こんにちは、くみです。
温泉がたくさんある台湾。
花蓮県瑞穂には瑞穂温泉と花蓮温泉の2つの温泉があり、歩いて行けるほど近いのに泉質が異なるそうです。
私は今回どちらも行ってきたんですけど、今回は花蓮温泉についてご紹介しますね。
日本統治時代からある温泉で警察の保養所が設けられていたそうで、日本の古い雰囲気をどことなく感じる温泉でした。
※ この記事は2015年12月30日についての記事です
紅葉温泉とは
花蓮県瑞穂・紅葉温泉は花蓮県・瑞穂にある弱アルカリ性の炭酸水素ナトリウム泉です。お湯の色は透明で無臭です。(※ 瑞穂温泉の泉質と間違えて書いていたので修正しました)
日本統治時代からの温泉で、いつ出来たのかは分からなかったのですが、1919年にはすでにあったようです。
ちなみに紅葉温泉という名前の温泉はWikipediaによると台湾に3つ存在するらしい。
紅葉温泉の場所
花蓮県・瑞穂駅について
まず最寄りの花蓮県・瑞穂駅について説明しますね。
瑞穂駅は台湾の東側、花蓮駅と台東駅の中間くらいにあります。新幹線が通っていないエリアなので、台鉄で行くことになります。
瑞穂は『Ruisui(ルイスイ)』と読みますが、日本語読みの『みずほ』でも結構伝わります。
瑞穂郷のWikipediaに、
水尾から和風地名・瑞穂(みずほ)と改称した。なお、台湾語や客家語では旧称が現在でも使用されている。
と書いてあって、これが事実なら現地の言葉でも今でも『みずほ』という発音をするという事なんですね。道理で伝わるはずです。何だか複雑な歴史の一部を垣間見た思いです。
紅葉温泉の場所と行き方
紅葉温泉は駅から6km離れた場所にあり、タクシーを使うことになると思います。
(私は友人の車で行きました)
歩くと2時間くらい。まだ明るいうちなら、自然を楽しみながら歩くのもありかも。
私は気づかなかったのですが、かなり時間は限られるとのことですが駅からバスも出ているようです。1日4本。瑞穂駅でチェックしてみてください。
紅葉温泉の様子
温泉は、
- 水着で入る混浴の露天風呂
- 貸し切りの室内風呂
- 男女別の内風呂
の三種類ります。
フロントで一度お金を払う形式なので、お金を払ったら全部使えるのかな…?
この時私は水着を持っていなかったので、泣く泣く貸し切りの室内風呂にしました。貸し切り風呂があっただけラッキーなんだけど。露天風呂に入りたい人は水着を持っていこう!
内風呂は平日は閉まっているようだ。
貸し切り室内風呂の様子
こんな感じで部屋がたくさん並んでいます。
部屋の中には温泉が出る蛇口と水が出る蛇口、バスタブ、プラスチックの桶とシンプル。この中で服を脱ぎます。(確かかけるところはあったような)
タイルのバスタブがレトロでかわいい。
気持ちいいですなあー
時間は一人で入ると20分と決められていましたが、どの程度厳密に計っているのかちょっと分からない感じでした。
混浴露天風呂の様子
水着を持っていれば混浴露天風呂に入ることもできます。
次回は私も…
温度別に分かれているみたいです。
昼間の様子。昼もいいですね。気持ちよさそう。
館内の様子
レトロな感じがたまりません。
内風呂。基本的に週末しかやっていないのかな?この日は入れませんでした。
外には部屋の入口らしきドアも。泊まる事もできるようです。
紅葉温泉の入泉料
私が行った時は150元(約530円)でした。春節は200元になるようです。
あの露天風呂と、貸切風呂が使えて150元なら安い気がします。
ちょっと行くのは大変かもしれないですけど、雰囲気も素敵ですし、温泉好きの方はぜひ行ってみてください。
瑞穂駅周辺は、ここ紅葉温泉と瑞穂温泉・瑞穂牧場が観光スポットなのかな。