マラッカバジェットトラベル

マラッカのシーク教寺院で、ご飯をご馳走になってきました

マラッカ
この記事を書いた人
Kumi

2014年1月よりデジタルノマド的に海外放浪生活を送っています。現在10年め。COVID-19の間はタイに留まっていました。その間に最愛の猫夫に出会ってしまう。
色んなところにちょっとずつ住んでみる、短期旅行でも長期滞在でもない感じが好き。現地SIM好き。

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こんにちは、くみです。

現在マレーシアのマラッカに来ています。
今日はシーク教のお寺でフリーミールをいただいてきました。

シーク教についてはこちらの記事をどうぞ:
シーク教:異教徒にも無料でご飯を振る舞うインドの宗教について – Kumi-Log

バンコクのシーク教寺院に行ったときの記事はこちら。
バンコク:シーク教のお寺でフリーミール(インドカレー)を頂いてきました – Kumi-Log

中に入る時には服装に注意(頭を布で覆う必要があります)

中にいるのはインド系?(こういう呼び方は正しいのか?)の人ばかりでした(途中で白人のおばあさんが一人来た)。
インド系の人が、私に気づくと『Do you want to eat something?』といって中に入れてくれました。

▼中に入る前に、布で頭を覆うように言われます(布は貸してもらえます)。

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寺院の中の様子

▼食堂なのかなあ。

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▼ここでご飯をよそってくれる。

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▼チャイが出る魔法の水道!

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これがシーク教寺院のご飯だ!

▼これが頂いたごはんです。カレー汁にお米、チャパティが付く日もあります。ポテトで出来たおせんべいに何か漬物のようなもの。チャパティはもそもそして素朴な味でした。おせんべい美味しかった。

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▼食べていたら招いてくれた人がピンクの謎の飲み物を持ってきてくれました。甘くて爽やかでちょっと化粧品?の匂いがした。

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もっと欲しかったら食べられるだけ食べていいよ、と言われたのでお言葉に甘えてカレーをお代わりに行きました。でも自分でよそおうとしたら、場にいた人みんなからすごい勢いで止められました。どうやら自分でよそってはいけないよう。
なんだろう、施されるという事に意味があるのかな…?

寄付を求められるのかなと思いきや…?

食べ終わったら招いてくれた人が『Do you want to pay?』と。元々喜捨してもいいかなとは思っていたのですが、「そうかーやっぱりそういう仕組みなのね…」と思いつつ、別の部屋についていく。

部屋の前には足を洗う場所もあって、きれいにしてから上がります。

▼何かお祈り対象のものが置いてある?

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しかし私を案内してくれた人は、座っていいよというと、どこかに消えてしまいました。
あれ?寄付するんじゃないの?ドネーションボックスみたいなものも見当たらないし…

周りを見ると寝っ転がっている人が。
時々人が来ては寝ていきます。

…これは。

もしかしてpayじゃなくてlayだったんだろうか…

1時間以上待ってみましたが、何のイベントも起こりません。人が時々来ては寝ていきます。
間違いない。layだ。寝ていっていいよと言ってくれたんだ。
そう思うと少しでも「そういう仕組みかー」などと考えた自分がちょっと恥ずかしくなる。

 

帰りは、日本人的マナーに従い、ペコリと建物に頭を下げて出てきました。
無料で食べ物を分けていただくというのは、自分が想像していた以上に心のあたたまる出来事でした。感謝の心が出てくるというか…。
私は信じている特定の宗教はないけれど…、ここマラッカのように、いろんな宗教のお寺があって、こうやって人々に施しをしているというのは、とても望ましい姿だなって。
あそこにいた人達は外国人の私にとても親切にしてくれて、それがとてもじんわりと心にしみました。

帰り道はにこにこして、色んな人ににこっとしてにこっとされました。
若い人もおばあさんもおじいさんも。
うれしいし少し幸せ。
いつもこんな気持ちで生きていけたらいいのに。

お寺があるのはインド人街だったのだけど、本物のインドもこんな感じなら遊びに行けるのに…
ニュースもそうですし、実際にインドに行った人に意見を聞いても女性一人の旅行は決しておすすめできない状況のようで、残念です。
(※マラッカは治安が比較的よくて、夜の10時に歩いていてもまだ身の危険は感じません。)

シーク教についてはこちらの記事にも説明を書きました。
シーク教:異教徒にも無料でご飯を振る舞うインドの宗教について – Kumi-Log

バンコクのシーク教寺院に行ったときの記事はこちら。
バンコク:シーク教のお寺でフリーミール(インドカレー)を頂いてきました – Kumi-Log

マラッカ・シーク教寺院の場所

▼場所はここです。Discovery Cafeから徒歩10分しないくらい。

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