デジタルノマド知識

海外ノマドについて海外ノマド6年の私が知っていることを書いた2020

Digital Nomad Laptop デジタルノマド知識
この記事を書いた人
Kumi

2014年1月よりデジタルノマド的に海外放浪生活を送っています。現在10年め。COVID-19の間はタイに留まっていました。その間に最愛の猫夫に出会ってしまう。
色んなところにちょっとずつ住んでみる、短期旅行でも長期滞在でもない感じが好き。現地SIM好き。

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こんにちは、Kumiです。
この記事では海外放浪を6年続けてきて、まがりなりにも海外ノマドの端っこに属していると言えるかなと思うので、海外ノマドについて私が知っていることをまとめることにしました。

COVID-19真っ最中で今誰も海外に出てノマドやるぞって感じではない中で、書くのもどうかなと思ったんですが…
まあ、読みたい人もいるかも知れないので。うん。

海外ノマドのなりかた

なりかた。いきなり大きく出たな。
あくまで私の持論なのですが、海外ノマドになるのは簡単です。
情報商材とか買う必要はないです。

(収入)ー(支出)>0

ならどこでも生きていけます。
この状態で海外に出たら海外ノマドだ。

海外でフラフラしたりビザランしながら半定住したりしている人の中には持ってる資産の運用益や投機で暮らしている方もいると思いますが、この記事のテーマは海外ノマド(=Digital Nomad)なので、何らかのリモートワークをしていてそこから収入を得ているという状況に絞って書きます。

つまり、リモートワークなどで(収入)ー(支出)>0の状態で、海外耐性があって海外をフラフラできれば海外ノマドのスタートです。
(Digital Nomad Visaは国によって収入などの要件が決まっているので、そういう意味では要件を満たす必要がありますが)

ちなみに海外耐性は本当に人によって違うので、もちろん国にもよりますが、海外をフラフラするのが苦手であれば日本でノマド(アドレスホッパーっていうんでしたっけ)でもいいと思います。良い都市がきっと色々あるのだろう。
真・女神転生シリーズの例えで恐縮なんですが、私は海外属性が『耐性』ではなくて『吸収』なんですよね。海外をフラフラすればするほどHPが増えるので…。日本に帰ると減っちゃうんで…

海外ノマドの収入

ここがみんな知りたいんですよね…。
正直私も稼げてる方ではなく、もがき続けているので、この項目はあてにしないでください。

なんか知らんけど海外ノマドっていうとパソコン一台で自由に生きるみたいな情報商材が出たりしてますが、アフィリエイトもブログもYouTubeもその他の色々も暮らしていくぶん稼ぐのはもちろん楽ではないし、成功例がないわけではないから止めないけど(私もブログ書いてるし)最初に始めるにあたってもっと確実性のあるやり方はあると思います。

なので私が収入について書くと、ここは海外ノマドというよりも『リモートで働くフリーランス』についてになります。
海外のデジタルノマドコミュニティでアフィリエイターとかブロガーとか見ないんだよね。(アフィリエイターはそもそも人前に出てこない、すごい稼いでる人は日本人も人前には出てこないですね。知り合いの知り合いで何かの機会にふっと顔を見る機会がある程度。)

まあこのへんに賭けたいという人は、私の話は参考にならないです。私もブログ成功してないし。

じゃあ他に収入を作るためにどんな方法があるのかというと、海外のDigital Nomad Communityで見るのはやっぱり技術職の人が一番多いです。
エンジニア、デザイナー、Webサイト・サービス開発者、アプリ開発者、またはそれらの人と何かを作っているスタートアップのファウンダー。
リモートでの仕事依頼はCOVID-19以降増えていくので、まだ世の中が大変な中こういう言い方をしていいか分からないですが、今後の世の中の流れはリモートワーカーには追い風となっていくと思います。今までリモートでは認められなかったこともリモートで出来るようになったり、今までZoomミーティングを受け入れられなかったクライアントも、New Normalの中でどんどん受け入れていくことになったりすると思いますし。(COVID-19以降に仕事で初めてZoomミーティングを経験した人も多いのでは?)

そんな技術は自分にはない、という人でも、例えばオンライン秘書とか、ちょっと供給が多すぎますが翻訳者とか、あとまとまった額を稼ぐのは大変ですが隙間時間ならAIの学習補助のマイクロタスクなんかも探せばあります。今までオフラインだったものもオンラインに変わっていくので、自分の今までの経験やスキルや興味をいかにリモートの仕事に活かせるか考える、という思考がいいですね。ヨガの先生だったらオンラインでヨガクラスをやるとか。

仕事の受注には、やはり今までの仕事の中でできた縁で任せてもらえることがあったらそれが一番いいのかなと思いますが、リモートワークが世界的に市民権を得てきている今、クラウドソーシングで探す、LinkedInで探す、など色々と方法はあります。ちなみに英語圏のDigital Nomadコミュニティでおすすめとして一番名前が出るクラウドソーシングはUpworkです。
リモートワークをするのに英語が必須だとは思わないけど、あると幅が広がります。なんちゃって。私もまだまだなんで。私も海外のチームにジョインしてなんかプロジェクトできたらな〜と思いつつ英語がんばっております。英語以外のスキルもな〜。語学だけでは話にならんので…

私の庶民的な計算ですが、なんかあった時の医療費とか帰国費みたいなセーフティマネーはさておき、生活費だったら人時2,000円程度で5人日働けたらシンガポール以外の東南アジアでは生きていける…
フリーランスなんでそんな会社員みたいに1日8時間20日分ぴっちり仕事が入るわけではないですが。5人日(40時間)ぶんの仕事があったらとりあえず一ヶ月生きていけると思ったら気が楽じゃないですか?
あと月5万くらいの仕事をくださるクライアントさんを複数増やしていけたらとりあえず生きていける感じがある。

ちなみにフリーランスとしては人時2,000円って大特価なんですが(アルバイトの時給とは違うので…社保負担とかもあるし、営業とかバックオフィス系の業務も全部自分がやるんで。参考:フリーランスと正社員の手取り、同額を得るには?年収は?計算方法と共に紹介! | フリーランスへの道しるべ)、まあ最初は特殊スキルがなかったら仕方ないのかな…。IT系の(って広いな)エンジニアさんだったら最低でも人月80万〜とかなんだろうけど。(コンサルティングも80万/月ならアシスタント値段)

もちろん人月160万とかでバリバリ稼いでラグジュアリーなノマドになるのもいいと思います、そういう人も実際にいます。多分すでにそういう状態の人は私のブログ読んでないと思うけど…

受託仕事は確実なんですけど単価があげられない種類のものだとなかなかスケールしにくいので、それとは別に自分のビジネスを持つとか、ブログを育てるとかそういう事を並行してやるのはとてもいいと思います。(いきなり後者で成功できるならそれはそれに越したことはないかもだが…)
私も単価なかなか上げられないマンなんで受託仕事だけだといずれ死ぬので、なんとかストックでいけるやつを何か育てていかなくては…と思ってます。

色々書きましたが、収入については私は他のデジタルノマドと比べて成功してないので、あまりあてにならんです。すまない。とりあえずサバイバルできてる程度なんで。

フリーランスについては、最初に海外に出る前に勉強会系のコミュニティで知り合った高田ゲンキさんがベルリンで成功されて日本人のフリーランスのノウハウ第一人者(という言い方でいいのだろうか)になられているので、参考にされると良いと思います。特にデザイナーの人。

海外ノマドって言っても、要はまあ、海外で定住してないフリーランスか、海外で定住してない事業家だから…
怪しい情報商材でよくあるような、パソコン(またはスマートフォン)一台で海外で自由な暮らし的なイメージは、色々見誤るから気をつけてね…、って私は思います。いや自分もそういう意識でいるしライフスタイルとして謳ったこともあるかもだし海外のDigital Nomadもそういう意識でいるけれども、正確には『パソコン一台と自分の稼ぎで海外で自由な暮らし』なので…、パソコンから稼ぎが魔法みたいに生み出されることを期待するのは危ないと思うし…、あまり情報商材やさんにそういうふうに商材として使ってほしくないですね。早く廃れてくんないかな。

あっ、あと、私はフリーランス信奉者ではなく、ちゃんと良い感じのお給料もらえてリモートでどこにいてもいいという会社で雇用され続けられるんだったらそっちのほうが断然いいと思います。そりゃーいいよ。いいなあ!
一般的にはフリーランスで生きていくよりも雇用されつつ海外でリモートワークして生きていけるっていう状態になる方が難易度かなり高いと思う…。西洋人(定義広い)ではちょこちょこ見かけますけど。

ちなみに私が何やってるかはお仕事のとこにちょろちょろ書いたりしてます。全部じゃないけど。ライティングとかならともかく、このブログから受託系のお仕事そんなに来ないと思うんで…。
私は器用貧乏で、出来ることはそこそこ多いと思うけどデザイナー!とかエンジニア!みたいな専門性のあるタイトルを自分のスキルセットになかなかつけられないんですよね…。あえて言えば赤/獣です。黒魔道士になりたい人生だった。しくしく。

海外ノマドの支出

収入よりはどちらかというとこちらのほうが私の強みです。
今まででも何度かブログに書いてきたけど、海外において生活費の圧縮が得意です。現地適応力が高いとも言う。なんせ属性が吸収だからな。

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ただDuring/After COVID-19で、これまでのようにドミトリーに長期滞在したりするライフスタイルが戻ってくるかどうか、私も微妙だなと思うんですよね…。少なくとも今は何も見えない。多分1年は今の場所にとどまらないといけないだろうし、そこから先、世界はどうなるんだろう。
私の放浪スタイルは大体一箇所に2週間〜2ヶ月とどまるスタイルだったんですが、これからは3ヶ月ずつとか半年ずつのように、移動から発生するリスクを減らすために一箇所にとどまる期間を延ばさざるを得ないかもしれないです。(それで済めばいいけど…)

ただそれでも住居については、日本にいるよりは海外の方が楽だなと私は思ってます。
日本の中でだけ暮らしていた時は全く分からなかったのですが、賃貸について、海外の国の中には日本と比べてかなり柔軟な国があります。

例えばタイで言うと、一ヶ月からアパートやコンドミニアムの部屋を借りることが可能です。すべての物件ではないですが、そういう例が珍しいわけでもない。
礼金に相当するものはありません。敷金、デポジットはあるけど大体一ヶ月分だし。

日本だと一人暮らしで歳を取ると賃貸を借りにくいとかもあるけど、タイではリタイアビザのおじいちゃんが一人で住んでいるのも珍しくありません。定期的にお手伝いさんがお掃除に来ていたりもしている。私は未婚なのでこのまま一人で暮らして60とか70歳になって、賃貸の部屋が借りられなくなったら人生詰むのでは?と日本時代考えたことがありましたが、今のタイの状態を見ていたら気が楽になりました。(タイも先進国化するに伴って色々変わってくると思うけど)

なので、3ヶ月や半年だけ住むライフスタイルを日本よりもしやすい国は色々あると思います。
価格も、ジム・プール付きコンドミニアムに住むとか首都のめっちゃ利便性のいい駅のあるところに住むとかでなければ、例えばタイのチェンマイで一人暮らしなら5,000THB前後(日本円で今だと1万6千円ちょっと、光熱費別)で十分現実的に探せます。
この記事は2014年に書いたものですが、値段は2019年も大して変わってませんでした。

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COVID-19効果というのか…Monthlyで個室を安く出しているゲストハウスも今はあります。

COVID-19で今後どうなるか分からないけど、ルームシェアなんかも探せばあるので(私はトビリシとキエフのルームシェアコミュニティをチェックしてます)、住居についてはCOVID-19が影響してドミトリー生活がだめになったとしても日本よりも費用圧縮できる余地はあるのかなと思います。少なくとも日本で一人暮らしを始めるよりは敷居が低いはず。家具家電を買う必要ないし。

COVID-19時代で大事になってくるのは(この状況が引き続き続けばの話ですが)医療保険かなと思うのですが、私はSafetyWingがいいなと思ってます。ただまだ実際に医療費請求まではしたことはないです。

2020年8月COVID-19に対応!デジタルノマド向け海外旅行医療保険『SafetyWing』
2020年8月追記: SafetyWingのNomad InsuranceがCOVID-19に対応しました! 250,0…

日本の保険と違ってキャッシュレス診療が非常に難しいので、そのあたりの利便性を求める人なら割高ではありますが日本の海外長期滞在者向け保険が良いかもしれません。こまめに日本に帰る人ならクレジットカード付帯だけでなんとかなるかも。(COVID-19に対応しているか知らないけども)

あとは、食べ物とかSIMとかそのあたりは変わっていないので、以前書いた支出についての記事を参考にしてもらえればと思います。

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こんにちは、東南アジア放浪生活1年9ヶ月目のくみです。 ブログタイトルにもしたし、月5万円で暮らすための方法や家計簿記事…

私が行った中での海外ノマドおすすめの国(ざっくり)

本来は一つ一つ丁寧に書くべきなのですが、私が行った中で月500USD前後の生活費でデジタルノマドとして暮らせるなと思った国は(COVID-19以前の話ですが)

タイ、ベトナム、マレーシア、キルギス、カザフスタン、トルコ、ジョージア、ウクライナ

以前東南アジアについてはおすすめをまとめたけど、だいぶ時間が経ってしまった。COVID-19でもまた変わるんだろうな…

海外ノマド向けおすすめ都市・東南アジア編(生活費月5万円想定)|2017年9月更新
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台湾はとても好きだけど物価の問題で500USDはちょっと厳しいなと感じた。台湾ドルが落ちたので今はどうだろうか。
ラオス、カンボジア、ミャンマー、インドは物価的には行けるけど、上記の国と比べて色々な理由で難易度が高いなと思っています。一ヶ月程度の短期滞在ならいいと思う。あと適性の問題でハマる人はハマるかも。
私は中東と南米には行ってなくて、あとインドネシアもまだなんですよね。バリにはDigital Nomadがたくさんいます。

生活費予算が月5万じゃなくて10万に出来れば、ヨーロッパの国とかもっと入ってくるだろうな〜。
私はまだ行ったことないんですが、ポルトガルとか気になっています。あとハンガリーとかブルガリアとかも良さそう。DN的にはどうなんじゃろ。マルタはネットが非常に辛かった…。

季節にもよるけど(部屋の値段がかなり変わるので)、うまく安い住居を見つけられれば月10万でギリシャの島暮らしも可能なのでは?と思ったりしました。外食高いからずっと自炊になるけどね。

ギリシャ・アイギナ島3泊4日150ユーロでビーチを満喫!費用内訳も載せてます〜 低予算でギリシャの島大作戦!(3)
羽を伸ばしに行ったギリシャのアイギナ島、すごく良かったです!ビーチからかなり近いキッチン付きのアパートメントを選んだので…

この時泊まったアイギナ島のアパートメント、ローシーズンなら一ヶ月400EURとかで住めるとお返事いただいていたので。2017年のことなので今は値上がりしてるかもだけど。あと6月〜9月はこの値段は絶対ムリ。

渡航が難しいので、このあたりの項目はすべて今非現実的になってふわふわしているのですが…
前の日常が帰ってくればいいのですが。どうなるんでしょうね。

海外ノマドは法的にどうなのか

ここは私の調べたことや解釈を書きますが、私は各国の法律の専門家ではないので、この文章の中に確かなことは何もないと思ってください。法的な根拠として参考にしないでください。

Digital Nomadやリモートワークは新しいライフスタイルなので、やってる方も各国政府もみんな手探りで、新しいことが決まっている最中です。
一昔前の現地不法就労のイメージを当てはめようとしても違うでしょうし、かといってフリーダムでもないです。

リモートワークが違法になるかどうか、法律的な問題と実態とあってなかなか誰にも言い切れなかったりしますが、あっこれはもうだめそう、という国はあります。私が調べた限りではシンガポールがそうです。

シンガポールビザ:不法就労の落とし穴 - 今日もシンガポールまみれ
1. 労働ビザが出る前の就労 2. 再入国によるSG滞在期限延長 3. 給料キックバック 4. 自営/サイドビジネス/ノ…

これ、シンガポールを題材に映像を撮ったYouTuberとかも抵触すると思うんですが、大丈夫なんかな…

一方タイですが、2017年にチェンマイのWork Permit Officeにインタビューをしたという記事があります。

かなり細かくケースを聞いていますが、これによれば、タイのものを利用してビジネスを行ったりタイ人の雇用を奪ったりしていない限りはnot concernという方向のようです。

来たら分かりますがチェンマイはたくさんコワーキングスペースがあってDigital Nomadがたくさん作業しています。もしリモートワークが現時点で摘発されるような違法行為であれば、コワーキングスペースに出向けばたくさん逮捕できます。やったね。DNコミュニティも色々あるしね。
現実そうはなっていないので、厳格に法律を解釈したらどうかはさておき、実態的にはnot concernで動いていると言えるのではないか。どうか。

また、以前チェンマイ在住の日本人リタイアメントビザの方から、リタイアの人たちに向けてイミグレーションか、政府だったかな?(記憶がちょっと曖昧)がDigital Nomadについて説明会を開いたという話も聞きました。内容はちょっと細かくは分からないのですが、主旨はこういう人たちがいるよっていう周知だったはず。

あと今ホットなのはDigital Nomad Visaです。COVID-19で世界的にDigital Nomad Visaを制定する流れが加速していて既にいくつかの国で話題になっています。(これは別の記事でまとめて書きたいなと思っています。)
タイでもSmart Visaについて外国人Digital Nomad向けに何度か説明会が開催されてます。しかしタイのSmart Visaは今のところ高度な専門家やスタートアップなどが対象で、一介のフリーランスでは難しそう。

海外ノマドのコミュニティ

フリーランスや海外に出た日本人の話題でたまに見るのが孤独問題ですが、Digital Nomad界隈はコミュニティが色々あるので人とつながろうと思えば簡単につながれます。様々な勉強会や懇親イベントもあります。
世界の中にDigital Nomad的にホットな都市というのがいくつかあって、そういうところではコミュニティが大きくリアルのイベントも色々あります。私が知っている中で有名なのはやはりチェンマイとバリかな。ダナンもDigital Nomad的に第二のチェンマイ的な感じでコミュニティが大きくなってきたと聞いています。(あくまでCOVID-19以前の話ですが…)

その他の地域も、例えばパンガン島のデジタルノマドコミュニティなんかもありますし、他の都市や国もある程度物価が安くてネットが早くて暮らしやすい国は何らかのコミュニティがあるのではないだろうか。

チェンマイのデジタルノマドコミュニティやイベントについては、去年機械学習エンジニアさんが遊びにいらっしゃった時に色々連れ回しまして、その時の紹介記事を今書いているところです。書いたらここにリンク貼る。

人との付き合い方は人それぞれだし、英語という大きな壁もあるので簡単には行かないけれど、海外に出たからにはやはり色々な国のDigital Nomadとの交流は大きな醍醐味かなと私は思ったりします。なので英語で頑張るのは私はおすすめです。
私も英語に関してはまだまだStrugglingしていますが…。イベント帰りに泣きたい気持ちになる日もある…。しくしく

海外ノマドの税金

税金については私もちゃんとしたいと思い色々と調べながらやっています。
しかしやはり海外でのリモートワーク自体が新しい働き方なので、明確に全てが分かるかというとそういうわけでもない。所轄税務署には相談をしていますが、額が小さすぎてnot their main concern状態…。
(ちなみに税と居住状態については他の国でも色々と懸念はあるらしくて、去年出席したイベントでは母国に長期間いなかったために居住権関係でトラブルに巻き込まれたヨーロッパ人のデジタルノマドの人の話がありました)

非居住者かどうかで色々変わってきますが、基本的に居住状態がどうであろうが日本での収入があれば確定申告の必要があるはずです。

参考:No.2878 国内源泉所得の範囲(平成29年分以降)|国税庁 

Google AdsenseやAmazon Associateは支払い元が海外法人なので、非居住者の場合その分の確定申告の必要はないのでは?と思ったのですが、正しいかは分からない。私は税の専門家ではないので必ず自分で然るべきところに確認してください。(私は住民票入れてて居住者扱いかなと思うんで確定申告に入れてます。非居住者認定は『客観的事実によって判定する』らしいので、住民票の有無で判定するのかどうかは分からないですが)

しかし日本の確定申告は海外からの収入がメインになるのを想定して制度が作られているわけではないように感じることが色々あり…、企業名を書くの一つとっても、英語名で打ったら全然入らんよ…みたいなことがあった覚えが。

こういう事はちゃんとしたナレッジのある士業の方が書くか、そういう方に監修を受けた記事でないといけないと思うので、どちらにしても私が今ここに書けることはあまりない。(監修しますよという奇特な士業の方がもしいらっしゃいましたら、ご連絡ください🙏)

ちなみに2020年は3月に日本に帰って確定申告するつもりだったんですが、COVID-19で帰れなくなったので所轄税務署にお電話して相談しながら遠隔で確定申告を提出しました。
私の事業収入はすべて税務署が把握しています。
(ちなみに収入が少なすぎて源泉徴収分から還付金が出る結果だったのだけど、締切を過ぎてからの提出だったので還付金については諦めてます。税金を多く納めたぞ〜^ω^わ〜い!)

住民票については、抜くとどうなるか色んな人が既に書いているのでここでは書きませんが、どうするのが正解なのかは私も悩みながらやっています。
定期的に日本に帰る人は入れておくのがいいのかもしれない。国保の海外療養費制度もあるし。(それも保険料によるかもしれないが)
確定申告は日本国内の収入があればいずれにしても必要なので。

久しぶりの文章で、たいして構造化もせず思ったことをバーっと書いてしまったんですが、読みにくかったらごめんなさい。
もうちょっと細かく書くべきところもあると思います。(細かく書いた記事をここにリンクするという方向で考えています)
他にも知りたいことがあったらFBページなどにコメントください。

海外ノマドとDigital Nomadとデジタルノマドで表記ゆれもしていますがお許しください。
SEO的には何にまとめればいいんだ。

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