こんにちは、くみです。謎タイトルになってしまいました。
人の心の数だけ、それぞれの小籠包がある…というと言い過ぎですが、
台湾には日本人がイメージする皮の薄い小籠包だけではなく、色んな小籠包の形があるんですよね。台湾に実際に行って分かった発見でした。
この記事では、私が実際に食べた小籠包とどこで食べたかを紹介します。
どれもそれぞれの良さがあるので、ぜひ食べ比べてみてください。
※ 営業時間、休業日、連絡先などはGoogle Mapsなどを参考にどうぞ〜。(ブログでは変更があってもこまめに対応できないので、行く時に調べて頂いた方がいいです)
台湾で私が見たさまざまな小籠包
私が回った感じ、小籠包と言ってもこんな違いがありました。
- ちょっとお高めな、皮が薄くスープの詰まった高級小籠包(日本人がイメージするやつ)
- 小さい肉まんみたいな、カジュアルに夜市で食べる小籠包
- 一期一会な、皮は様々なローカルの街角小籠包
私が出会っていないだけで、もしかしたら夜市でも皮の薄いタイプの小籠包があるかもしれないですが🤔
日本人がイメージする『小籠包』は値段的にも場所的にも一般市民が日常的に食べているとは考えにくく、私はなるべくローカルの人が食べているものを探してみたいなあ。と思ったりします。
ちょっとお高め、高級小籠包
それではまず、日本人がイメージする『小籠包』から。
皮が薄くて、中に芳醇な香りのスープが詰まっていて、箸でそっと持ち上げてレンゲに乗せ、黒酢と針生姜でその小宇宙を頂く…
私が回った範囲では、これは高級な飲食店で食べる特別な小籠包なんだなという印象でした。夜市や街角の屋台で食べるものとはちょっと違うというか。台湾滞在が短いならこのタイプのものだけ食べて帰ってもいいのかもしれない。美味しいのは間違いありません。
一籠大体100〜200元(約400〜754円)くらいでしょうか。豚肉以外にもヘチマ入りだったり蟹味噌入りだったりと様々な種類のメニューがありますね。
鼎泰豐(Din Tai Fung)
日本人には圧倒的知名度を誇る、小籠包屋さんの代名詞的なお店、鼎泰豐。他の国にもたくさん支店がありますが、台湾に来たら一度は、という感じですね。
台北で行きましたが、店内は日本人多かったなあ。もちろん美味しかったです。(なんか雰囲気に緊張したけど)
ただ雰囲気があまりに高級で、一般市民が気軽に来てるとは思えない。これはバンコクでいうMango Treeの立ち位置なのではないか?(私は屋台派なんで…)
普通の小籠包が10個で200元(約750円)…!ですが、いろいろ試せるように5個でもオーダーできるのが嬉しい。
他にもカニみそ入り小籠包、ヘチマとエビ入り小籠包、鶏肉小籠包、トリュフ入り(!)小籠包など色々種類があります。トリュフ入りは5粒で450元(約1,700円)、ひとつ90元(約340円)…。いつか石油王になれたらトリュフ入り小籠包を食べに行こう!
▼5個だけだと見た目はちょっと寂しい。
▼針生姜と黒酢でいただきます。この小籠包の頼りなげで儚い雰囲気がたまらない
鼎泰豐は台北にも何店舗かあるみたいなんですけど、私はSOGOに入っている復興店に行きました。
公式サイトで店舗の場所を調べることができます。:鼎泰豐
濟南鮮湯包(Jinan Xianshangbao)
台湾に詳しい人におすすめされて、濟南鮮湯包に行って来ました。
#妙口肉包という美味しい肉まんも教えてもらいました。(妙口四神湯.肉包專賣店 – Google Maps)
濟南鮮湯包の小籠包、湯包と呼ぶべきなのかな?
明確な違いが分からないのですが、湯包・小籠湯包とあったら確実にスープが入っているものなのだろうか?
オーダーを受けてから作り始めるそうです。
濟南鮮湯包のメニュー、小籠包も種類が色々あります。普通の小籠包は180元。松茸入り小籠包は350元(約1,320円)…!!
他にもヘチマとエビだったり、カニみそだったり、色々あります。
変わった小籠包に惹かれますが、私は普通の小籠包をオーダー。一人なので色々頼めないのが残念。
▼サイドメニューも色々あって、この香煎豆魚も人気らしいです。一人だとここまで食べられないので、やはり大勢で来たいな
濟南鮮湯包の場所はデジモノ好きの聖地・光華商場やSyntrend 三創生活から徒歩10分程度。
寄るついでに食べに行ってもいいかもしれません。
明月湯包(Mingyue Tangbao)
これは別の人のおすすめ、もう台湾を去るという時に教えてもらって『ぐぬぬ…』ってなったのですが…
台北市内にパスポートを忘れて空港で気が付き滞在が延期になったので、運良く(?)行くことができました(´∀`;)
明月湯包は普通の湯包(小籠包)が8粒130元(約490円)!鼎泰豐や濟南鮮湯包のあとではお安く感じる。安くなった分たくさん食べたい。他にも蟹粉?湯包8粒250元、韓式?湯包8粒190元。
湯包以外の他のメニューもいろいろある。やはり大勢で来たい。
明月湯包の小籠包。
明月湯包は臨江街観光夜市からも近いので、この近くのホテルやホステルに泊まって夜市を楽しみつつ明月湯包も訪れるというのもおすすめです♪
カジュアルに、夜市で小籠包
さて、次は台湾といえば夜市!夜市で食べた小籠包を紹介します!
夜市の小籠包は日本人がイメージする小籠包とは違うタイプのものが多いんじゃないかな。もっと庶民の味というか。私も驚きました。
通化街夜市(臨江街観光夜市)の小籠包
通化街夜市(臨江街観光夜市)の小籠包、8個で60元(約226円)。
前述のレストラン(130〜200元)からうって変わって、ぐっとストリート・フード価格になりましたね!
ソースが2つ置いてありました。辣はちょっと辛い。
肉厚な感じで小さい肉まんみたいです。高級小籠包店の小籠包が儚げに咲く平安貴族の姫なら、こちらは野に逞しく咲く武士の娘とでもいいましょうか。何言ってんだ。
美味しいけど、日本人におなじみの皮が薄くてスープが入っているものを想像していたらがっかりするかも。
観光客に有名な士林観光夜市にも小籠包のお店らしきものはあったんですけど、私が行った時は営業してなくて残念(´・ω・`)
高雄・瑞豊夜市の小籠包
高雄には六合夜市という観光客に有名な夜市があるのですが、私は瑞豊夜市のほうがローカル向けのような気がして好きでした。人がたくさんいて疲れるんですけど(笑)。
ここ追記なので、値段も味も忘れてしまったのですが、瑞豊夜市の小籠包は確かとても美味しくてリピートしたかった記憶があります。高雄行ったらまた食べたいな。
夜市で小籠包に出会ったらまた追記します。
一期一会、ローカル街角小籠包
次は、街角の屋台で出会った一期一会の小籠包たち。
とてもローカルっぽくてわくわくします。
三創生活・光華商場の近く、正宗老舗の小籠包
光華商場の近くで見つけた屋台。5つで30元(約113円)と、気軽に食べられる量と値段で嬉しい。完全に庶民のものですね。
ここの小籠包も小さい肉まんに近い感じ。高級小籠包の皮の薄さからはかなり遠い。
これは働き者の田舎娘という感じかな。
日本の小籠包のイメージを期待したらがっかりする人がいるかもしれませんが、台湾のローカルフードという感じで私はすごく嬉しかったです。
この近くに水煎包やさんもありました。台湾の食べ歩き楽しい!
淡水の街角の小籠包
淡水の街角で出会った小籠包。ここのが私にとっては一番価格と味のバランスが良かったです。通化街夜市のものほど肉厚じゃなくて、日本人のイメージする小籠包に比較的(比較的ですが)近かった気がする。湯包だからスープ入りということなのかな。
8個で60元(約226円)。
お店は多分ここです。:樂湯包 – Google Maps
▼地獄ならぬ、極楽の釜が開くぜ…!パカー
▼ソースもしみておいしかった!
淡水はMRTの赤いラインの最終駅なんですが、すごく雰囲気が良くて、のんびり散策できて良かったです。
高雄楠梓・港都金口福小龍湯包
ここは多分、観光客の人はあまり行く機会がないんじゃないだろうか。楠梓は旅行者エリアではないので、外国人がこの小籠包を食べにここまで行くということはないと思う。
私は楠梓に知り合いの方がいて、そこを訪ねるために深夜バスをここで降りてたまたま寄りました。
観光客向けではない、街角小籠包の一つとしてご紹介しますね。
…Google Maps見たらレビュー多いな?!もしかして有名店なのかしら…。日本人のレビューもある。
確か7こか8こで70元だったと思う。
店先でほこほこと蒸しあがる小籠包たち。
ここのタレはネギと唐辛子と醤油で作られている。日本人が知っている小籠包とはかなり違ってますよね。これも地元の小籠包の一つと思うと楽しい!
メニューも台北で行った小籠包やさんとはぜんぜん違う。
コーンスープ?や酸辣湯、ミルクティーやコーヒー牛乳など。朝ごはんな感じですね。
このお店寄れてよかったな。機会があるか分からないけど、また食べたいですね。近所にこういうお店があればいいのにな。
有名店だけでなく、地元密着の色んな小籠包を食べてみたいですね〜(๑´ڡ`๑)
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