こんにちは、くみです。
カンボジアの離島・コタキエフの宿泊施設についてご説明しますね!
テント泊やハンモック泊など、アウトドアやサバイバル好きならわくわくする宿(?)ばかりです!
コタキエフ(タキエフ島)については、こちらの記事もごらんください。
※ 値段などの情報はすべて2016年4月現在のものです。
※ コタキエフはKoh Ta Kievというつづりで、他の日本語サイトでは『タキエフ島』『コタキエブ』『タケーブ島』と表記されています(リンクはGoogleでのキーワード検索です)。私は現地の発音から『コタキエフ』と読んでいます。
宿泊タイプ:島ならではの、多彩なワイルドライフ!
コタキエフには2016年4月現在、日本人の我々がイメージするような普通のホテルはありません。
都会でないとダメな人には全く向いていない。自然の中のワイルドライフを楽しみましょう!
バンガロー
パンガン島にもあったような、自然素材で出来たバンガロー。
大体どこも大小2種類あって、人数やプライベートバスルームの有無が違うようでした。
プライベートバスルームって言っても手桶ですけどね!
ツリーハウス
バンガローよりさらに自然感、この島にはツリーハウスがあります。
憧れがある人はぜひこの機会に!
ドミトリー(相部屋)
自然の中のドミトリー、都会のものとはひと味違います。朝日や波の音で気持よく目覚められそうです。
テント
なんとテント泊!見た時目を疑いました。人を選ぶかもしれませんが…、こういうのが好きな人はぜひ!私は好きです!
ハンモック
さらに人を選ぶハンモック泊。ミニマリストには嬉しいかも。
スペース借り
テントやハンモックを持参すると、少額でスペースを使わせてくれるところもあるようです。
例えばKTKバンガローズでは、テントやハンモック持参なら1日2ドルで敷地内に設置、バスルームも使っていいと言っていました。
コタキエフ(Koh Ta Kiev)の宿泊施設リスト
私の知る限りは、ロングビーチに3軒、他の地域に3軒宿泊施設がありました。もしかしたら他にもあるかも?
どこの宿泊施設も、レストランやバーが併設されているようです。
アイランドツアーの船で着くのはロングビーチです。ロングビーチ以外の宿泊施設に泊まりたい場合は、宿泊施設の船で行く事になります。
上の方にあるフィッシングビレッジというのは謎です。少なくとも宿泊施設ではないようだけど…
TEN103
私が最初に泊まったところです。セレンディピティビーチでもよく広告を見ます。The Last Pointと同じオーナーが経営しているそうです。
私が行った時はツリーハウスは予約がいっぱいだったので、Facebookページなどで事前に予約していった方がいいかも。
宿泊や食事、アルコールは全体的に他と比べてちょっと高めかな。料理はかなり洗練されていておいしかったです。
- 宿泊タイプと料金
- ツリーハウス:15〜25ドル(大きさによって異なる)
- ドミトリー:8ドル
- ハンモック:7ドル
- 連絡船の有無:有り(オートレスビーチ1『SeaGarden』発11時・片道6.5ドル)
- Facebook:https://www.facebook.com/Ten103-Treehouse-Bay-213481748701323/
- 公式サイト:Ten103 Treehouse Bay – Cambodia’s Ultimate Island Experience – Koh Ta Kiev, Cambodia
他の参考ページはこちら。
コメントはみんな高いって書いてあるなーw
シアヌークビルと比べたら食事はかなり高い(シアヌークビルだと2ドルとかで洋食食べられるんですが、ここだと6〜7ドルが中心)んですが、この島の他のところもまあそんな感じなので…この島は全体的に食事は高いです。東南アジアに慣れたバックパッカーにはキツい価格帯かなあ。
TEN103に泊まっている時に取った動画です。雰囲気伝わるかなー
ロングビーチから少し林を入っていくので、秘密基地感があってすごくいいです。
林を抜けてロングビーチにジョギングに行くところ
ジョギングから帰ってきて、林を通り寝床のハンモックに戻るところ
ハンモックからレストランへ
ハンモック泊挑戦したんですけど…、思ったより閉塞感があって(蚊帳付きでファスナーで閉める)、夜中にファスナー開けちゃいました。昼は周りが見えるからいいけど、夜は暗いから閉じ込められるような感覚を受けるのかも。
KTKバンガローズ(KTK Bungalows)
色々試したくて、TEN103の次に泊まってみたところ。
クメール人のNakがオーナーなのかな?親切で評判が良いです。
TEN103やCoral Beach KTKよりも落ち着いた感じで、男性一人とかカップルとか友達夫婦4人で、なんて人達が来ていて、他とちょっと客層が違って見えました。
なんといっても、ビーチ沿いのテントが良い!惹かれました。
すぐ目の前が本当に海。
最初バンガローを勧められて泊まったんだけど、私バンガローはパンガン島で経験済みなのでそんなに目新しくなくて…
やっぱりテントでしょ!って思い、滞在を延ばしてまでテントに泊まったのでした。
テントの中のマットレスがやや汚く、衛生的にはちょっとって思うところもあったが、波の音が聞こえてよく眠れました。
心配な人は敷けるサイズのビニールか大きな布を持って行ったほうが良いと思う。私はパレオを敷いて寝ました。
牛がたくさんいる。
ここの営業を手伝っているイギリス人がいて、仲良くしてくれました。
なんか私履いてないみたいだな…ちゃんと水着の下を履いてます。
- 宿泊タイプと料金
- バンガロー:15〜25ドル(大きさによって異なる。大きいバンガローは2ダブルベッド・プライベートバスルーム)
- テント:6ドル
- ハンモック:4ドル
- キャンプ許可:2ドル
- 連絡船の有無:なし、アイランドホッピングツアー等で来る(相場15ドル)
アイランドホッピングツアーにて来る方法については、こちらの記事も参照してください。 - Facebook:https://www.facebook.com/Koh-Ta-Kiev-Bungalow-1566238450292322/
ハンモックがTEN103よりずいぶん安いですね(と言っても3ドルの差なんだけど)
TripAdvisorの口コミはこちら。
クルーソーアイランド(Crusoe Island)
ロングビーチを北西にずっと行ったところの端にある、何やら冒険心をくすぐられるような名前の宿泊施設。
ジョギングのついでに寄っただけで、あまり探索できていないんですけど。バーが有りました。
このテントもなかなか趣があって良い。
木の下に張られたハンモック、波の音がよく聞こえそう。
- 宿泊タイプと料金
- プレミアムバンガロー:25ドル
- バジェットバンガロー(The Hut):15ドル
- テント:10ドル
- ドミトリー:8ドル
- ハンモック:5ドル
- キャンプ許可:2ドル(自分でテントやハンモックなど寝る装備を持っていく)
- 連絡船の有無:有り(オートレスビーチ1から往復13ドル、公式サイトから予約・支払いをすると往復10ドルとの事)
- Facebook:https://www.facebook.com/CrusoeIsland/
- 公式サイト:https://www.crusoeisland.asia/
公式サイトに書いてある煽り文です。
If you’re after air-con and luxury resorts, turn back now. This is Koh Ta Kiev, inhabited only by a handful of Cambodian soldiers and fisherman. Experience the wilderness as it was meant to be and leave your iPad at home. Welcome to the jungle!
(もしエアコンの効いた豪華なリゾートを求めているなら、今すぐ引き返せ。これはコタキエフ、一握りのカンボジア人兵士と漁師の住む場所だ。かつてそうあるべきだった自然を体験し、お前のiPadは家においてこい。ジャングルへようこそ!)
…うん。そういう感じ。ワイルド。
コーラルビーチ KTK(Coral Beach KTK)
コーラルビーチKTK(現地ではコーラルビーチと呼ばれていました)は、ロングビーチから岩場沿いに歩いていけます。
ロングビーチと違って、岩場が多くウニがたくさんいます。私は岩で足を切ってしまった…><
- 宿泊タイプと料金
- バンガロー:?
- ドミトリー:?
- 連絡船の有無:有り(オートレスビーチ1『Wish You Were Here Bungalow』発11時)
- Facebook:
https://www.facebook.com/coral.beach.ktk/(FBページがなくなったみたいです。2017年10月追記)
知り合いになった人が夜コーラルビーチにギターを弾きに行ったりしていて、Booking.comのレビューを読んでもやはり、私が泊まったところよりもパーティプレイスの要素が強いようです。なので西洋人と夜中まで賑やかに飲みたい人向けなのかな。夜静かに寝たい人とは需要が合わないかもしれない。
また、Booking.comのレビューにあったのですが、過去盗難が続いたようです。小さい島なので、ここで盗まれて他で盗まれないという事はないと思うのですが…こういう楽園のような場所でもそういう事があるというのは少しショックですが、まあ楽園だったとしても、いるのは人だからねえ…。用心は必要ですね…。
また、スタッフについても色々と書かれていたり、スタッフからの返信もちょっとどうかと思うことが書いてあったりするんですけど…、こういうところのスタッフって半旅人で、『えっ今お前吸ってるの、それ、巻きタバコか…?』みたいな事もよくあったり、住みながら手伝って飽きたらふらっと別のところに行くというような人もいるので、ちゃんとしたホテルの従業員や生活のかかっているローカルスタッフとはやっぱりちょっと違います。客と従業員という感じよりも、どちらかというと友達付き合いする感じのほうが上手く行くかもしれない。
Booking.comで予約ができます。
Hotel Coral Beach KTK – Booking.com
TripAdvisorの口コミはこちら。うーん、Booking.comと同じくあまりよくない口コミもありますね。悪いスタッフがいたのかな。
カクタス(Kactus)
ロングビーチとは違うビーチにある宿泊施設。
私もそちらには行っておらず、ネット上の情報でしか見ていません。
写真を見ると、TEN103と似た雰囲気で、結構良さそうだけど…
- 宿泊タイプと料金
- ?
- 連絡船の有無:有り(オートレスビーチ『Wish You Were Here』発11時・往復10ドル)
- Facebook:https://www.facebook.com/kactusktk/
- 公式ページ:http://kactus-ktk.com/
Booking.comで予約もできるみたい。掲載はバンガローだけっぽいですけど。
ラストポイント(The Last Point)
ロングビーチからは一番離れたところにある宿泊施設。TEN103と同じ経営らしい。
公式ページにも情報がなく、料金などは分かりません。
離れたところにあるので、静かに過ごしたい人向けなのかな…?
- 宿泊タイプと料金
- バンガロー:?
- ドミトリー:?
- ハンモック:?
- 連絡船の有無:有り(オートレスビーチ『Sea Garden』発着・片道6ドル)
- Facebook:https://www.facebook.com/LastPointIsland/
- 公式ページ:http://lastpointisland.com/
TripAdvisorの口コミはこちらです。
https://www.tripadvisor.com/Hotel_Review-g2054859-d7235374-Reviews-The_Last_Point-Koh_Ta_Kiev.html
最後に
私はイギリス人が良くしてくれたので、KTK Bungalowsの居心地が良かったけど、ワイワイやるのが好きな人はTEN103やCoral Beachも良さそうですね。Crusoe Islandは、見に行った時はおっさんやおじいさんというか…渋目の男たちが多かったので、そういう人が集まりやすいのかも。私は行かなかったけどKactusやThe Last Pointのような離れたビーチも気になります。
コタキエフは、Crusoe Islandのサイトにもあったとおり、ラグジュアリーなリゾートを求めている人にはお勧めできないんですけど、その代わり他ではなかなか見られないワイルドライフがここにはあります。
かと言ってガチのアウトドアでもなくそれなりに施設は整っているので、私のようなインドア派でも自然を楽しめるのが良いところ。
私もネットさえ(せめてモバイルインターネットさえ)つながればまた行きたいんだけどな〜><
でもネットからdisconnectedなのもまた、ここの魅力かもしれません。
Unpluggedしにまた行きたいなあ。
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