こんにちは、くみです。
この記事ではラオス・ビエンチャンでタイビザを取得する時の手順・方法をまとめています。2018年5月の情報です。
2018年現在、ラオス・ビエンチャンのタイ大使館領事部では飛行機の航空券も銀行の残高証明も特に提示の必要なく申請・取得ができました。(ご連絡をくれた方ありがとうございます🙏)

▼カンボジア・シアヌークビルの代行業者からは、航空券と残高証明がないと降りなくなっていると言われました(おそらくプノンペンのタイ大使館)
タイビザ取得に必要なもの(ビエンチャン編)
※ これは2018年5月時点の情報です。変わる可能性がありますので、最新の情報を常にご確認ください。
- パスポート
- 写真(白背景、3.5cm×4.5cm)
- パスポートのコピー(顔写真が乗っているページとラオスの入国スタンプが押されているページ ※もしかしたら前回のタイ入出国かも…私は同じページだったので💧)
- ビザ代1,000THB(タイバーツしか受け付けないそうです。もしタイバーツを持っていない場合は、市内の両替でタイバーツ購入を取り扱っているところがあります。まだ記事に書いてないけど、タラートサオ近くの両替屋さんでやっていました。タラートサオ内の両替屋はSellは扱ってなかった。)
- 黒か青のペン(置いてあるかもしれませんが、念のため自分のものを持参していったほうがよいです)
こんなくらいです。
写真とパスポートのコピーは持っていかなくても大使館領事部内で有料で用意してもらえます。
写真は白背景でないと拒否されます。(されました;;)
大使館領事部でやってもらう場合の料金は以下の通り。Kipの方が安めなので、Kipの小額紙幣を持っていくとよいですね。
- コピー 1枚1000Kip/5THB
- 写真 20,000Kip/80THB
これがタイ大使館領事部内にあったサービスメニューなんですけど、下の2つ、『Write form』と『Service written form without having to wait for a new queue cards』というのは私は使いませんでした。
前者は代書だと思うんだけど、後者はなんだろう…?何かで書き直す事になって並び直す時に、待たなくて済むってことかな??(最初White formと勘違いして用紙が有料なのかな?と思ったけど、用紙は無料です)
大使館領事部の外でも業者に声をかけられたりしますが、おそらく高いのでは?(大使館領事部からもらった書類にも、公式ではない業者は自己責任でリスクを取って利用するようにと書いてありました。私はあまりオススメしません)
大使館領事部の料金は外にも掲示されているので(写真中央の黄色い看板)、その金額を確認した上で決めると良いと思います。

領事部の外には様々な業者や客待ちのトゥクトゥクがいます

逆光で少し見づらいですが… 敷地内にも何箇所か掲示されているので、そこでも確認できます
私はビエンチャンで代書サービスは使ったことがないです。
後ほど申請書の画像を貼りますが、充分自分で申請できる範囲ではないかと思います。
ラオス・ビエンチャンでタイビザを取得する流れ
まず、こちらがざっくりとした流れです。それぞれの過程について説明しますね。
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- 建物内で申請用紙(Application form)を受取る
- 申請用紙を記入
- 申請用紙に写真を貼る(ノリとハサミは記入台にありました)
- パスポートのコピーを用意
- 申請用紙とパスポートのコピーを持って外の列に並ぶ
- 申請用紙をチェックしてもらい、申請用紙とパスポートのコピーとパスポートを渡して番号札を受け取る
- 指示された日時に取りに来る(翌営業日)
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1. 建物内で申請用紙(Application form)を受取る
最初、こちらの建物内で申請用紙をもらって記入します。
申請用紙は無料でもらえます。書き損じても無料で新しいものをもらえます。

このカウンターの前にありました
2. 申請用紙を記入
建物内はこんな感じ。右手の白い机で記入します。
左側、座っている人たちは写真の作成待ちっぽいです。
(上の申請用紙が置いてあるカウンターは、この写真の光景に向かって背後にあります)
申請用紙はこんな内容になっています。(私が迷った部分だけ説明を書いてます)
- タイ到着日とかタイ滞在期間とかを書くところがあったので、ここに書いた到着日からしか有効じゃないのかな?と思ってちょっと悩みましたが、発行されたビザを見たところ『申請日から3ヶ月有効/入国日から60日間』だったので、書いた到着日より前には入れないとか書いた滞在期間以上はいられないとかそういう仕様にはなってないようです。良かった。
- Place of BirthとかPlace of Issueみたいな場所を聞いているものは、日本国内なら『JAPAN』で大丈夫です。(都道府県名などを詳細に書く必要はありません)
- その国での住所(この場合Address in Lao)は、他の国でも入国時に必要になる時がありますが、今のところ詳細な住所を書かなくてもホテル名+都市名で大丈夫でした。(友人宅に泊まるような時は住所とアパート/コンドミニアム名、部屋番号がいるかもしれません)
- しかし、Proposed Address in Thailand(タイでの住所)ですが、申請用紙を渡した後もらった受付票に
『NOTICE:Due to security restrictions, all visa applicants are required to provide their actual street address in Thailand. Otherwise, your visa application will be rejected.』
と書いてありました😨 私、友達のコンドの名前だけにしちゃった…
タイビザ無事にもらえましたが、申請時には念のためホテルなどの住所も書いた方が良さそうです。wouldじゃなくてwillなの怖い。
- Guarantor(保証人)、タイの部分を空白で出そうとしたら注意されたんですよね。労働ビザならともかく、観光で行くのに保証人なんていない方が多いと思うんだけども。
私はとりあえず友人の名前を書きましたが、ラオスの方は空白かホテル名でいいと言われたので、タイの方もホテル名でいいのかもしれない。 - Traveling byもちょっと迷ったけど、ノーンカーイ国境にしてもスローボートにしても最後はバスだし…と思ってBusにしました。空路か陸路か分かればそれでいいのかしら。
これが裏面の注意書きです。
ビザ発行されてから3ヶ月以内に使ってねとか、パスポートは少なくとも6ヶ月の有効期限がいるよとか色々書いてあります。
2営業日いるって書かれていますが、実際は明日来てくださいって言われました。
3. 申請用紙に写真を貼る(ノリとハサミは記入台にありました)
先ほども書きましたが、写真は白背景でないと拒否されるので注意。
ノリとハサミは記入台にありました。
4. パスポートのコピーを用意
1枚1,000Kip/5THB(2枚必要なので合計2,000Kipまたは10THB)で適切なページのコピーを取ってくれます。
2018年現在2,000Kipは約26円で、別にそんなに高いというわけでもないので、既にパスポートのコピーを持っている人や家でプリントアウトしていきたいという人以外は頼んじゃって良いと思います。

こんな感じでコピーを取られます。角を合わせたりとかはないみたい。
5. 申請用紙とパスポートのコピーを持って外の列に並ぶ
さて、これで手元に
- 写真を貼った申請用紙
- パスポートのコピー2枚
- パスポート原本
があると思うので、外の列に並びます。
2014年にビザを取りに来た時はガラガラだったのですが、今回は長蛇の列が出来ていました。
↓この方の記事によると、月曜と木曜は特に混むらしいです。
(私が行ったのは木曜日なんですけど、確かにフィリピン人の団体が来ていました)
- ビエンチャンのタイ領事館の行き方 | バンコク・コンサルティング・サービス ~タイの会社設立・ビザ・ワークパーミット・BOI・裁判~ : http://bkkconsult.blogspot.com/2017/07/vientiane-thai-consulate.html
即日発行するという書き方をしている他の人のブログもあったんですけど、私が行った2018年5月は翌日取りに来るという指定をされたので、制度が変わったのかもしれないです。金曜だったら確かに月曜日になりそう。急いでない人は金曜日がいいかもしれないですね。
6. 申請用紙をチェックしてもらい、申請用紙とパスポートのコピーとパスポートを渡して番号札を受け取る
係の方が申請用紙を軽くチェックし、パスポートと申請用紙を渡して数字の書かれた受付票をもらい、申請当日はこれで終了です。
料金は受け取る時に払うみたい。
翌営業日の13:30〜16:00の間に取りに来るように言われます。申請用紙にはTwo working daysとあったけど、当日も数に入ってるんですね。Express Serviceはありませんと書いてありました。
受け付け表と一緒に渡された紙には『大使館の外の非認可業者は自分でリスクを取って利用してね』ということと『タイの住所はActual Street Addressを書かないとRejectするからね』と書いてあります。
これ申請する前に言ってほしい内容じゃない?;;今言われても…
7. 指示された日時に取りに行く(翌営業日)
翌日は13:30〜16:00の間で取りに行くんですけれども。
どうも全て準備ができている上で並んで受け取るという形ではなく、あくまで受付票の順番に呼ぶみたいです。ひ…非効率〜!!
私は492番だったんですけど、14時半くらいに行ったらまだ345番くらいでした。
単純計算すると、1時間で230くらい進むのか?
とするとあと40分くらいはあるのかな、と思って近くのCafeNomadというカフェでちょっと作業しに行きました。
ネットは下りも上りも2Mbps程度と速くはなかったけど、電源もあったし雰囲気も良かったです。近いし。
アメリカーノいくらだったかな…確か14,000か16,000か、中心部のカフェより少し安かったです。私はコーヒーをこの時間に飲むと眠れなくなるのが怖いのでモヒートのフラッペ22,000Kipにしました。
余裕をこいていて3時半くらいに行ったら、もう人がほとんどいなくてガラガラになってて焦りました😨
外のトゥクトゥクも数がガクッと減ってるし。
誰も並んでいなかったので、まっすぐ窓口へ。
無事に受け取ることができました。発行されててよかった〜!
シール貼り付け型ではなくてスタンプ型なんですね〜。
発行日(申請日)から3ヶ月間有効です。(申請用紙に書いた到着日予定や滞在日数予定は関係なさそう)
在ビエンチャン・タイ大使館領事部 受付時間
申請の受付時間は 朝8:30 – 11:30です。
受け取り時間は13:30 – 15:30。
(在ビエンチャン・タイ大使館 公式情報:Embassy of Thailand in Vientiane|Visa)
こういうところは大体時間厳守なので、時間に余裕を持っていったほうが良いです。
在ビエンチャン・タイ大使館領事部の場所と交通手段
在ビエンチャン・タイ大使館領事部の場所
ビエンチャンのタイ大使館ですが、大使館(Embassy)と領事部(Consular)の場所が分かれていてビザ発給は領事部で行っています。
(在ビエンチャン・タイ大使館 公式情報:Embassy of Thailand in Vientiane|Visa)
ご注意ください。
在ビエンチャン・タイ大使館領事部への行き方
行き方ですが、ビエンチャンでは大体次のどれかになります。
- トゥクトゥクで行く
- レンタルバイク・レンタル自転車で行く
- 歩いて行く
UberやGrabもまだないし、タクシーも見たことないな。バスもタイ大使館領事部の近くに停まるものはなさそう。
トゥクトゥクですが、現在いるゲストハウスのスタッフにタイ大使館領事部までの適正な値段を聞いたら、That Dam近くのゲストハウスなのですが50,000Kip(約655円)と言われました。川沿いからだともしかしたらもう少し高くなるのかな?宿泊施設のスタッフに相場を聞いてみてください。(Thai Consulateと言ったらみんな大体知っています)
帰りもナンプ広場まで50,000Kipと言われました。3人いたので、もしかして1人だったら30,000〜40,000に交渉できるのかな…?できないかな…?
私はビエンチャンでバイクを借りたことがないのですが、借りた方によると1日600円くらいみたい。
レンタル自転車は1日10,000Kipが相場のようです。
今回は、申請日は行きは歩いていきました。(帰りはそこで知り合った日本人の方たちとトゥクトゥクをご一緒させてもらいました。少し値切って一人頭15,000Kipで済んだ🙏)
受取日は10,000Kipのレンタル自転車で行きました。
自転車、気持ちいいんだけど日が照ってると暑いね〜😅 乾季だからね〜。でも雨が降っていなくて良かった。
タイ大使館領事部近くのホテル…?
私が泊まっていたのは『Sailomyen Cafe & Hostel』というゲストハウスで(GoogleMaps/Agoda/Booking.com)、比較的タイ大使館領事部の近くかなと思って選んだんですけど、それでも徒歩で20分ほどかかります。川沿いのエリアだったら30分以上掛かりそう。
タイ大使館領事部の近くって良さげなゲストハウス無いんですよね…
このへんのホテルが距離的には一番近そうだったんだけど、コストパフォーマンスが…
- ドウアンプラセウス ホテル(ビエンチャン)(27USD〜)
- ラオ ゴールデン ホテル (Lao Golden Hotel)(35USD〜)
- グランド ホテル ビエンチャン(60USD〜)
- ムオン タン ラグジュアリー ビエンチャン(76USD〜)
行き帰りにトゥクトゥクで12USD使うなら、そして1泊15USD以上の宿に泊まるつもりなら、27USDのホテルに泊まってもいいのかもしれないけど。
▼このホテルはホテル予約サイトなどインターネット上で情報がないんですけど、Google Mapsの口コミによると1泊600THB〜(2018年5月のレートで約2,070円)から泊まれるみたいですね。Facebookページくらい作ってくれればいいのに😥
Budchadakham Hotelはホテル予約サイトで日付が空いてないからやってるか分からないけど、オンライン受け付けを停止してるだけで直接行ったら泊まれたりするのかな…?値段がわからないですけど。

以下は2014年の時の様子です。
以前の記事は情報がスカスカだな…。少しは成長してるのかな。
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事前情報では、受付開始の8時半以前から行っても行列ができているほど混んでいるという話だったのですが、9時半頃に自分が行った時はがら空きでした。デモの影響でしょうか…
▼入って右側のエリア、用紙とか書き方の見本とか。2階でパスポートのコピーを2000キップ/10バーツで撮ってもらえます。
▼オフィシャルホリデー(公休祝日)があるようだ。偶然ぶつかって日にちに余裕がなかったら大変ですね。あと土日はやっていないようだ。
右側のオープンエリアで用紙を記入してパスポートのコピーをつけ、左側の建物に入って待ちます。
番号を呼ばれたらお金を払って領収書をもらい、翌日パスポートを受け取りに行きます。
申請の受付時間は8時半〜12時?12時半?、受け取りの受付時間は13時半〜15時半でした。
シングルビザにしようかダブルビザにしようか迷って、名前を呼ばれる間ずっと考えていてよしシングルビザにしよう、と思ったら、勝手にシングルビザになっていました。多分用紙を提出するタイミングで言わなければいけなかったのではないか…?
シングルビザ1000THB、ダブルビザ2000THBです。バーツでしか受け付けてないようなのでバーツを忘れないようにしましょう。
自転車でのんびり行くのも楽しいかなーと思っていたら、交通が思ったより激しくてちょっと怖かったです。正直聞いていた人口や経済規模に比べて車が多すぎると感じます。
昔ビエンチャンに行った事のある人に話を聞いたら昔は全然車いなかったそうなので、ここ10年で随分変化しているんでしょうね。
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