんに頼めばセットアップもしてくれるので、大抵の場合は気にしなくても大丈夫だと思います。ラオスやカンボジアやミャンマーにもキャリアショップはあるので。

携帯キャリアのアプリ

SIMを手に入れたら、そのキャリア名でApp StoreやGoogle Playを検索してみてください。
キャリアによって出来は相当違うのですが、自分の番号や残高・今のデータプラン・データ残高・SIMの有効期限の確認、データプランの申込みなどができるようになっています。
タイのキャリアはこのあたりしっかりしているイメージです。AISもTrueも使いやすい。

タイの携帯キャリアのApp

電波がないと使えなかったり、SMS認証でのログインが必要だったりします。
電波のない所でSIMを買ったばっかりだとアプリ経由でプランに申し込めなくてつらい…っていう状況もあるので、そういう時はWi-Fiが使えるカフェを探そう…

世界各国の現地プリペイドSIMとデータプラン情報

以下は私が調べた海外の現地プリペイドSIMの情報記事です。
どんどん追記していきますね。

周遊SIM(国外ローミングに特化したSIM)

周遊SIMは、国をまたいだモバイル通信のプランに特化しているSIMです。ちょっと上級者向けですが、海外周遊にはとても便利で慣れたら手放せなくなります。

SIM2FlyはタイのSIMなんですけど、ヨーロッパやアジアを周遊する時に格安のローミングプランで国をまたいで切れ目なくモバイル通信を使うことが出来るので非常に便利です。
例えばアジア諸国8日間4GB約1,200円、ヨーロッパ+アメリカ+アジア15日間4GB約3,000円など。繰り返し使えます。
競合のTrueも似たSIMを出していて、カバーしている国が若干異なります。中国に行く人はTrueの方が良いかな。

他の周遊SIMも世界各国で色々出ているみたいで、エストニアのSIMが便利と聞いたので試してみたいです。

また、変わり種の『ChatSim』というのがあり、これは廉価で世界各国でメッセンジャー系アプリ(LINEやWhatsApp、FB Messengerなど)だけが使い放題になるSIMです。イギリスの番号のSIMなんですが、日本への配送だとSIM代と1年間テキストと絵文字のみ使い放題で3000円、配送料が650円ほどかかります。(2018年3月現在)
世界各国で同行者とのやりとりが保証されると考えると、連れがいる人には便利ですね。(私も買ったんですが、盗まれたバッグの中に入っていて今手元に無くなっちゃいました…)

東南アジア

東南アジアはSIM代もデータも安いことが多いので、日本のキャリアのローミングを使うのはもったいないです。大抵は空港で売っているんじゃないかな。

タイ

タイはSIM代が大体50バーツ(約170円)、データは30日1Mbps速度固定の容量無制限で300バーツ(約1,020円)、つまり1Mbpsでよければ1ヶ月1,200円くらいで使える事になります。もちろん日数・容量・速度によって色々選べます。

ベトナム

ベトナム、私が初めて訪れた2010年から比べると、アプリも充実して使いやすくなりました。当時はキャリアからのSMSが全部記号なしベトナム語で来るから、全然分からなくて辛かったなあ…
タンソンニャット空港で買うとデータ込みで150,000VND(約750円)、私は空港で買ったことないんですが30日データ無制限らしいですね。

カンボジア

カンボジアもSIM・データともに安い。SIMはぼられることもありますが、キャリアショップで買えばSIMが1USD・4週間分のデータ4USDで問題なくつなぎ続けることが出来ます。トップアップを続けないとSIMが1週間でExpireするのがちょっとだるいけど。

ラオス

2017年の計算ではSIM代込み30,000Kip(約400円)で2週間3GB使う事ができました。
市内のタラート(市場)でも買えますし、空港でも買えます。ラオスいつも陸路で行くのですが、めずらしく空港のレポートもあります。

マレーシア

マレーシアの情報は2014年からアップデートしていないので、機会があったら確かめなくては…
記事の内容も他の国と比べるとちょっと中途半端です。ごめんなさい。

フィリピン

セブの空港ではSIMを無料で配っているフィリピン。やっぱり現地SIMが便利です。
1週間100ペソ(約225円)程度で1.5GB使えます。

ミャンマー

数年前はSIMもデータもとんでもなく高かったらしいミャンマーですが、少なくともSIMに関しては外国人に開かれ始めています。
2017年に確認した時点では10,000Ks(約800円)で約10日間1.5GBが使えるTourist SIMがありました。
変化の激しい国なので、どんどん変わっていくかもしれませんが、外国人の観光収益を見込んでいるなら基本悪くなることはないはず…

東アジア

台湾

台湾は正直空港のUnlimitedプランが便利ですね…!
滞在が延びたらキャリアショップに相談すれば何とかなるかな。セブンイレブンの端末で追加のデータパックを申し込めたような記憶があります(曖昧ですみません)

南アジア

インド

実はまだインドでSIMを買うのに成功していません。
デリー空港では問題なく買えるらしいんですけど、州によって在住者(公的書類にインド国内の住所が載っている者)でないとSIMが買えないという法律があったりするらしいのでご注意ください。

私はチェンナイでSIMを買うことが出来ませんでした。SIMに関してはデリーINおすすめ。

中央アジア

キルギスとカザフスタンのSIMについてまだ書いてなくて自分にビックリしました…!!なにやってんの。
どちらの国も本当にデータ安かったので、現地SIMの利用がおすすめです!

キルギス・ビシュケク マナス空港でのSIM入手については、こちらの記事に書きました。

コーカサス

ジョージア

ジョージアもデータ安かったですね〜。旧ソ連圏はどこも安いのかな。物価も安いですしね。
私は空港でBeeline1ヶ月有効4GBデータをSIM代込で約521円で購入しました。次回行ったら別キャリアのMagtiも試したいな。

ジョージア・トビリシ空港についてはこちらの記事もどうぞ。

トルコ

2017年夏、トルコはSIMもデータも高かったので、SIM2Flyでつなげました。
調べたことを記事にしようと思いつつ、まだできていないという…
値段を話したらトルコ人が驚いていて、キャリアショップに行って確かめてたのですが、以前はもっと安かったらしいです。

ヨーロッパ

う、う、ウクライナまだ書いていない…ウクライナも安かったですよ…
SIM2Flyの範囲外なんですが、元々SIMもデータも安かったので現地SIM使ったほうがよいと思います…

ヨーロッパではポーランドSIMでのローミングにも挑戦してみました。
EU圏内で国境レスに使える制度が出来ているという話も聞くのですが、少なくともこのポーランドSIMではできませんでした。
EU在住者でないと無理なのかな。

ヨーロッパに関してはきっとヨーロッパ圏内で使えるお得な周遊SIMがあると思うので、探していきたいです。
Threeというのがいいと聞いたんですけど、現地で買えるかなあー。(私 日本にあまり戻らないので日本のAmazonで買い物そんなに出来なくて…)

現地プリペイドSIM大好き!

自分でもおかしいなって思うんですけど、私 海外の現地SIM大好きなんですよね。
SIMは私にとって海外での行動力の源というか、象徴というか…

私が初めて現地SIMを買ったのが2010年で(ベトナムで)、その時はスマートフォンじゃなくてイーモバイル(Huawei)のD25HWっていうモバイルルータだったんですけど、自分でAPN設定してプロファイル切り替えなきゃいけなかったのでハードル高かったけど、現地でインターネットにつながることにとても感動して。
それから現地SIMにはたくさん助けられてきました。

外国でどこでもインターネットに接続できる、
現地ですぐに物事を調べられる、
Google Mapsが見れる、
UberやGrabなどの配車サービスを利用できる、
Google翻訳も使える、
所在地の履歴が残せる、
いざという時には電話もできる。
利便性やコスト削減だけでなく、女性一人旅の安全確保の一端も担ってくれていると感じます。

こういうのって向き不向きはあると思うので、設定や調べることが苦手な人もいると思うんですけど、
まず存在を知ってほしい、
海外の国でSIMを買って現地の料金でインターネットを使うことは大抵の場合そんなに難しいことでも高額なことでもないんだよって伝えたくて、海外を探検する力強いお供にしてほしくて、
SIMの記事をせっせと書いているところがあります。

ちょっとした時にGoogle画像検索で意思疎通したり、翻訳アプリで音声入力したり、そういうことがしたい時にも、Wi-Fiがないってよくあるから。せっかくテクノロジーを利用できるなら、有効活用して文化や人とよりよくつながりたい。
インターネットやGoogleやスマートフォンや、色んなものが今私たちを助けてくれていると思うんですけど、現地のSIMもその一つだと思うんです。
もちろん日本のSIMのローミング接続やレンタルWi-Fiでもいいんですけど、私は知識で節約できるリソースならその分他の経験に回したいって思う方なので。

この記事が、色んな人の海外旅行や海外生活をより良いものにする手助けになりますように。

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