[高雄・宿]共有スペースに込められたオーナーの想い・TripGG Hostel(後編)

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こんにちは、くみ@台南です。

前回に引き続き高雄のゲストハウス・TripGG Hostelさん、今回はオーナーにお時間を頂いて色々お話を聞いてきました!

前回:

※ インタビューは英語で行っています



スタッフのTinaさんに質問

最初はオーナーが今日来るかわからないという事で、スタッフのTinaさんに色々と質問をしました。

▼快く答えてくれたTinaさん

高雄・TripGG Hostel

ここは新しくて綺麗な感じがしますけど、いつオープンしたんですか?

Tinaさん 去年の8月から営業しています。

まだ新しいゲストハウスなんですね。
お客さんはどこの国の人が多いんですか?

Tinaさん 台湾人が半分ですが、あとは中国や日本、韓国…、シンガポールや香港、マカオの方も多いです。西洋の方は10%くらいですね。

東アジア、色んな所から来ているんだなあ。
MRTの真ん前とずいぶん良い立地ですけど、以前は他のゲストハウスだったんでしょうか。

Tinaさん いえ、オーナーがここを改装する前は8年間も使われてなかったそうですよ。

えーっ、もったいない!!なんでや・・・。

壁や扉など、フロアの中は全部今のオーナーが作ったのだそう。居抜きじゃないんだ。

▼入口すぐ右手にフロント、その奥に共有スペースが見えます。

高雄・Trip GG Hostel

▼クリスマスの飾り付け、かわいい

高雄・Trip GG Hostel

オーナーの素性?等についても聞いてみたのですが、やはり個人情報なのでTinaさんが答えるのには限界があり…
と、そこにオーナーが現れたので、お仕事の一段落を待ってお話を聞かせていただきました!

オーナー・陳さんのお話

▼オーナーの陳(Chen)さん。台中出身で、まだ30代前半との事

TripGG オーナーの陳さん

ゲストハウスを始めたきっかけ

30代前半とまだお若い陳さん。実は普段は別の企業に勤めており、これは副業なのだそう。(会社の許可は取っているそうで、台湾では珍しい事ではないそうです)
精力的だな〜!

 陳さんはどうしてゲストハウスを始めようと思ったんですか?

陳さん 7年前にオーストラリアでhard workingをしていたんですが、疲れたので…

おっハードワーク燃え尽き系…シンパシー…
まあ私は何かに投資できるようなお金は残らなかったですけど…!日本のハードワークは残業代0…

台北の方にも投資をしているゲストハウスはあるそうなんですけど、オーナーとしてレイアウトや設計などに自分の意思が入ったゲストハウスはこれが初めてなのだそうです。

なぜゲストハウスというビジネスを選んだんですか?

陳さん 色んな国に行ける、という人はまだ多くありません。なので、色んな国の人と知り合える『場』を作りたかったんです。

 

おっ…これはなんだか…いい話が聞けそうな予感…!

何よりも共有スペースが大事、人が出会う場を作りたい

陳さんは、このゲストハウスで一番こだわったのは『共有スペース』です、と明言します。

陳さん ゲスト同士でコミュニケーションが取りやすいよう、共有スペースをとにかく大きく取って、人が集まりやすいようにしました。また快適な場所にするようこだわっています。共有スペースはとても大事です!

陳さん また、スタッフには仕事の手が空いたらゲストに話しかけて、ゲストとゲストの架け橋になるようにと言っています。

そんな教育をしてるんですね〜。だからここのスタッフはfriendlyでhelpfulなんだ。

陳さん この共有スペースでゲスト同士が知り合って高雄や墾丁の観光に行ったり、時にはスタッフも一緒に行ったりする事もあるんですよ。

そうなんですか!楽しそう… 一人旅で、夜市に一緒に行ったりする相手を旅先ではなかなか見つけられないと悩む日本人の方も見たことあるので…すごくいい事だと思います!
 

陳さん このゲストハウスには個室もありますけど、できれば共有スペースで他のゲストと楽しい時間を持ってほしいと思っています。だから個室にはテレビをあえて置きませんでした。やる事ないから退屈して出てくるかなって(笑)

な、なるほど〜(笑)

陳さん 誰とも話したくない、という人はうちのゲストハウスには向いていないかもしれないですね。そういう人はホテルの方が快適かもしれません。

でも海外で他の国の人や、自分の国の人でも新しく人と知り合うって、旅の醍醐味ですもんね。多くの人にその楽しみを知ってほしいって私も思いますし、それがこういう形で場になっているのは素晴らしいです!I agree!

他にもゲストとゲストの架け橋になるため、スタッフ主導で定期的にパーティ等も計画しているそう。私が最初に行った時もクリスマスパーティをやっていました。
そういうパーティがあれば、他のゲストとも会話のきっかけを持ちやすいし、思い出にもなるし良いですよね。

このゲストハウスに初めて入った時、なんて暖かい雰囲気の共有スペースなんだろう、と確かに感じたんですよね。オーナーが共有スペースは大事と語るのを聞いて、良いものは背後に作った人の想いがあるんだなって、改めて想いました。

高雄・TripGG Hostel 共有スペース

作るときに参考にしたゲストハウスは?

日本の友達から質問を預かってきているんですけど…作るときに参考にしたゲストハウスってあります?台湾のでも、他の国のでも。

陳さん 良い質問ですね。実際、自分がオーストラリアでゲストハウスに泊まった経験を元にしています。と言っても、いいところを見習ったんじゃなくて…

陳さん オーストラリアでたくさんゲストハウスに泊まったんですけど、あまり良いところが当時なくて…例えば、プライバシーを確保するために自分たちでシーツを張ってカーテンの代わりにしたりしていたんですよ。だからドミトリーには絶対カーテンを付けたくて。

なるほど、反面教師なんだ。ゲストとしての視点で、自分がほしいと思ったものを取り入れているんですね。

陳さん 他にも、アメリカではYHA(ユースホステル)という大きなグループのホステルに泊まったりしたんですが…そこも、共有スペースはあるんですが、全然快適じゃなくて(not comfortable)。だから自分が作るゲストハウスはとにかく共有スペースを快適にしたかったんです。

な、なるほど〜、そこでためた不満が反映されて、ここはこんなに居心地良くなったんですね…

陳さん とにかく、自分が経験したあまり良くないホステルより、もっと良いものにしたくて(make it better)。


どうして高雄を選んだか・高雄の見どころ

そういえば、このゲストハウスを作る前は台北のゲストハウスに投資したんですよね。なぜ高雄を選んだんですか?

陳さん 一つは、自分の通った大学が高雄でここに住んでいたので土地勘があることと、あとはやはり第二の都市ですし、その割に賃料も安いですし。また交通の便も大事だと思っているのですが、MRTがあって便利なので。

なるほど。国際空港もあるから外国人も来やすいですしね。

高雄の見どころってどこだと思いますか?

陳さん そうですね、…色々ありますよー。

ゲストマップで無料配布している地図を元に、それだけで記事が一つ書けるくらい紹介してもらいました(笑)

ご飯は台南の方がおいしいって台湾の人に言われたんですけど、どう思います?(笑)

陳さん うーん、そんなことないんじゃないかな?ただ高雄は都市なのでおいしいところが点在しているけど、台南はコンパクトな街なので、飲食店を見つけやすいというのはあるかもしれないですね。

 

確かに台南は小さかったもんなあ。

以下、オーナーが教えてくれた高雄の観光名所です。

  • 駁二芸術特区
    とにかく良いそう。とにかく行ってみて!との事なので、今度行ってみます。
  • 打狗英国領事館
    イギリスによって約150年前に建てられた歴史的建造物。自由に入ることが出来て、コーヒーショップもあってくつろげるそう。西側の港の近くにあるので夕日が美しく見える場所でもあるそうです。
  • 旗津海岸
    西側にある海岸。島のようになっていてフェリーで渡ります。シーフードが美味しいそう。やはり夕日ポイント。打狗英国領事館や旗津海岸のあたりは船が見えるのも楽しいそう。
  • 高雄展覧館
    高雄図書館の近く。図書館もとても綺麗なので併せて訪れてみてほしいそう。ノマドワーク出来るかしら… 図書館の8階からやはり夕日が綺麗に見えるそうです。
  • 新堀江商圏
    中央公園の近くで、若者の街なのだそう。台北の西門みたいなものなのだそうです。小さなお店が集まっていて、食べ物もここにしかない変わったお店があるそうです。決して伝統的な食べ物ではないとのこと。高雄二回目以降なら行ってみてもいいかも…?
  • 85ビル
    高雄で一番高いビル。展望台は150か200元くらいとの事。お安い。
  • Love River(高雄愛河)
    周辺にたくさんのバーがあるそう。大人の夜の過ごし方!
  • 寿山恋人展望台
    Niceなんだけど行くのが大変とのこと。自転車で行くと非常に疲れるらしい。山だしね…

TripGGオリジナルの地図は日本語バージョンもあるので、突き合わせて見てみてください!私も行ったことないところばかりなので、次に高雄を訪れた時は行ってみようと思います。打狗英国領事館と図書館が気になる。

これからの計画

 これからの計画ってありますか?

陳さん このゲストハウスを去年8月にオープンしたばかりなので、まだ時期などは具体的には決まっていないんですけど…もう一つ作りたいなとは思っているんです。都会に作るか、地方(countryside)に作るか迷っていて。

 地方!という事は、台湾人がメインターゲットなんですか?

陳さん That’s the problem.(それが問題なんです)外国人の方には、なかなか地方に行くことは難しいですよね。情報がなくて。

そうですよね。日本人のほとんどは台北で観光を終えるとも聞いた事がありますし…やはり地元に知り合いがいないと、そういうところがあるって知ることも出来ないというか。

陳さん そこで都市部のゲストハウスとの連携を考えているんです。それが複数運営の強みだと思います。高雄からゲストを地方にご案内する、みたいな…

ああ、なるほど!そこでさっきの、スタッフが親身になって観光の案内やゲストとゲストの橋渡しをしている、という話にもつながってくるんですね。

陳さん はい、ここに泊まることで、台湾の地方も楽しんでもらえたら… 地方のゲストハウスはキャンプエリアでテント形式の宿なんかも良いなって考えているんですよ。

 それは面白そうですね…!!

TripGG自体まだ8月にオープンしたばかりのゲストハウスなのでまだ構想のみという事なんですが、確かに面白そうです。

私は滞在を長く取れるので今回台湾の色々なところに行ってみていますが、日数が限られる旅行であればその中で地方の情報を得て訪れる…という事は難しいですよね。
大きな都市のゲストハウスに地方へのパスがあるなら、ゲストにとっても台湾のローカルな体験ができてとても面白そう。

最後に

陳さんの話を聞いて感じたのは、単に泊まるという機能だけを提供するのではなく、 他のゲストとつながることだったり、地方への紹介をすることだったりという、ゲストに経験を提供しようとしている、という姿勢でした。それは自分がかつて旅行者だった視点から来ているのかもしれません。

私もこうやって旅ぐらしを続けていて、今私にとって一番価値があると感じるのは経験だなと考えるようになりました。特にローカルの友達からは、日本語の情報ではなかなか得られないような経験をいつもさせてもらっていて、本当にありがたいです。

普段の生活ではなかなか得られない貴重(precious)な経験を、旅の中で多くの人が得られたら素敵なことだなって思いますし、それが非日常である旅の醍醐味だし、このゲストハウスはそれを助けるという理念を持って設計されているんですね。素敵だなあ 🙂

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「Kumiさんの記事を見て来ました」と言ってくれたら… 特に特典とかそんな話はしなかったのですが…『効果があるんだ!』という事で他のライターさんやブロガーさんが優待されやすくなるかもしれないですw
英語で「I saw Kumi’s blog, and I come to this guesthouse」と言って頂ければ!w

Special Thanks
目の前でタイ料理やさんへの鮮やかなインタビューを見せて頂き、インスピレーションをくださった激旨!タイ食堂 さん
バンコクの激旨ローカルごはんが満載のブログ『激旨!タイ食堂』さんとごはん食べに行きました – Kumi-log 




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