wordpress.comでブログ作成は避けた方が良いと思う理由

WordPressロゴ ツール・アプリ

まだWordpressでブログをやっていない頃、英語版のブログの方をWordPressが無料でやっているブログサービスのwordpress.comに移動した事がありました。

多少の制約はあってもインストール型のWordPressときっとそんなに違わないのだろう、無料でWordPressの勉強が出来るかな…、とそんな気持ちで…。

しかし、結論から言うとwordpress.comはwordpressとは別物でした。私個人の意見としては全くおすすめできません。
その理由を説明しますね。

wordpress.comをおすすめできない理由

1. プラグインが使えない

なんと、WordPressの特長のひとつでもある、プラグインのインストールができません!これは辛い…。本家の勉強にもなりません><

プラグインとは、WordPressに追加でインストールする事で様々な機能を追加できるものです。
ネットをちょっと探すと、色々な人によるプラグインのおすすめが出てきます。

スマートフォン用画面を生成してくれるWPtouchとかが有名なのかな。

2. CSS変更やドメイン設定、リダイレクト設定などが有料プラン

デザインはいくつかのテンプレートから選べるんですけど、フォントの変更やCSSの変更は有料プランになります。HTMLはともかく、CSSいじれないなんて想像もしてませんでした…。これは辛い。はてなブログは結構いじらせてくれる方だったんだなあ…
しかも有料プランは結構高い。

  • CSS変更:年30USD
  • CSS変更含め、色々パックになったプレミアムプラン:年99USD

CSS変更するためだけに30USD払うんだったらおとなしくサーバ借りてWordPressインストールするよ。

独自ドメイン設定や301リダイレクト設定も有料オプションです。

  • 独自ドメイン設定:年13USD
  • リダイレクト設定:年13USD

このあたりは無料サービスだから仕方ないかと思うところもありますが… はてなも独自ドメイン設定はProプランだしね。

引っ越す際の王道としては『お金を払って独自ドメイン設定をして、それを持って他のブログシステムに引っ越す』という事になるんでしょうけど、私の場合英語版はSEO的にも読者的にもまだほぼゼロの状態なので、そこまでしなくていいかなあ。名刺に刷っちゃったのが残念ですけど。

3. Google Adsenseを含む広告が使えない

私の心を一番折ったのがこれ。 wordpress.comではGoogle Adsenseを含む広告が使えません。

we do not allow image ads or third-party advertising networks like Google AdSense, OpenX, Lijit, BuySellAds, and Vibrant Media.

Advertising — Support — WordPress.com

『イメージ広告やサードパーティによる広告』が使えないっていう事は、クリック広告だけじゃなくてアフィリエイトもダメそうですね。
広告収入のためだけにブログを書くわけではないけれど、いくつかあるモチベーションの1つであることは事実です。出来ないよりは出来る方がいいよね…
英語サイトで広告収入はどんな感じになるか実験してみたかった事もあり、ここで完全にwordpress.comの利用中止を決めました。

[aside type=”warning”]2018年3月追記:
月額25ユーロのBusiness Planなら広告を貼れるようです。前からだったかな、それとも変わったのかな…

If you’d like to use third-party ad networks like Google AdSense, OpenX, Lijit, BuySellAds, and Vibrant Media, those options are available on the WordPress.com Business Plan. Sites on the Premium Plan and below are limited to WordAds.

Monetize Your Site | WordPress.com Support
Generate income from your website. With options like online stores, advertising, memberships, donations, and more, WordPress.com makes it easy to monetize your ...

[/aside]

代替サービス・移行先の検討

移行先としてBloggerを検討中

現在移る先としてGoogleのBloggerを検討中です。

Blogger

以前使った時はカテゴリの設定などに不満もあったんだけど、今回挙げたwordpress.comの欠点はほぼカバーできているので移行先としていいかなと。

  • CSS追加:○
  • HTML編集:○
  • Google Adsense:○(運営による広告掲載もありません)
  • 独自ドメイン設定:○(無料!サブドメイン設定も出来るようだ)

本当はサーバを借りてWordPressをインストールするのが勉強のためにも一番いいんでしょうけども、英語のブログがどこまで機能するかまだ不安な部分もあり、とりあえずは無料サービスのBloggerを試してみます。はてなブログでまだ作れるのではてなでやってもいいかなと思ったんだけど、海外からのアクセスは国内サーバだと遅くなるとも聞いたので、そういう点でも英語版はBloggerの方がいいのかな。

独自ドメイン設定計画

この日本語のブログも含めて、将来移行もできるようにドメインも買うつもりです。ちょっとドメインのセールを狙っています…(数百円しか違わないんだけど…)

サブドメインが使えれば、

  • プロフィールページ:www.example.com
  • 日本語:jp.example.com
  • 英語:en.example.com

みたいに1つのドメインでパーソナルブログをまとめられそうだよね。ううやってみたい。(サブディレクトリのほうがSEO的には良いという記事も見たけど、レンタルのブログサービスでは無理そう…?)

こんな人はwordpress.comを使ってもいいかも…?

以上の通り、wordpress.comは私はおすすめしないのですが、以下の条件に当てはまる人はやってみてもいいのかもしれません。

  • とりあえずブログを始めてみたい
  • wordpress風の管理画面を使ってみたい
  • デザインカスタマイズをする気はない
  • ブログに広告掲載をする気は全くない(なおかつ勝手に広告を貼られるのも気にしない)

それにしても国内だったらもうちょっといいブログサービスありそうだけども。ううむ。

まあ、今回はいい勉強になりました(´・ω・`)

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