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[宿Hacks]ドミトリーに泊まる時のチェックポイント

この記事を書いた人
Kumi

2014年1月よりデジタルノマド的に海外放浪生活を送っています。現在10年め。COVID-19の間はタイに留まっていました。その間に最愛の猫夫に出会ってしまう。
色んなところにちょっとずつ住んでみる、短期旅行でも長期滞在でもない感じが好き。現地SIM好き。

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こんにちは、海外放浪生活をしているくみです。

前回に引き続きドミトリーの話、今回はドミトリーに泊まる際のチェックポイントです。
ドミトリーと言っても色んな違いがあって、住み心地に差が出てきます。ドミのチェックポイントと、地域によっては全体的にあまりレベルが高くなかったりもするので、どう対処したら良いかをご紹介しますね。

前回:

部屋の中のチェックポイント

セキュリティロッカーはちゃんとあるか

これは東南アジアでは結構大事なポイントですね。部屋の中にある場合もあれば部屋の外にある場合もあります。

巧合大飯店 台中 ロッカー

これがないゲストハウスだと安心面で結構きつい。私はワイヤーと南京錠で色々とロックできるようにはなりましたが、それでもバックパックはただの布で出来ているので切り裂かれちゃったらおしまいです。(宿泊者がそこまでやるか?とは思いますけど)
なのでやはり、ロッカーがない状態で部屋の中にラップトップ入りのバックパックなどを置いていくのは怖い。ラップトップのような大きな貴重品がある人だったら、最低限ロッカーがあるゲストハウスを選んだ方がいいですね。

ロッカーの種類と安全対策

ロッカーにも色々種類があります。

例えば大きさ。バックパックやスーツケースが入るかどうか。これはまあ、小さくて入らなくても前述のワイヤーでバックパックやスーツケースごとベッドなどに括り付ければ、持っては行かれなくなるのでそんなに心配いらないかな…

また、鍵の種類。

  • ナンバーロック
  • 備え付けの鍵
  • 自分の南京錠を設置するタイプ

この中で一番セキュアなのは3番めです。
1番と2番はゲストハウスのスタッフも開けられますし、2番の備え付けの鍵で、どうもリピーターが鍵を複製して盗みを働いているらしく複数のロッカーから現金やカードが無くなったという事件を実際にバンコクで見ました。

最初にここまで見てゲストハウスを選ぶ事は通常ないと思いますが、ロッカーが1番めや2番めの場合は油断しないでください。(私は東南アジアだったらロッカーの中に入れていてもバッグにさらに鍵をかけています)

ベッドにそれぞれコンセントと読書灯、小物置きはあるか

ベッドサイドにもゲストハウスそれぞれの工夫が出ます。
大体こんな違いがあります。

  • 充電用のコンセントはあるか
  • 読書灯はあるか
  • 小物置き場はあるか

コンセントと読書灯はある確率が高いですね。それがないとちょっとイマイチ。特にコンセントはないと不便なので宿を変える事を考えます。

変わったところでは、ベッドに服などが吊っておける工夫がしてあったり、ベッドサイドにロッカーがあったりというドミトリーもありました。

ベッドにカーテンは付いているか

ベッドにカーテンが付いているとプライバシーが保てて快適です。寝る時も安心するひとが多いんじゃないかな。ただデメリットとしては光が差し込みにくいので朝自然に起きられないんですけど。

台湾のゲストハウスにはカーテンの付いている所が多かったです。東南アジアではあまり見なかったかな。カプセル型くらいで…

二段ベッドはきしまないか

これ、きしむベッドだと気になって寝られなかったりするんですよねえ(´Д`;)
木製のとかだと大丈夫なんですけど、鉄の細いパイプのとかだと辛い。

窓はあるか、日当たりは良いか

時々窓のない部屋があります。
朝になっても真っ暗なので、起きづらいんですよね…。早起きして支度しなければいけない時も、明かりをつけて他の人を起こすわけに行かないので真っ暗な中で支度しなければいけなくて、結構辛いです。

なので窓があって日当たりが良いところの方がいいと思う。それか朝自然に明るくなるようなところ。

水回りのチェックポイント

水回りは清潔か、使いやすいか

これ、台湾だとまず大丈夫だと思うんですけど、東南アジアではまちまちです。私は慣れたので許容範囲が広くなっているけど、普通の日本人でビジネスホテルに慣れている人が一番抵抗を感じるところかなあ。綺麗にしている所は綺麗にしているので、AgodaやBooking.comのレビューを見てある程度当たりをつけたほうがよさそう。この2つはユーザレビューが多いので宿泊検討に便利です。

また、シャワールーム内で服をかけやすくしていたり小物を置きやすくしていたりと心遣いしてくれているゲストハウスはいいですね。たまに何もなくて、服はどこにおけば…と途方に暮れるようなところもあるので。

女性だと、ドライヤーを貸してくれるかどうかというのもあるのかな。台湾ではほぼ置いてあるけど東南アジアではあまりないかもしれない。

バス・トイレの数は充分か

これは少ないと、急いでいる朝に致命傷になるので…
特に部屋に一つ『シャワールーム+トイレ+洗面所』が付いている、みたいな所は注意です。(東南アジアでは多いけど…)
4人部屋くらいならなんとかなるんですけど、10人部屋とか12人部屋とかだとどういうつもりで水回りを設計したんだ?と問い詰めたくなる。

あと個人的には、できればトイレもシャワールームも男女別になっている方がいいな…

高雄のTripGG Hostelさんは男女別になっているし、シャワーとトイレと洗面所が独立していてなおかつ数も充分あるので素晴らしい。台湾のドミトリーはほんとレベル高い…

高雄・Trip GG Hostel洗面所

ホットシャワーはあるか

ないなんて事あるの?
…あるんです!
私がマラッカで50日住んでいたドミトリー(L’armada Guesthouse)はホットシャワーありませんでした(´Д`;)

安宿はない傾向がありますね。あまり安い時は要注意。ホットシャワーは電気代食うからね。
台湾ではさすがにない所は見ない。東南アジアではぽつぽつある。ホットシャワーがあるとありがたく思えてくる。まあ寒くないので、慣れたらなんとかなるんですけど…

ゲストハウス内設備のチェックポイント

共有スペースは充実しているか

共有スペースもゲストハウスによって違いますね。やはり居心地の良い所だとゲストの交流も増えるし楽しいです。

私が泊まった所だと、バンコクのデ タラク ホステル (De Talak Hostel)とか良かったな。食堂が広くて、外のベンチも人が集まりやすくて。また建物内にDVDが再生できる共有スペースもあって、仲良くなった人たちと一緒に映画を見たりしました。

Agoda:デ タラク ホステル (De Talak Hostel)|クチコミあり – バンコク

TripGGのオーナーは共有スペースに特に力を入れていると言っていましたね。

無料の水やお茶・コーヒーなどはあるか

これもゲストハウスによって結構違いがあるところです。

まず無料の水・お湯があるかどうか。あるとわざわざミネラルウォーター買わなくて済むので助かります。

また、無料のお茶やインスタントコーヒーが置いてあるところもあります。共有スペースが快適な所でこういうのがあると、わざわざカフェに行かなくてもゲストハウスにこもって作業したりできるから嬉しい。

高雄・Trip GG Hostel無料のお茶

異様に充実しているところとしては、アイスやお菓子が食べ放題だったり、なんとカップラーメンが無料で!置いてあるところなんかもありました…

例えばバンコクのデ タラク ホステル (De Talak Hostel)はココナッツアイスが食べ放題ですし、台湾・墾丁のベッド アンド ブレックファースト (ZL Bed and Breakfast)はこのとおりです。カップラーメン無料なんて初めて見た…

台湾・墾丁 ZL B&B 無料のおやつ

まだブログに書いていないんですが、花蓮の ファーリェン ワオ ホステル (Hualien Wow Hostel) はなんとミカンが食べ放題でした。台湾のゲストハウスはどうかしている。

台湾・花蓮 Wow! Hostel Freeミカン

飲料やビールは販売しているか

ゲストハウス内にビールが販売していると捗ります。(何が)

キッチンはあるか

キッチンがあって料理ができるところがあります。長期滞在の場合は料理ができると健康管理が出来て良い。

料理ができないところでも、冷蔵庫や電子レンジなどがあればずいぶん便利です。
違いは大体こんな感じかな。

  • ガスコンロや電磁調理器の有無
  • 冷蔵庫の有無
  • 電子レンジの有無
  • 湯沸かしポットの有無
  • 食器の有無(食器はどんなところにも大抵あるけど…)

数は多くないけど、朝食を出してくれるドミトリーもあります。大抵は食パンにスプレッド程度なんですが、まれに超豪華な所があってビビる…

台湾のゲストハウスはどうかしている…(´Д`;)

洗濯物をかけられる場所はあるか

短期ならいいんですけど、長期滞在だと洗濯をしないといけないですよね。
ドミトリーは長期滞在者がいるので、洗濯物を干すスペースなどがあるところも多いです。これがないと自分のベッドのところに干すみたいになっちゃって乾きづらいです。下着とか小さいものならいいんだけど。

洗濯は地域によっても違って、例えばフィリピンなんかは町中に洗濯やさんが多く、外注が普通です。タイは道端にコイン式の洗濯機が置いてあったり、ゲストハウスにも設置してあったりします。台湾も有料の洗濯機を設置してあるゲストハウスは多いですね。乾燥機もあったりします。

土足禁止かどうか

土足禁止の方が基本的にきれいです。台湾はほぼ土足禁止だね。
土足禁止の所で他の国の人がそのルールを破って外靴を履いていたりするとちょっとイラッとしてしまう。(ゲストハウスの人も怒っていた)

あ、靴箱がある所もあるんですが、治安のよろしくないところでは自分の部屋まで持って行ったほうがいいと思います…

その他のチェックポイント

アメニティはどの程度あるか

前回の記事でも書きましたが、アメニティをどの程度まで用意してくれているかは結構まちまちです。

私が東南アジアで泊まったところではこんな感じかな。

  • ハンドソープ:ほとんど用意されているがたまにないところがある
  • ボディソープ&シャンプー:ちゃんとしてるところにはある、時々ないところがある
  • コンディショナー:まずない
  • 歯ブラシ:まずない
  • タオル:期待しないでおく

シャンプーとかなくても小さいサイズが現地調達できるので、こだわりがある人でなければそんなに気にすることはないと思いますけども。(こだわりのある人はホステル備え付けのものでもダメか…)

また、タオルは貸してくれるところもありますが、多くはないかな。自前で用意していったほうがいいと思う。有料のところもあります。
タオル貸してもらえると、洗濯物を挟んで叩いて水分飛ばして乾くまでの時間短縮したりできるので便利なんですけどね。

寝具の交換頻度

数日滞在くらいなら気にすることないと思うんですけど、一ヶ月とかいるなら気になりますよね。大体1週間に1回くらいなのかな。言わないと替えてくれないところもありそう。

普通のホテルと違って、毎日ベッドメイキングとかは基本的にないです。
また人件費の節約のため、自分でシーツをセッティングするところも台湾では結構ありました。チェックアウトの時に自分でシーツ類を外して持って行ったり。

大体こんなところかなあ。他にも何かあったら加筆修正します。

次回は、私が泊まった中で、初心者にお勧めのドミトリーについて書きますね!

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