こんにちは、くみです。
書評ってあまり得意じゃないんだけど(『評』というのも偉そうだし)、
ライフハック界隈で有名な堀正岳さんが出版された『ライフハック大全』で最近ライフハック熱がまた高まっているので、
ご紹介がてら書いてみようと思います。

私は定価で買いましたが、興味のある方はこの機会にぜひ…
ぐぬぬ…Amazonめ…😢
12月6日午前2時半現在、👑 Kindle本Amazonランキング1位👑 です!すごい!!
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『ライフハック大全』とは
『ライフハック大全』とは、
「人生を変える小さな習慣」をテーマとした有名ライフハックブログ・Lifehacking.jpを運営されている堀正岳さん(@mehori)が、ブログ上などで追求されてきた『ライフハック』を時代を経ても使っていけるよう”古典化”を目指した集大成となっています。
古くならないことは、ずっと新しいこと
(中略)おそらくはこれから5年たっても代替方法があると予想できる基本をなるべくなぞるようにしています。
私の目的は、ライフハックの古典化です。
そもそもライフハックとは?
『ライフハック』とはそもそも何のことだろう?
Lifehacking.jpでは以下のように説明されています。
言葉としては、2004年の年末に行われたオライリーのカンファレンスでダニー・オブライエン氏が発表した「ライフハック:生産性の高いアルファギークたちの習慣」という講演が元となっています。
生産性の高いプログラマーたちは10倍も100倍も才能や技術をもっているのではなく、日常に近道を生み出す、他人に教えるのが恥ずかしいほど簡単なスクリプトや習慣を心がけているというのがダニーの講演の内容で、それを「ライフ(人生・生活)」を「ハックする(鮮やかに解決する、というほどの意味)」と表現したのがライフハック(Lifehacks)だったわけです。。
君に武器をあげよう。新刊「ライフハック大全:人生と仕事を変える小さな習慣250」11月16日に発売 | Lifehacking.jp
元々はプログラマー周りで使われていた、日常の中で小さなハック(小技、工夫)を繰り返すことで大きい成果を出すことなんですね。
えいやっと大きな変化や努力で自分を変えるのではなく、日常の小さなことで人生を変えていく。
大前研一さんの言葉として有名な『人間が変わる方法は3つしかない。1つ目は時間配分を変えること。2つ目は住む場所を変えること。3つ目は付き合う人を変えること。
』を思い出します。
私とライフハック
私が『ライフハック』という言葉を初めて聞いたのはいつだろうか?
もしかしたら10年以上前…札幌にいたときかもしれませんが、その言葉が私のなかに息吹いたのは東京に来てから、2007年以降だと記憶しています。
当時は、東京で本の著者に直接会えたり、Twitterのオフ会で憧れだった方たちに直接会えたりして、『東京すごい!インターネット楽しい!』となっていた頃でした。
(堀さんもその一人なのですが、未熟な私は堀さんのアイコンしか脳裏になく、オフ会で声をかけて頂くという光栄な出来事があったにも関わらず『…?』となってしまったのでした。はぁー思い出すと今でも恥ずかしくて叫びたくなります。わああ…)
『ライフハック』は、少しの工夫で日常が効率的になっていくような気がして、折しもiPhoneを始めとしたガジェットの進化にも伴い、まるでモビルスーツに乗り込んだかのように自分の能力を拡張できるような気持ちになり、すごくワクワクしたのを覚えています。
(今はスマートフォンがあるのが当たり前だもんな〜)
5年以上前、初めてのスマートフォンとしてiPhoneを手に入れた時(その前のW-ZERO3 [es]もスマートフォンに入るのかもしれないけど)、色んなアプリを入れて生活改善や仕事の効率向上を図ったことがありました。例えばStreaksとかRemember The MilkとかPomodoro Timerとか。(Streaksは堀さんのブログで知ったと思う)
ライフハックは別にデジタルなツールを使うと決まっているわけではないけれど、ちょうどインターネットとデバイスがの発達が著しい時期で元々デジタルツール好きだった私は、ライクハック×デジタルツールにハマっていったのでした。
『ライフハック大全』私が気になった箇所
『ライフハック大全』は9つのセクションから成り立っています。
SECTION0 始めよう「人生を変える7つのライフハック」
SECTION1 時間管理「時間は増やせる」
SECTION2 タスク管理「小さな勝利を積み重ねる」
SECTION3 集中力・ストレス対策「やる気も仕組み化」
SECTION4 読書・情報収集・学習「情報は減らして管理する」
SECTION5 発想・アウトプット・思考「自分だけのアイデアがある」
SECTION6 コミュニケーション&チーム「味方は増やせる」
SECTION7 日常生活・旅行「ちょっとした快適さを」
SECTION8 習慣化・やめない技術「人生を変える小さな習慣」
読書前、家を持たずに放浪生活をしている私としてはきっとSECTION7に現在役に立つことが色々とあるのではないか?と思っていましたが、読書後のメモを見返すと意外と『SECTION3 集中力・ストレス対策「やる気も仕組み化」』や『SECTION6 コミュニケーション&チーム「味方は増やせる」』が多かったです。
また、私は基本的にツール好きなので、ツールを紹介しているところはやはりメモが多くなりますね。
とにかく250も取り入れられるハックがあるので(これでもかなり絞ったのだろうと思いますが)、自分の今の生活に取り入れられるものは人によってかなり違うんじゃないかと思います。
なので実際に読んでみるのが一番で、私の話がどこまで参考になるかは分からないのですが…
すぐに取り組もうと思ったのは、
- 時間の使い方を変える
- 10-3-2-1 ルール(就寝時間を基準にしたカフェイン摂取などのルール)
でしょうか。
他にも水を飲むとか通知を切るとか細々と…
ハンロンの剃刀も、なかなか出来てないのだけど、今の自分には必要な考え方かも…。
また、今作りたいと思っているアプリがあるのですが、ハックの一つと考えが近いなと思ったので、なんとか形にできればなーと思っています。(どんなものかは作るまでのお楽しみということで…、作りきれるかちょっと自信がないですが)
『ライフハック大全』を読んだあと私がインストールしたアプリ
ライフログ(生活をデジタルデータとして記録すること)系が元々好きではあったんですけど、『時間の使い方を変える』実践をしようと思って、久し振りに使ってなかったアプリを使うことにしたり、新しく探してインストールしたり島した。
これらは『ライフハック大全』で紹介されているものもあれば、紹介されていないものもあります。
Rescue Time
どんなアプリやページを見ているかのログを取ることで、自分の生産性を可視化するサービス。
デスクトップアプリとしては知っていたのですが、Android版もあるとは知りませんでした。
スマートフォンの使い方を可視化したかったのでインストール。
ただ後述のSmarter Timeの方が使っていて楽しかったので、あまり見てないかも…
Smarter Time
以前時間の使い方のログを取るアプリを使っていたんですけど、それは全部手動で取っていたんですね。手動だと辛いのでRescue Timeみたいに、ある程度(例えばスマートフォンでどのアプリを起動して見ているかとか)は自動で取ってくれるやつがないかなと探していて。
例えばGoogle Calendarに色分けしてマッピングするとかでもいいんですけど、それだと時間の集計ができないので、集計もしてくれるやつ…と考えるとやはりスマートフォンのアプリかなと思って。
今のところ、Smarter Timeに落ち着いています。
(iPhone版は今のところなさそうです)
これはスマートフォンのアプリや位置情報から、どんな活動をしているかをある程度自動的に記録してくれます。
位置情報を絡められるのが特に便利。ほぼ自動に取ってくれるので、習慣化の手間があまりかからないのが嬉しいです。(ある程度手動で修正しないといけないけど)
Toggl
Togglはプロジェクトやクライアントごとに作業時間を記録できるストップウォッチのようなサービスで、ブラウザでも動かせますし、パソコンにインストールも出来るしiPhoneやAndroidでも使えます。
Toggl – Time Tracker & Employee Timesheet Software
前述のSmarter Timeは無料版はパソコンを使っている間は同じ区切りにしかならないので、これでさらに作業している内容の効率を見る感じです。手動なので習慣化するまでちょっと大変だけど。
その他 こまごまと…
その他にも生活改善のために、食事を写真でメモしておくアプリ(See How You Eat)も入れてみたり。
飲んだ水の量を記録するアプリ(Water Drink Reminder)や瞑想タイマー(Insight Timer)も久し振りに入れ直しました。Insight Timer、久し振りに入れたら不必要なコミュニティ機能がついていてびっくりした。
あと好ましい習慣を身に着ける『Fabulous』とか。
Todoistも試してみたけど、私はToodledoの方が好きかな…?
最後に
ブログっぽい『最後に』段落久しぶりに作ったな(笑)
私はデジタルツールが好きなのでどうしてもこっち寄りになってしまうのですが、ライフハックはデジタルツールだけではない。
デジタルツールはあくまで手助けしてくれるツールであって、真髄は何をハックするか、自分の人生をどう楽にするかというところなのかな。たまたま私の課題が毎日の時間の使い方の効率化なので、いま目に留まるものがそちらに寄ってますけど…
何度も読み直すと、その時その時に自分の課題に合ったハックが心に留まるかもしれません。
ライフハックと『ライフハック大全』は、そうやって自分の人生の舳先を少しずつ向いたい方向に調整していくための頼もしい道具になってくれるのだと思います。

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