こんにちは、Kumiです。
2022年6月にインドの西側、ムンバイの方に行ってたんですけど、その近くのナーシク(Nashik)という町にワイナリーやヴィンヤード(ぶどう園)が色々あると聞いて足を伸ばしてみました。
なぜ自分がインドでワイナリーめぐりをしているのかよく分からないが、よい #ワーケーション である pic.twitter.com/6jkpbHh1Yh
— Kumi (@kum_i) June 14, 2022
インドワインを初めて飲んだのはデリーでだったんですけど、おいしいしお値段もお手頃だしで、私は好きだったんですよね。だから生産地を直接訪ねることができる、しかも泊まれると聞いて、これはいい機会だなと。ワイナリー宿泊って、なんかいいじゃないですか。
ワインの産地で有名なインド・ナーシク(Nashik)
ナーシクはインドのワイナリーを代表するSula Vineyardsを始め、いくつかのヴィンヤード(ぶどう園)やワイナリーがあることで有名な町です。インド・マハーラーシュトラ州北西部の都市でデカン高原上に位置しています。
ナーシクのWikipedia (en)によると2013年にはインド全土のワイナリー46軒のうち、ナシックに22軒のワイナリーがあり、Sulaがナシーク最大とのこと。(今回Sulaにも泊まってきました!)
ちなみにガイドブック、Lonely Planetならナーシク(Nashik)も載っており、Kindle Unlimitedで読むことができます。日本のガイドブックには載っているんだろうか?
日本のガイドブックと比べると、Lonely Planetはインドに限らずどの国もかなり小さな町まで載せているなぁと感じます。有名な観光地じゃない、あまり知られていなかったりする場所に行く時にお勧め。町の中心部がどこか分かるのが助かる。
(日本のガイドブックは写真や演出満載で編集力がすごいなと思う、守備範囲が違う感じ…)
⇒ Kindle Unlimited登録はこちらからどうぞ
行き方は記事の最後に記載しました。
街の雰囲気
ナーシクでまず感じたのは、『ここ治安がいいのでは?』ということでした。
インドっておそらく州や街によって雰囲気が全く違うと思うんですけど。
ナーシクの雰囲気、私がパナジやコートフォーチンでも感じたような、うまく言えないけど…平和というか、日本人が想像するインドって感じではないというか…(日本人が想像する典型的なインドってニューデリーやバラナシかなって)
道もゴミが全然落ちてなくてきれいだったし、牛もいなかった気がする。
プネーも治安がいいような空気感があったし、このあたりはそういう感じなのだろうか?あくまで肌感覚でしかないのですが…
もちろん日が落ちてからは一人で出歩かないとか、スマートフォンや値段の高そうなものは見せびらかさないとか、移動は履歴が残るものを使うとか、そういった基本的な用心はどこでも必要なのですが。
ナーシクに早朝到着して道を歩いていたら、チャイ屋さんに近所の人達が集まっているようなところがあって。呼び止められて立ち寄ったところ、なんとチャイとお菓子を奢ってもらってしまった…😭 いきなりのほっこりエピソード…


また、バスターミナルで知り合ったインド人グループにヴィンヤードでも会って、ご飯を奢ってもらっちゃいました。彼らの一部は車でナーシクに旅行に来ており(バスターミナルには友達を迎えに来たのかな?)、ヴィンヤードにも宿泊していて、ちょっと裕福そうな感じだった。

ナーシクに限らず、私 個人的にインドで人にすごく良くしてもらっている経験ばかりで。日本語でかわされるインドの経験とちょっと違うので戸惑います。こういうのは運とかだと思うんだけど…
ナーシクのヴィンヤード(ぶどう園)・ワイナリー
さてそれでは本題、ナーシクのヴィンヤードについて紹介します。
私の調べた限りでは、ヴィンヤードやワイナリーは街の西側郊外、貯水池(Gangapur Baandh Sagar)の方にありました。
宿泊施設がついてるところとついてないところがあります。私はSula VineyardsとSoma Vine Villageに泊まりました。
Sula Vineyards(スーラ)
知名度で言えばインドワインで一番なのでは?インドに少し居た事のある方ならスーラ・ワインの太陽のマークは見たことがあるんじゃないでしょうか。

私はTree Houseという部屋タイプに泊まりました。Vineyard ViewだったかGarden Viewだったか忘れちゃった…
公式サイトです↓
- Tree House Vineyard view – Best Resorts Near Mumbai | The Source
- Tree House Garden View – Resorts Near Mumbai | The Source
公式サイトは登録しておくとプロモーションメールがちょくちょく送られてくるので、興味のある人はどうぞ。
これがTree Houseです。


ベッドがやたら雰囲気あるので、カップルにおすすめかもしれない。一人旅だとちょっと過剰かもw

ベランダからはぶどう園が見えます。

部屋についてきたワインで乾杯

ごきげん

ぶどう園と

ミニバーがあります。上にあるワインは無料でもらえて、ミニバーに入っているワインは買うシステム。

バスルームもかわいい感じである。

夕陽が美しい

お部屋はすごく良かったんだけど…
スタッフの人が若干しつこくて、部屋に居座って目の前でTripAdvisorとかのレビューを書かせようとしてきたのが残念でした。女一人だと、男性に部屋の中に居座られるとザワザワするんだよな。ちょっと気をつけてください。
こういうのって属人的とはいえすごく印象悪くなるよね。お客のためにもリゾートのためにもクレーム入れればよかったかな。
朝ご飯も良かった、しかし私にはちょっと豪華すぎたかな。


ここは一泊 12087.20 INRで、オンラインでうまく決済ができなくて直接カウンターで払った覚えがあります。インド発行のカードじゃないと通らないのだろうか?(当時どうしてBooking.comとかで予約しなかったのか、理由があったはずだけどちょっと忘れてしまった…)
そういうのも含めて、ハードはいいのに若干の残念感。いいお値段するから期待しすぎてしまうのかもしれない。
Soma Vine Village(ソーマ)
Soma、ナーシクに行くまで聞いたことがなかったんですけど、満足度で言えば私はSulaよりSomaのほうがよかったです!

見てください、この素晴らしい部屋…!

机もあって作業もできる。

さらに、すぐにプールサイドに出られるという…

プールサイドも最高でした!
このテーブルとチェアは私の部屋専用みたいな感じ。

リゾート内で買ったワインをプールサイトで楽しみながらのんびりくつろぐ…
こんなにいいご身分になってよいのだろうか…
来世でどんな徳を積めば…

いいご身分〜〜〜

ぶどう園に沈む夕陽を見ながらワイン…
最高では…

あ〜ずっとこの暮らししてぇ〜〜〜
バスルームとアメニティ。


私の当時のおだった(北海道弁)FB投稿をご覧ください。
樽型のスペシャルルームもあるらしくて、ちょっと見せてもらいました。


Somaは朝ご飯が素晴らしかったです!目の前でドーサ作ってもらえた🤗






Somaの前に近くのファームステイに泊まって散々な目にあったので、そう思うのかもしれないけど😅
そこは6000円払って朝食がポハとティーパックのチャイのみだった…
Sulaも朝ご飯よかったはずなんだけど、ここの印象が強くて霞んじゃっているなあー
ワインティスティングツアーもありました!
かなりしっかりしていた。
あくまで2022年の情報ですが、ワイン5種類で500INR、7種類で700INR、9種類で900INRとありますね。


Soma Vine Villageの値段ですが、私は当時Agodaで2泊予約し、税抜き10,935 INRでした。(税等16.8 USD分を現地払い)
2022年6月当時の為替が1 INR = 1.72 円くらいだったので、一泊9400円くらいかな。今は7,000円くらいから?
2人で泊まれれば全然高くないし、ひとりでも優雅に過ごしてこの値段だったらありでは?
数週間とかの長期滞在はキツいけど😅
超正直に言うと、Sulaは一度泊まったらもういいかなという感じだったけど、Somaは大富豪になってここに住みたいです。
York Winery & Tasting Room
ここは宿泊はなく、見学だけ。

ワインの製造現場を見学させてもらい、試飲させてもらって確か300 INRだったと思います。

今見たらGoogle Mapsのレビュー悪くなってて、Sulaに買収されたからだとか書いてあるな😢
Vallonne Vineyards
ここは私は行けてなくて情報だけ。ちょっと遠い。
写真を見る感じはSulaやSomaみたいな商業的な感じではなくて、のんびりできそう…。
Booking.comのレビューもかなり良い。いいお値段するけど😅
- Google Maps: Vallonne Vineyards Pvt. Ltd.
- Booking.com:Vallonne Vineyards, Igatpuri (updated prices 2025)
- Agoda:Vallone Vine yards, Igatpuri, India
ぶどう園(ヴィンヤード)・ワイナリーエリアへの行き方
これね…これが一番のハードルだと思う!正直正解はまだ分からない。
予約のときにリゾートに相談すればよかったのだろうか?
多分ここはインド人の小金持ち層が車で来るところだと思うんですよね。
だから公共交通機関もなければ歩くような距離でもないっていうか…
今は分からないけど、Uberも当時郊外扱い(Uber Intercity)で都市間移動でちょっとお高かったのと、エリア内で車やリキシャー呼べなかったんだよね。
私このエリア内を自力で歩きましたが、リゾートの入口から建物までも結構距離があって、そこを歩いたりがしんどかったし…。

帰りはエリア内を走ってくれる無料の車に乗れました。

私が行った方法:リキシャーで行けるギリギリまで行って歩き
私はこのエリアの近くの宿までリキシャーで行ってそこに1泊し、そこから各リゾートまで歩きました。この宿までも行ってくれるリキシャーが少なくて、なかなか見つからなかったりキャンセルされたりした覚えがある。
- 前泊した宿:Stay NC Homestay (Google Maps)
Booking.comで予約できなくなってるなー
けっこう歩いたよ!
中心部との間にバスもある
しかしその後分かったことだが、中心部との間のバスも一応存在しました。それでも停留所から各リゾートまではちょっと距離があるけど…
帰りはこのあたり(Google Maps)からバスに乗りました。
Nashik City Bus ServiceのウェブサイトにNashikの定期バスの路線図があるんだけど、正直わかりづらい…
確かDhruv Nagarから乗って、Satpur Colonyとかそのあたりで降りたような…(降りる時はバス停の名前に頼るよりもGoogle Mapsで現在位置と目的地を確認しながらをお勧めします…)
行くときは、多分、左上に伸びる赤い路線(この地図、バス番号も分かりにくいな)のGangapur Gaonというところあたりまで乗ると、このあたり(Google Maps)じゃないかと思うんですけど…
レンタルバイクかレンタカーか…?
当時は免許なくて考えもしなかったが、バイクレンタルとかもできるのかな。一応こことかレビューめちゃ多いね:Nashik Bike On Rent (Google Maps)
▼ 国際免許証(IDP)の記事。インドはジュネーブ版のIDPで運転できるみたい
バイクで移動できたら楽ですよねー。
私、車の運転歴がほぼ無いので、インドでレンタカーを借りて運転するということの難易度がいまいち分からないのですが…、難しいのかな…、難しいよね…?やはりバイクか?
運転手付きの車を雇う…?
ジャストアイデアですが、タクシーをまるごと借りて付き合ってもらうのはありかも。女一人だと怖いですけど。
しかし、タクシーを雇ったとしても、泊まりだと運転手さんの宿どうするのか。周りには安い宿なさそうなので。
一旦中心部に帰ってもらって再度迎えに来てもらうしかないのか。まあでも中心部から15kmくらいだからそんなに問題ではないのか。単にリキシャーが行ってくれないだけで。
帰りならば、各リゾートからタクシーが手配できるかもしれない。聞いてみるのもいいかもしれない。確認してなくて未確定情報だけど…
その他、ナーシクで立ち寄ったお店
チーズの食べ比べをしているところとかありました。

ううっ値段のメモがない、そんなに高くなかったと思うんだけど…
他にもレストランとか行ったんですが、気持ちと時間に余裕のあるときに追記しますね。
リゾートエリアじゃなくて中心部だけどコワーキングスペースとかにも行きました。
ナーシクへの行き方・近隣の有名都市
私はナーシク(Nashik)へはプネー(Pune)からバスで行って、帰りは鉄道でムンバイ(Mumbai)に戻りました。
以下の情報は2022年当時のものです。
プネー(Pune)〜ナーシク(Nashik):バス
AbhiBus、redBusアプリで予約。
Pune23:50発・Nashik05:01着の深夜バスでした。784.95 INR。
バスの乗り場が分かりづらくて、プネーで知り合ったインド人にすごい助けてもらった覚えがある…
無難なのはムンバイから鉄道ですね。駅は分かりやすい。
ナーシク(Nashik)〜ムンバイ(Mumbai):鉄道
340.40 INR。IRCTCのアプリで取ったのかな。18:05出発・21:55到着予定の便、3時間50分ですね。
インド鉄道、数年で使い心地が全然変わる感あるので、2025年現在使い方にちょっと言及しづらい。以前は予約めっちゃ難しかったがこの時すでに普通にアプリから予約取れてた気がする。
いや〜Somaよかったなあ…
ああいうところに2週間とか滞在してのんびりしたい…

インドのリゾートでワイン飲みながらのんびりするの、お金かかったけどなかなか良い経験でした〜、インドワインもおいしかった…
大富豪になってSomaに住みたいです😂