簡単と思っていた単語が全然発音できない。徹底的な発音矯正レッスン!|フィリピン・サウスピーク英語留学記 /Sponsored

有声音と無声音


こんにちは、Kumiです。
フィリピンの語学学校・サウスピークさんでの留学記の続き、今回は発音矯正レッスンについて。

初回の発音診断テストでショックを受けた私。
しかしこれは、このあと続く発音矯正レッスンの苦難の序章に過ぎなかった…
とか書くとかっこいいですけど。まあー困りました!全然正しい発音ができないんです!

▼この記事の続きです。
発音矯正レッスン・診断テストの衝撃。私が話していたのは英語ではなかった…!!|フィリピン・サウスピーク英語留学記 – Kumi-Log

この記事はフィリピン留学・語学学校サウスピーク様の『ブロガー向け・サウスピーク無料留学企画』により約1ヶ月の無料留学を提供いただき、書いています。



サウスピークの授業の種類については『サウスピークのレッスンの種類と、私のカリキュラム|フィリピン・サウスピーク英語留学記 – Kumi-Log』をごらんください。

私の発音教材

サウスピークでは日本人が学習しやすいよう、日本の書籍をメインに使います。
私が買っていったのはこの4冊。

   

ただ、私はあまりにも個々の音を直す必要があったために
フォニックス<発音>トレーニングBOOK 』と
英語耳
に集中させてもらい、

<フォニックス>できれいな英語の発音がおもしろいほど身につく本 』と
恋するブルックリン 』は
レッスンでは実際に使いませんでした。

このへんは人のこだわりによると思います。
個人的な理解では、これらの参考書は下記のような役割になっていると思っています。

私は英語を話す経験自体は積んでいたので英語の文全体の発音については一般的な日本人より多分慣れているんだけど、その文を構成している個々の音の発音がちゃんとできていない、という状態で。
なので、今回は個々の音の発音矯正を厳格にやりたかったんですよね。

(実際『 <フォニックス>できれいな英語の発音がおもしろいほど身につく本 』に進んでみたんですけど、リンキングなどの前にどうしても個々の音で引っかかるので、やっぱり『フォニックス<発音>トレーニングBOOK 』と『英語耳』をやったほうがいいね、という講師のアドバイスもあり、私に関してはそのとおりだなと納得しました。)

でも個々の音にあまりこだわると会話ができなくなるものではあるので、『英語を話せるようになりたい!』という気持ちがメインの人はそこまで厳格にせずに、もっと先へ進むんだと思う。
リンキングやチャンツなどの概念を知らず、単語を区切って発音しちゃう人(最初はどうしてもそうですよね)はやっぱり英語っぽくならないので、そこを英語っぽくするためには『 <フォニックス>できれいな英語の発音がおもしろいほど身につく本 』は絶対やった方がいいと思うし。

(生徒さんで「『フォニックス<発音>トレーニングBOOK 』と『英語耳』は実用的じゃない、『 <フォニックス>できれいな英語の発音がおもしろいほど身につく本 』をやるべき」と言っていた方がいました。それは、絶対の真理ではなくその人の課題が今リンキングやチャンツにあるからだと思います。個々の音が正確にできていないという事が課題なら、前の2冊は必須だと私は思うし、この本は実用的じゃない、みたいに人に言うのは良くないと思う。)

実際の発音矯正レッスンの様子

さて、実際の授業の様子です。
まずは『フォニックス<発音>トレーニングBOOK 』から。(『英語耳』は自習用と言われました。)

この、黄色い部分が前回発音テストで判明した私の弱点。
LやR、FやVなどの日本人定番のものの他、Vowel Pairs(ouやow)やL-Blends(cl・fl・pl・sl・bl・gl)、R-Controlled Vowels(ar・or・erなど)もマークされています。
このR-Controlled Vowels、ホント難しかった…

私の弱点の発音

▼先生にめっちゃ書き込みをされます。口の形と舌の形を書いてくれるのが嬉しい。
一音一音は練習したらできるようになるんだけど、文章になるとテンパるのよな…。

発音の本

上の写真にある『Carmen has a brand new car!』なんて、発音の正確さをそこまで気にしなければ全く難しい文章ではないのに、

「arをちゃんと発音しよう」
「nはちゃんと舌を天井につけて止めて…」
「hasのaはアメリカンエイだな」
「br、ちゃんと舌を巻いて」
「nd、dが分かるようにちゃんと止めよう」

…とか意識しだしたら、ほんと一文一文が難しくなってうまく発音できなくなります;;
漢字の書き順みたいなもので、慣れるまで繰り返し練習するしかないんだろうなあ…

授業はキュービクルと呼ばれる小部屋で行われます。EOPキャンパス(日本語禁止校)は先生ごとにキュービクルがあり生徒が訪問する形、プレミアムキャンパスは生徒ごとにキュービクルがあり先生が来てくれる形になります。

サウスピーク・キュービクル

EOPキャンパスのキュービクル。先生の好みでデコレーションされてたりします

サウスピーク・授業の様子

授業の様子。

ある講師の方は非常に熱心で、口の形と舌の形をビデオに撮らせてくれました。

 

『telephone』ってさ、めっちゃ簡単な単語だと思うじゃないですか。
テレフォンでしょ?
知らないわけないし、言えないわけもないって。

正しく言おうとすると、全然言えないんですよね!!

まずteleのl(エル)でつまずきます。
lは舌を前歯の裏に付けないと正しい音になりません。(付けないとterephoneみたいになっちゃう)

そしてphoneのo!
ここ、oじゃなくてouなんですよね。口をオー型に開けて、発音しながらオゥってすぼめないといけないんです。
いっつも単なるオーって言っちゃう…。あえてカタカナで書くと、テレフォンじゃなくてテレフォゥンなんですよね。

そしてnだから舌を口の天井につけてnを発音するという
(喉の奥で出すとngになっちゃうし、唇を閉じるとmになっちゃう)。

ほら大変!!!
自分がtelephoneなんて単純な単語の発音に苦労するなんて、ここに来るまで予想もしてなかった…。

単語の一つ一つでもこんなに苦労するのに、その集合体である文や文章をよどみなく正しい発音で言えるようになるなんて、果てしなく遠い道のりのような気がしてきます。以前は全然難しいと思ってなかったのに…

日本語の発音と英語の発音は違う。知っているようでいて、身に染みてなかった

今回のサウスピークの発音矯正レッスンを通して考えるようになった事。
それは、日本語の発音と英語の発音は全く違うのだということ。

これ、こう書くと当たり前に聞こえますよね。
別に留学まで行かなくても知ってるわい!ってね。
だけど、この一見当たり前に聞こえること、今回発音矯正をするまで身に染みてませんでした。
知っているのと身に染みるのは全然違うなって。

例えば、私は今まで英語の発音を日本語に当てはめて理解していました
ここに大きな落とし穴があります。
この事自体、今回の留学まで自覚がなくて、今回気づけてよかった点なんだけど。
(カタカナ発音という話ともまた違います。いくらなんでも海外に5年いて、フィリピンでも働いていてさすがにカタカナ発音ではない…。子音だけの発音とかtrの発音とか出来るし、リンキングやイントネーションも、もちろん完璧ではないけど、日本人ぽい感じからちょっと離れてるようには出来てるとは思う)

例えば『ザ』と聞こえる音。今までの私は、『ザ』と聞こえる音には『z』と『th』(theとか)がある、と考えていました。
それって日本語の音ファーストという事です。日本語の音が理解として先にある。そこからzとthを言い分けようとしていたんです。これじゃダメなんですね。
zとthは音が似ているかもしれないけど、英語では全く違う音として存在しているんです。そこから口で、体で覚え直さないといけない。

日本語基準で考えると五十音、母音5音×子音10音の組み合わせの中から聞き分けようとしてしまいます。だから『ラという音にはLとRがある』って考えてしまうんです。
そうではなくて、英語の音の作りで考えなくちゃいけないんだ、って。

そう思うようになったきっかけは、ある講師の教室に貼ってあったこの表。

有声音と無声音

例えばこの表、理解のために自分で作ったんですけど。(他にもthとかshとかあるんだけど、発音記号がタイプ出来ないので割愛してます)

unvoiced
無声音
voiced
有声音
止める
 p b m
 t d n
 f v  
s z  
k g  

(追記)手書きのがあったので追加。nasalというのは鼻にかかる、鼻声のという意味ですね。

発音の表

同じ行のものは、口や舌の動きが同じで、無声音(息だけの発音)か有声音(振動させる)かの違いで子音が変わってきます。

こういうグルーピングの概念、50音の中で把握しようとしてたらたどり着かなかった。
例えばpaとbaの口と舌が同じ形で無声か有声かで変わる、なんて発想、ありませんでした。むしろbとvを混ぜてしまったりして。
だけど、英語の発音をしようとすると、pとbは同じ口の形で、息だけか振動させるか、というところで分かれてくる。そして自分は今日本語の知識の中で混ぜちゃっているけど、英語ではbとvは全く違う音なんだ、むしろvはfと近いんだ、ということが、口の形から分かってくる。

母音も、日本語のアイウエオの母音と音は似てるけど、違うものなんですよね…
一度日本語の話し方を忘れて一からやらないと、身に付かない気がしてきました。ううー。

もうひとつ、日本語発音と英語発音でぜんぜん違うなと思った事をメモしたものが見つかったので追加。

日本語発音と英語発音の違い

これは『one』という単語の発音が、如何に日本語フィルターを通すと変わってしまうかというのを講師に説明したんです。nは英語だと舌を口の天井、前歯の根元あたりにつけて鼻に通すんですけど、日本語発音脳だと喉の奥で出したり(ng)口を閉じて出したり(m)しちゃうんですね。aの発音も英語と違います。(sevenも、日本語発音脳だと“sebum”と発音しちゃうんですよね。意識せずに実際に言ってみてください。)

もうとにかく、意識して筋トレのように口と舌を英語の発音方法に寄せないと日本語の音の発音に寄ってしまうんですね。これが、外国語の発音を学ぶということなんだなあ、と…
今回サウスピークで、『フォニックス<発音>トレーニングBOOK 』と『英語耳』をフィリピン人講師に一対一でみっちり教えてもらって、ようやく理解してきた気がします。

こういうふうに意識をしても、習慣というのは恐ろしいもので、会話の中だと日本語基準の音でとっさに混ぜてしまうんですよね…。
例えばthを練習してたら、seaも『thea』みたいに発音しちゃってたりとか。thサウンドを日本語基準で『シー』としてまとめてしまっているんですね。脳の中がまだ混乱しているんだろうなあ…。
『今のラはLかRか?』なーんて考えること自体が、脳の中に日本語発音の回路しかないという証明なんですね。大人になるまで日本語だけで育ってきたので仕方のないことなんですけど。

もちろんこれは日本人だけにある問題ではなくて、外国語を学ぶ時にどの言語圏でも出てくるMTI(mother tongue interference)というものらしいです。自分の母国語の近い音で置き換えてしまうんですね。

訛りと言ってもいいと思うんですが、訛りは日本人だけじゃなくて色んな国の人が(ネイティブスピーカーでさえも)全員持っているものだし、正直、第二言語同士でやり取りするならここまで厳格に発音を矯正しなくてもいいのかなと思うところもあります。
ここは人によって考え方がかなり変わってくる部分だと思う。状況と目的と価値観によって変わるので、正解というのはないのかなと。
私は、自分にとって英語は言語としてはかなり使うことの多いツールで、私の発音が伝わりづらいなと感じることも結構あるので、一度ちゃんとやっておくのもいいな、という考えです。

発音矯正は長い道のりである

今回1ヶ月、かなりの時間をかけてサウスピークで発音矯正の授業を受けたわけなんですけども。
私は、自分の発音はまだまだ直っていないと思っています。
(サウスピークにして頂いたインタビュー記事の中でも、最初は『1ヶ月で発音を克服〜』みたいなニュアンスになっていましたが、克服はまだしていないのでそこは現実に即した形になるよう修正してもらいました。→ 海外デジタルノマド生活4年目のブロガーKumiさんが、とにかく”発音矯正”に特化した4週間のフィリピン留学

これは謙遜や卑下やネガティブな見方などではなくて、母国語以外の言語の発音を身につけるにあたって、1ヶ月やそこらで矯正できるほど語学は甘くはないという事なんだなと自分では考えています。

ただ、前と違うのは、『自分が間違っているということが分かる』ようになってきた事。
これ、改善のためにはすごい大事だと思うんです。

例えば以前は『ン』は全部同じ音に聞こえていたし、nもngも日本語の『ン』のやり方で発音していた。
でも今は、日本語で『ン』に聞こえる音でも、英語では『m』『n』『ng』と全部違うということを“少なくとも知っている”し、練習すれば咄嗟に文の中で言えるようになって、言えるようになれば聞き分けられるようになる、と信じています。ただそれを全部の英語発音で、文の中で出来るようになるには、1ヶ月はあまりにも短すぎる、という事。

なので、まだまだ発音矯正の道のりは長いですが、いうなればそれは『長時間疲れずに、上手に正確に車を運転できるようになる』ようなもので。今回は『運転ルールや車の操作方法・運転の際のテクニックを自動車教習所で学んだ』、ということなんだと思います。
自動車教習所を出たらすぐに『長時間疲れずに、上手に正確に車を運転できるようになる』か?といったら、多くの人にとってはもちろんNoですよね。

今までは日本語の音フィルターが脳にまずあったけど、今回英語の音フィルターを学べたことで、色んな単語が以前とは違うように感じられてきました(だいたい難しいけど…)。
道を歩いている中で目に入ってきた単語を、サウスピークで学んだ発音の方法で口ずさむという事をやっています。(おかげでだいぶnは普通に言えるようになってきました。逆に今まで日本語でng発音してた音もnで発音するように…)

まだまだ先は長いけど、今回発音矯正レッスンを受けてホントに良かったです!
全然他の本終わってないし、また1ヶ月とか2ヶ月、集中的にやりたいなあ。

次回は、サウスピークの発音以外の他の授業をご紹介しますね!

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