こんにちは、くみです。
2014年2月末、なぜか去ったはずのフィリピンを旅してきました。
1月にフィリピンを出る時に「少なくともマニラにはまた来ることはないと思う」と無慈悲に言い放ってクールに去った自分が超恥ずかしいです。私、本気で『もうマニラに行く事はないだろうな…』って思ってたんですけど!まさかたった一ヶ月後に行くとは…。
人生なんてそんなものでしょうか…。(北海道にはもう7年も行ってないのだよなあ…10年も住んだのに)
というわけで、マニラ 〜 バギオ 〜 アンヘレス 〜 スービック 〜 マニラ と行ってきました。
突然のフィリピン・ルソン島に行く事になった経緯
ドミトリーの同室で仲良くなった子が明日からフィリピンに行くらしく。
『NAIAはタクシーが厄介だからなあ…』『私ちょっとは英語しゃべれるし、フィリピンの人とのコミュニケーションも多少は慣れてるし役に立てるかも』『女の子一人は危ないし…』『久しぶりに英語喋りたい』『ちょっとフィリピン恋しいし…』『バギオとか結局行ってなかったから行ってみたいなあ』などと色々な煩悩が沸いてきて、ギリギリまでだらだら悩んだ末、一緒に行く事にしました!
ひさしぶりにマカティのみんなに会えるかも、と思ったらすっごく会いたくなってきて、
1日目:バンコク〜マニラ〜バギオへの深夜バス
バンコクで知り合った日本人のお友達とスワンナプームからNAIAへ。
航空会社はクウェートエアウェイズです。初めて聞く名前ですが、がらがらでびっくりしました。人生で経験した中で一番空いている便でした…大丈夫なのかクウェートエアウェイズ。
▼機内食が出た!おいしかった!
空港でSIMを買ってはいけない
空港でSIMを買ったんですけど、これ!!
開けたらSIMが二枚!!なんでや…
本当は普通のSIMを買おうとしたんですが、売り子のお姉さんが「それはインターネットが使えない、インターネット用はこっち」というので(えーそんなことないだろ、普通のGlobeのSIMでインターネットしてたけど…)と思いつつ『Tourist SIM』と書かれたそのパッケージを買ったのですが。
これ、どうも、OFW(Oversea Filipino Worker、海外に出稼ぎに行っているフィリピン人)用のSIMだったらしいんですね。パッケージにはTouristとしか書いてなかったから分からなかった…(そして同梱の説明書も何度も読んだんですけど、フィリピン国内での使用について具体的な言及は全くなかった)
そしてネットに繋げたくて焦っていた私はOFWの方でプラン申込みなどしてしまったのですが、これ海外で使うローミング専門のSIMらしく、ネットに繋がらない!!
結局バギオのSMのGlobeカウンターでローミングを解除してもらってやっとネットに繋がるようになりましたが、Globeのお姉さんも「えー、どこの店員にそんな事言われたの…」みたいな反応だったし、ほんと空港の店員の言うことは信用できません…
あと空港ではSIMは買わない方がいいかもです。友達も普通に見えるGlobeSIMを買ったのですが、よく見たら小さくOFWとかシールが貼ってあってそのSIMでは結局ネットにつなげませんでした。そんなん初めて来た外国人は絶対わからないよー。というか外国人にOFW用のSIM売るなよ…
今回の教訓:パッケージにOFWとあったら買ってはいけない、なくてもTourist SIMとあったら買ってはいけない、というか空港でSIMを買ってはいけない。
マニラ(マカティ)では久しぶりに飲み友達に会えました。
パサイバスターミナルまでメータータクシーで移動
さてパサイバスターミナルへの移動です。
培ったフィリピンスキルを発揮し、到着階から出発階へ移動してメータータクシーを無事ゲットしました!私多分この時、ここ数年の中で一番得意げだったと思います。
最初のタクシーは400PHPとか言うので「いや住んでるから値段知ってるし」と言いつつ笑顔で断り、二台目で無事にメーターを使ってくれるタクシーをゲット。パサイのバスターミナルまで少し色を付けて150PHPくらいだったと思う。
マカティに移動するのに定額タクシー440PHPとか払っていた時代が私にもありました…!(まあそっちの方が安心できるけど)
NAIAでは間違っても空港内のカウンターとか客引きとかにお願いしてはいけません、超高いです。700PHPとか1500PHPとか平気で言われるから。あとイエロータクシーもガイドブックではお薦めされているけれどめっちゃ高い。(マカティまで行って500PHPとかだった)なんかメーターは動いてはいるけどよくわからないし…2回使って2回とも後悔した。
パサイでは、深夜のバスの出発までちょっと時間があることもあって、マニラでの飲み友達に来てもらって3人で楽しく飲みました。来てくれてありがとう〜!やっぱり深夜だと男の人が一人いると安心感が全然違います。パサイの付近はガラが悪いし…
思うけど動物的なヒエラルキーにおいてアジア人女性って底辺ではないか。生物的に弱そうというか。
バスは超寒い
バギオは寒いという事前情報はあったのですが、そこに行くバスもあんなに冷えているとは思いませんでした。寝袋を置いてきたことを心底後悔しました。
下にヒートテック上下を着込んでも寒い。冬服がいる!ユニクロのダウンジャケットが必要だ。ほんとバンコクとかマニラの服装でいたら一睡もできません!気をつけて!
もう寒くて寒くて何度も目が覚めました。長距離移動バスが寒いというのはベトナム〜カンボジアの時に懲りたはずなのに…
本当に辛かった。二人で震えながらバギオに到着です。
バギオでフラワーフェスティバル(先週終了していた)
さてバギオです。
今回の旅の行き先は全て友達が事前に決めており(本来は一人旅だった)、私はついていった形になります。
バギオに彼女の友だちがいるのでその人に会うのが目的で、あとバギオでちょうどフラワーフェスティバルというお祭りをやっているらしいのです。
バギオSMにも花で作られたオブジェがあり、わくわく感をそそります。(SMというのはシューマートというフィリピンで有名なデパートです。性的嗜好ではありません)
ところが。衝撃の事実発覚。
『フラワーフェスティバルは先週終了していた』
…えー???
あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!
「おれは バギオにフラワーフェスティバルを見に来たと思ったら それはすでに終了していた」
(ry
パレードなどのメインの催し物はどうも先週既に終了していたようなのです。私はただついてきただけだから良いのですが、友達は軽くショックを受けていました。
ただ終了していたとはいっても、メインストリート(セッションロード)の出店などはまだまだ続いていたし、そもそも目的は人に会う事なのでいいじゃないですか!ねえ!
バギオの宿
Upstairs Bed & Bath (Agoda)
バギオではここに泊まりました。1泊6.7USD、今のレートだと300PHPくらい。
「階段が多くて親には辛かった」みたいな低評価レビューがありますが『”Upstairs” Bed & Bath』である程度想定はできたのでは…(私のレビューも載っていますがなぜかフィリピン国籍になっています)
レビューにも書いたとおり、スタッフの人達は親切でしたし立地もよかったし、大部屋のドミトリーという点と水回りに難あり(シャワールームに蚊が大量にいた)な点が大丈夫だったら問題ないと思います。
▼名前に恥じないUpstairsぶり。
▼共有スペースもあります。
▼ホテルの外には謎のオブジェが。立ち小便をしているところを警官が注意している。他にも何体かあります。全員土気色です。
バギオの思い出!
▼フラワーフェスティバル(の後も続いている出店)の様子。結構混雑していました。外国人率は低かった。
▼フランス人ぽい人がやっているクレープ屋。本当にクレープ職人なのかは謎だけど、風貌がフランス人ぽいだけでなんとなく納得感があります。寿司職人などもそうなのだろうな。
▼かわいー。どことなくフランスのマルシェって感じだね!(行った事ないけど)
▼市場。さすが高原の町、たくさんの野菜が売られています。住むとしたらフィリピンで一番健康になれる街ではないだろうか。他の街で野菜を食べなさすぎだ。
▼レチョンマノック(鶏の丸焼き)売りの人々。おじさんもゲイの人もすごくノリが良かった。
さて、バギオには二泊の予定です。出店などを冷やかす他、あまりする事もなかったので、アシン温泉に行ってみようということになりました。
長くなってしまったので次に続きます。