世界の物価と生活費パンガン島

2014年 タイ・パンガン島(コパンガン)での物価・生活費と、良いところ悪いところ

この記事を書いた人
Kumi

2014年1月よりデジタルノマド的に海外放浪生活を送っています。現在10年め。COVID-19の間はタイに留まっていました。その間に最愛の猫夫に出会ってしまう。
色んなところにちょっとずつ住んでみる、短期旅行でも長期滞在でもない感じが好き。現地SIM好き。

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こんにちは、くみです。

前回の続き、今回はパンガン島で暮らした場合の生活費と良いところ悪いところを書きます。

<!–追記(2015.01.19)–>

政権交代の影響でタイ各地で色々と取締りが厳しくなっており、パタヤ・プーケットなどで違法バンガローが取り潰されていると聞きました。※ 違法というのは、政府の土地に勝手にバンガローを建てて営業しているという事らしく…。パンガン島も例外ではなく、私が泊まっていた一泊150バーツのバンガローもそうだったようで、取り壊しの通達が政府から出ているようです。聞いた話では2014年12月末に取り壊すということだったのですが、2015年1月現在まだ取り壊されてはいないようです。ですが政府からも明確な返事はなく、島の(違法バンガロー周辺の)人たちは戦々恐々としているようです。行かれる際は出来る限り事前に最低限の予約を取っていき、島で情報収集をする事をおすすめします。

<!–/追記終わり–>


パンガン島での一ヶ月の生活費

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私の8月のパンガン島での出費から、一ヶ月30日分の生活費を計算してみました。

住居費 4500バーツ
(約14,500円)
泊まるところってピンキリなんだと思うんですけど、自分は最安値帯の一日150バーツのバンガローに泊まっています。
照明、ベッド、蚊帳、水シャワー、トイレと最小限の設備ですが、海が目の前なので満足。
Agodaを見たら一泊10,000バーツくらいの宿もあったよ。一泊1000バーツも出せば多分お湯シャワーできれいなリゾートも泊まれるんじゃないかなあ。

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食事 4500バーツ
(約14,500円)
一日150バーツくらいの計算ですね。(お酒やコーヒーは嗜好品に入れてます)
レストランで一品50バーツからくらいなので、朝は果物を買って家で食べて、昼夜をレストランで食べたらこのくらいかなあ。

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嗜好品 3600バーツ
(約11,700円)
カフェが一日50バーツで20日行くとして、ビール小瓶50バーツを毎日飲むとすると(毎日?)それだけで2,500バーツかあ(´・ω・`)あともうちょっと飲むときもあるし、甘いモノとか…
ここは努力で減らせそうです(´・ω・`)

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交際費 500バーツ
(約1,600円)
そもそも友だちがいないそんなに多くの知り合いが住んでいるわけでもないので交際費はあまりかからないし、コンビニでチャーンビールの大瓶2本(110バーツ)買って、ひまわりの種とかおつまみに持って行ったりとか、町と違って交際費は安上がりです。
情報
通信費
400バーツ
(約1,300円)
384kbpsのプランが週69バーツなので、30日分だとだいたい300バーツ。カフェでネットが使えるので家の中や移動中は低速インターネットで十分かなあ。
残りの100バーツは通話とかSMSとか。
交通費 0バーツ? これは私は自転車を友だちが貸してくれてそれで移動しているから0にしているけど、モーターバイクを借りたらそれなりにはかかるはず。いくらなんだろう。
娯楽 1500バーツ
(約4,900円)
私は娯楽はほとんどマッサージです。週1行くとして300×4+チップかな。
あとイヌやネコのためになにか買ってあげたりとか…
日用品  350バーツ
(約1,150円)
石鹸とかトイレットペーパーとか洗濯用洗剤とか歯磨き粉とかリステリンとか蚊よけスプレーとか、 あと女性なら生理用品とか。
15350バーツ
(約50,000円)
Σ(´△`;)結構多い…!!!

なんか計算してみたら5万円くらいと結構多くて衝撃でした… 今月3万円が目標なのに…。
多分お酒とかマッサージに使いすぎているなあ(;´Д`)

ストイックバージョン

節約してストイックに暮らしたらこんなかんじかなあ↓

住居費 4500バーツ
(約14,500円)
これは変わらず
食事 3,000バーツ
(約9,800円)
一日100バーツ
嗜好品 750バーツ
(約2,450円)
25バーツのコーヒーを毎日一杯でカフェにいられる
酒は禁止
交際費 300バーツ
(約980円)
人との交際に金はいらない
情報
通信費
100バーツ
(約330円)
データ通信は諦めて電話とSMSだけ
交通費 0バーツ 歩け
娯楽 400バーツ
(約1,300円)
マッサージ月に一回で我慢、予備に100バーツ
日用品 200バーツ
(約650円)
もうちょっと切り詰めろ
9250バーツ
(約30,000円)
くう、、、ストイック、、、
食べものと酒が厳しいです…。せめてキッチンがあれば自炊できるが…

パンガン島の物価感想

総じて、島の割にはタイの他の地域と(良い意味で)あまり変わらないな、という印象です。ちょっと高めなの、食事くらいかな?外国人向けなので。(それでも質の割にとても安いと思うけど)
メニュー全部タイ語の本当にどローカル、って感じの屋台がないのは残念だけど…

住居費

住居はかなりピンキリですね。
友達のバンガローは冷蔵庫も付いているし温水シャワーも付いているけど、あれいくらなんだろう…多分一泊300バーツもしないと思うんだけど。

月10,000バーツも見ておけば十分文化的な暮らしができるんじゃないかなあ。どうかな。

食費

バンコクやチェンマイに比べると、一品一品が少しずつ高めですね。そこは島だし外国人向けの観光地だし、しかたのないところかも。
でも野菜は新鮮で美味しいし、果物もたくさん売っているし、食べものには困らない感じですね。

嗜好品

お酒は、セブンイレブンやスーパーマーケットでビールはタイの他の地域と同じ値段で売っているし、レストランでも小瓶4〜50バーツ、大瓶7〜80バーツとそんなに高くありません。マレーシアに比べたら安めだ。ワイン、グラス40バーツで飲めるところも見つけたし!
ラオスやベトナムやカンボジアに比べたら高いけど…

コーヒーもちゃんと豆を挽いたのが50バーツ前後で飲めます。インスタントで良ければ25バーツという。島だからといって特に高いということはなかった。バンコクのほうが高い。

マッサージ

相場は一時間300バーツ〜、バンコクと同等、チェンマイより高い。

日用品

スーパーマーケットもセブンイレブンもあるので、バンコクや他の都市と差を感じません。流通ってすごいな…

パンガン島で暮らしていて良いところ悪いところ

最初、良いところと悪いところを分けて書いていたんですけど、それってウラとオモテで、ある特徴があってそれがある人には良いところある人には悪いところとなるなあと思ったので、特徴をまず書いてそれの良いところ悪いところを私の目線で書いてみました。(旅行じゃなくて暮らす目線になっています)

田舎、店が少ない、都市化されていない。自然が豊か

  • 良いところ
    空気がきれいで、木々や星空が美しい。自然の中でリラックスできます。きれいな海で泳ぎ放題だし。道路も大体空いている。人ものどかで治安も良いです。
    島なのにインターネットが速いのもさすがタイ。ネット周りは困りません。
  • 悪いところ
    バンコクのような都市と違って売っているものは少ないかも。(それでも生活必需品はほとんど手に入ると思うけど)映画館とかも多分無いし。移動はバイクがないと厳しい。食べ物やさんの選択肢もエリアによってはあまりないかも。私はいつも行くのは2〜3箇所です(´・ω・`) 一ヶ月も暮らしてたら飽きるかなあ。
    怪我・病気はバンコク、少なくともスラタニーまで行ったほうが良さそう…。歯医者行きたいんだけど島の歯医者ってちょっと怖いですよね。
    また虫がいっぱいいます。起きたらムカデがベッドにいたという人もいました。蚊も多いです。まあ蚊はバンコクも多いけど。
    パーティ以外の刺激は少ないのかなあ。女なのとそっち方面に関心がないのでその辺りはよくわかりません。

欧米人向けの観光地になっている

  • 良いところ
    色んな国の欧米人と知りあえます。(オーストラリア、ニュージーランド、イギリス、アメリカ、フランス、スイス、ドイツ、オランダ、スロベニア等)
    私はまだタイ人以外のアジア人を見ていない…。多分パーティエリアには日本人もいるんだろうなあ。日本人以外の人と遊んでみたい人もチャンスはあるんじゃないですかね、私はわかりませんが(´△`)
  • 悪いところ
    楽しんでいる人は欧米人、働いている人はタイ人、というのを見て、少し白けるというか、何というか…作られたリゾートみたいだなあ、と思ってちょっと複雑な気分になったりします。私も血がアジア人なだけで立場は何ら欧米人の彼らと変わらないので、西洋と東洋で分けることも意味のないことだし…とか時々こういう思考の迷宮に入り込みます(´△`)
    ヨガの集いみたいなのに誘ってもらったんだけど、みんな欧米人なんだもんなあ…ここはどこなんだぜ…。チェンマイではそういうの感じることほとんどなかったんだけど。

放し飼いで半分野良化してるイヌやネコがいっぱいいる

  • 良いところ
    イヌネコ好きにはたまりません。私も毎日愛でるのが日課になっています。
  • 悪いところ
    当然、イヌやネコが嫌い、怖い、アレルギー持ち、そういう人は楽しめないだろうなあ…。
    特にイヌは、普通にメインストリート脇に繋がれていないイヌがごろごろしていますし、あまり馴染みのない場所を通ると突然吠えてきたり取り囲んできたりするので(自転車に並走してきたり)、これは結構怖いと思う。多分こちらを怖がっているだけなんですけど。私はなんか最近野生化してきて、逆に吠え返すようになってきてしまった…。
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こんなかんじかなあー。総合すると私は

  • 自然が豊かできれいな海で気軽に泳げる
  • イヌやネコを愛で放題
  • ネットが速い
  • 滞在費が安い
  • 食べものが美味しくてお酒があまり高くない

こんなところが気に入っています。特に自然と動物かな。よく行くお店の人達や出会う滞在者も優しいし。
パーティエリアはまたちょっと人の層が変わると思うんだけど、私立ち入ってないので…バンビエンもそうだったけど、あんまり外国人が他所の国来て大勢でバカ騒ぎしてるの好きじゃないんですよね…

また何か気がついたら追記しますね。

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