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ブログからどうやってお金を稼いでいるのか、私の場合

デジタルノマド知識
この記事を書いた人
Kumi

2014年1月よりデジタルノマド的に海外放浪生活を送っています。現在10年め。COVID-19の間はタイに留まっていました。その間に最愛の猫夫に出会ってしまう。
色んなところにちょっとずつ住んでみる、短期旅行でも長期滞在でもない感じが好き。現地SIM好き。

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こんにちは、くみです。
『ブログで稼ぐ』ということをよく聞くようになった昨今ですが、私もブログをやっていると言うと「どうやって稼いでいるんですか?」とよく訊かれます。

私は決してブログからお金を稼ぐことが上手な方ではないですが、こういう記事を書いておくことで個別に答える時間を減らせるかなと思うので、よく答えていることをまとめておくことにしました。

先に書いておくと、私のブログからの収益は2018年現在1ヶ月あたり1万〜3万円程度です。PVは5万〜10万です。
この数字に夢がないなと思う方は、この記事は読まなくてもいいと思います。もっと射幸心Friendlyな情報は世の中にたくさんあります。

ブログから直接お金を得る手段について

そもそもの話ですね。ここから知りたがる人も少なくないですね。
これは私の知識であって、もしかしたら世の中には私もびっくりするような裏技的なものがあるのかもしれませんけど。

大きく分けて、ブログから直接お金を得る方法としては次の3つがあります。

  • クリック型広告:広告がクリックされると報酬が発生する。有名なものとしてはGoogle Adsense
  • 成果報酬型広告:広告がクリックされるだけでは報酬は発生しないが、その先でサービスに入ったり商品を買ったりされると報酬が発生する。いわゆるアフィリエイト。
  • 純広告・タイアップ記事広告など、企業・個人との提携

分からない用語があったらぐぐってください。このへんの情報って、ネット上にたくさんあると思います。金鉱の入り口のつるはし売りめっちゃ多いので。

近年ブロガー界隈で流行っている手段でnoteで情報を売るとか有料コミュニティを作るというのもありますが、ここではブログに絞るので割愛します。

クリック型広告

ユーザ(読者)がクリックすると報酬が発生する広告。
テクノロジーが発達していて、どうやって計測しているかは分かりませんが自分でクリックしても無効になります。またクリックしたあとの行動もトラックされていて、行動に移ったユーザが多いほうがより発生報酬が高くなったりします。単純には出来ていないということですね。

Google Adsenseが有名ですが、他にもnend など色々あるみたい。私はGoogle Adsenseしか使っていないのでそのへん詳しくないのですが、多分ぐぐったら色々出てきます。
Google Adsenseは実績がないと新規登録が難しいらしいので、最初は広告のことはあまり考えずに、自分のブログが他人の役に立っていると思えるくらいに育てたほうが良いと思う。(以前知人の登録を手伝ったのですが、どう頑張っても申請が通りませんでした…)

またASPが配信する広告の中にもクリック成果型広告はあります。ただ大抵の場合報酬はしょっぱくて、例えば航空券検索サイトが1クリックあたり5円だったりします。

成果報酬型広告

クリックしたユーザがその先でサービスに申し込んだり購買行動に移ったりして初めて報酬が発生する広告。いわゆるアフィリエイト。大抵はA8.net ValueCommerceなどのASP(Affiliate Service Provider)にメディアとして加入しそこから広告が配信されますが、広告配信企業と直接提携することもあります。

以前仕事で出稿側のサポートをしたこともありますが、出稿側からしたら売れた分だけ報酬を払えばいいので広告費用を想定しやすいというメリットがあります。(出す側からすると、Google Adwordsなどのクリック型広告は下手すると全く成果が出ないまま広告費用がどんどん無くなるということも起こるので…)

私が主に使っているのはAmazon AssociateやA8.netValueCommerceですが、他にも色々あります。実績がある人だけが入れる非公開のASPもあるそうです。
Amazonは貼りやすいけど、料率低いのよね。

ここから先は私の考えですが、普通の日記的なブログでアフィリエイトの収益はほとんど発生しないです。数百万PVのような巨大なサイトはまた違うかもですが、普通の個人のブログでサイドバーから売上が上がるというのはほとんどないと思う。私はアフィリエイトど下手なので、セルフバックを除いたA8やValueCommerceの売上報酬が月5千円を超えることはほとんど無いです。

ブロガーに必要とされることとアフィリエイターに必要とされることは違うと思っています。
ブログは読み物として面白いとか情報として役立つ事が大事ですが、アフィリエイトはいかに成約を増やすかがポイントで。(その手段のひとつとして役立つ情報を載せるというのはある)コンテンツメイカースキルよりもマーケティングスキルが必要になると思います。読んだ人がそのサービスや商品が欲しくなるよう、サイトもコンテンツも成約のために練って作り上げるスタイルです。
世の中にはブロガーとアフィリエイターを両立させている人もいますが、あれはすごいなと思います。

アフィリエイトに魅了される人の中にはみんなが知らない秘密の手段みたいな幻想が好きすぎてとうに時代の終わったブラックハット手法に同時に魅せられてしまう人もいますが、まともなソースでSEOの勉強をしたほうがいいですね。Googleの公開情報とか読もう。(以前知人が闇落ちして、無料ブログサービスでダミーアカウントを作りまくってBANされるというのを繰り返していて、聞いてびっくりしました)

純広告・タイアップ記事広告など、企業・個人との提携

サイトに広告を貼るので月額いくらくださいとか、紹介する記事を書くので報酬をくださいというものです。このブログも一応枠を設定しています。
当然サイトに実績がいるので、元々すごく知名度がある人とかでない限りは始めたばかりのブログだと難しいと思います。
最近ブロガー同士で広告を出し合っているのも見ますけど…(私はそういう内輪感はあまり好みではないのですが、始めたばかりの頃はきっと嬉しいですよね)

私がブログからどれくらい稼いでいるか

最初にさらっと書きましたが、PV5万〜10万のブログとして毎月大体

  • クリック型広告:1万〜2万
  • 成果報酬型広告:0.5万円〜1.5万円

って感じです。
収入の内訳は以前もこの記事に詳しく書きました。

私はあまり商売っ気がないので、PVあたりの収入は少ない方ではあると思います。
クリック型の広告配信もその記事のテーマにも寄って単価が異なり、旅行系とか海外情報系は報酬少なめな方らしいので。(高く売れるような商材があまりない)

単価の高いテーマで書こう、とすると、多分思考がアフィリエイターに近づいていくのだな。
実態は知らないですが、美容系とかダイエット系とか金融(投機)系とか転職系が高いのではないかなという推測。クレジットカード系とか保険系はもう安くなったのかしら。

直接的な報酬に限らないブログの利点

『ブログからどうやって稼いでいるんですか?』とよく訊かれるので直接的な方法を答えましたが、ブログをやっている利点というのはもちろん報酬発生だけではありません。
私は今生活費を抑えているので月2万でも充分助かるのですが、東京で年収4〜500万とかで暮らしていたら雀の涙ですよね。でもそれでもやって良いことはあると思う。

この辺も、たくさんの人がもう書いていると思うんですが…
私にとっては以下のような点があって、ブログを書いていてよかったなと思いました。

  • 自己紹介が楽、どういう人間か分かってもらいやすい。趣味嗜好や強みなど
  • 人に情報を聞かれたときにいちいち全部説明しなくていい(該当する記事を読んでもらえればいいので。この記事自体もそうですね)
  • ある情報について書いておけば次回調べる手間が省ける。人間は忘れる生き物である
  • ブログから違う仕事が発生することもある

今は組織に属していたとしても、個人で生きていく志向が強い人はやっていて損はないと思う。
『儲けるために一日一記事、○ヶ月書く』みたいなTipsも流行しているようなんですが、儲けることを考えなければ別に1ヶ月に1記事とかでもいいので、気軽に始めたらいいんじゃないかなと思います。

簡単に説明しようと思っていたのに長くなってしまったな〜
多分こういう系の話が必要なタイプの人に対しては、話は短いほうがいいんですよね…。まあもう性分だから仕方ないか…

この記事に書いてあることはもちろん私の意見であって、死ぬほど稼いでいるアフィリエイターさんとかはまた違った意見だと思います。私が不器用すぎるというのもあると思うし。
まあ、私はこういう感じです、ということで。『始めて○ヶ月で収益7桁突破しました!』みたいな感じではないです。

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