こんにちは、くみです。
前回チェンマイのコストについて書きましたが、思ったよりもお金を使っていたのにちょっとショックを受けまして…
なので、一体何に使ったんだっけ…?というのを思い起こしてみます。
短期定住したのと、ちょっと臨時の収入があったので気が大きくなったんですよね…。
前回:
物価X倍ルール
えっとこれは、私が東南アジアで浪費を戒めるために脳内でよく使うルールです。
こちらの価格を日本円に換算して考えず、この国の給与や物価が日本の何分の一かというのを考慮した上で『こちらの人にとってどれくらいの値段の感覚か』というのを頭のなかで把握できるように、簡単な計算式を設定しておくんですね。
説明がわかりにくいと思いますが、こんな感じ。
- フィリピン:物価が1/5なので、フィリピンペソを大体10倍する。
例)50ペソのものは本来120円くらいだが、フィリピンでは500円くらいと認識。*1マクドナルドに行っても100ペソは軽くかかるので、このハンバーガーで1000円か!と思うと行く気がかなりなくなります。 - タイ:物価が1/3なので、タイバーツを大体10倍する。
例)30バーツの麺は大体300円くらいの価値。本当は100円くらいなので日本円で考えるともちろんめちゃ安なのですが、タイのごはんは現地感覚でも300円って安いなあ、というのが何となく分かります。 - マレーシア:物価が1/3くらい?なので、マレーシアリンギットを100倍する。
例)1リンギットのロティ・チャナイは大体100円くらいの価値。100円で空腹がしのげるなんてマラッカごはんはなんて優秀な…。(タイではそこまで安いごはんはあまりない)ビールは外で飲むと13リンギットくらいはします。ジョッキ1,300円はたしかに高い…と納得。
以上を踏まえて、現地感覚で捉えてみると、いかに調子に乗って浪費したかが伝わりやすいかも。
家具・雑貨
キャンドル:62バーツ(現地の物価感覚で620円くらい)
→ 余ったぶんはアパートの管理室の人たちにあげてきました。
部屋を持つとこれだよ…
お風呂でキャンドルつけてぼーっとするの好きなんですよね。
あと部屋を暗くして、映画を見ながらキャンドルの灯りだけで過ごしたりとか。
アロマオイル:69バーツ(690円)
→ チェンマイの部屋を出る時に捨ててきました。
何をとち狂ったかアロマオイルを買いました。塩に垂らしてお風呂に入れたんだっけ。液体だから漏れると嫌だなーと思ったのと、瓶は重いよなというのと、ドミトリーだと使うタイミングないよな、という理由で持ち運ばずに捨てました。
日本でゴキブリを遠ざけるアロマオイル(クローブ)を捨ててきたのをたまに後悔します。
お香:20バーツ(200円感覚)
→ 使わなかったぶんはアパートの管理室の人たちにあげてきました。
キャンドルとかと同じ。なんか焚くと部屋が浄化される気がして…大して使わなかったんですけど(´・ω・`)
グラス+ガラスのコースター:65バーツ(650円感覚)
→ アパートの管理室の人たちにあげてきました。
部屋にプラスチックのコップはあったんですが、何となく透明のグラスで飲んだほうがビールが美味しい気がして…。
ガラスのコースターはお香を焚いたりキャンドルを灯したりする時に重宝しました。蚊取り線香用に持ち歩いてもよかったんだけど、ガラスだから割れるの怖いしなあ…
ワインを差しておくやつ:99バーツ(990円感覚)
→タイのお土産として友人にプレゼント。
これ、日本で買うと結構高いですよね?確か2,000円とかしたような気が…
サンデーマーケットで見かけたのですが、木の色といい、打ち付けられている象の模様といい、すごく好みだったので思わず買ってしまいました。私の買うワイン、コルクではなくスクリューキャップなので逆さにしておく意味あんまりないんですけど…。
短期旅行だったら絶対持って帰って自分の家においておくと思うのですが、ちょっと重くて持ち歩くのがしんどかったので手放すことを決意。お世話になっている方に、使う機会があるか聞いて、ありそうだったのでタイのお土産として差し上げました。ほんとうに気に入っているものだったし、お役に立っていればいいのだけど…
ココナッツオイル大瓶:299バーツ(2990円感覚)
→チェンマイにいる間にほぼ使い切り。残ったぶんはチェンマイで捨ててきました。
これは他の場所に比べてもとても安いと思うし、飲んで美味しかったオイルなので多分クオリティも高かったので良い買い物だったと思うんですよね。
ただ持ち歩くのがしんどいので、飲用は諦めるにしても肌用とかで持ち歩く手段を見つけないと、長期滞在でないと買えないなー…
シャンプー・コンディショナーのポンプタイプ:198バーツ(1980円感覚)
→ 頑張ってバンコクまで運んだ。今は友達に預かってもらってます…。
フィリピンにいた時から、今まで機動性を重視して一回パックになっているものか小さい容器のものしか買ってなかったんですけど…
短期だけど定住した嬉しさで、ポンプのほうがお得だし!とワトソンズで安売りになっていたDOVEを買ってしまい、半分くらい余っていたというね(´・ω・`)
捨てるに捨てられずバンコクまで持ち運び、さすがにフィリピン〜(SG)〜マレーシアを持ち運びするのは辛い…という事でバンコクにいる友だちに預かってもらっています…
使いさしのシャンプーなんか預けてごめんなさい…(´・ω・`)
ここから先、現地の物価感覚を省くのでみなさん心の目でお楽しみください。
コスメや装飾品
ピアスを開けた:450バーツ
日本の友達に「タイで開けるなんて勇者だね!」と言われつつ(暑いと化膿しやすいので)、手持ちのピアスを活用したくて、もう一度穴を開けてみたのです。よく行く大型ショッピングセンターにちょうどボディピアスのお店を見つけたのもあって。
ぶら下げ型のピアスが好き。早く色々付けたいのですが、なかなかホールが安定せずなんか定期的に化膿するので開けてから4ヶ月経った今もまだあまり付け替えできてません(´;ω;`)
ピアスを買った:280バーツ
→まだ現役です(未使用だけど)
ピアス穴を開けたら当然ピアスも欲しくなる…というか、確か順番が逆で、このピアスを見ちゃって『かわいい!付けたい!いつかは…』って買ったのが背中を押すことになってピアスを開けたような。
この色使いツボでした。どちらかと言うと左の色合いの方が好きなんだけど、同じじゃないのがまたいい。
チェンマイの表参道?ニマンヘミンの人気カフェ、Dindeeで買いました。ピアスで280バーツって東南アジアだとかなり高いと思うんだけど(ペナンで6リンギットで売っていたり)、日本人オーナーのカフェだし、まあしかたがないかなー。
サンデーマーケットで服を購入:180バーツ
→まだ現役です(あまり活用できていない)
なんか目に止まってしまって…服を買うつもり全くなかったんですけど…
せっかく買ったのですがなんかコスプレっぽいのであんまり普段使いできていません。中華系だけど中国の人はこういうの日常生活で着たりしないと思う。コスプレコスプレ。
買う時すっごく迷ったのですが、考えてみたら現地物価でも1800円なんだよな…。貧すれば鈍すだねえ(´・ω・`)
アイシャドウ:398バーツ
→まだ現役です(あまり使っていない)
なんか急に化粧しなきゃみたいな気になって買ってしまったのですが、今二ヶ月に一回くらいしか化粧していないので宝の持ち腐れですね…。
とは言え左のゴールド系詰め合わせみたいなのは予想外に優秀な感じ。パールが効いていてつけるだけで目元が華やかになります(当社比)。バンコクの道端で買った100バーツのアイシャドウ(廃棄済)とは全然クオリティが違うなー。さすがWatsons取扱。
右のピンク系は、パッと見の色がとても好みなのですが、目につけるとちょっと変…
この過ちを何回繰り返せばしなくなるのだ私は(´・ω・`)
脱毛ワックス:455バーツ
→チェンマイである程度使用、残ったぶんはバンコクで友人に荷物として預かってもらっています。
バンコクの友人にはこの他にも色々と預かってもらっていて頭が上がりません…
フィリピンではWaxingがとても安かったのですが、タイはちょっと高い。どうもタイ人のカルチャーとして脱毛という概念があまりないらしく、外国人向けになるので高いようです。
自分でやる用も、フィリピンのWatsonsではシート型とか色々あったのですが、タイではあまり見かけなく…。チェンマイのBootsで温めて溶かして塗るタイプのワックスがあったのでつい買ってしまいました。しかし高いなー。4,550円相当!(本当は1,500円くらいだけど)これは現地の人向け商品じゃないよな〜。
毛を抜いたところで誰に肌を見せるわけでもないので意味ない浪費なんですけど
雑貨系は部屋を引き払う時に捨てる・手放すのは覚悟していたんですけど(グラスとか)、ほかはなんだか『買ったけど有効活用できていない』というのが多い気がします。
気が緩んだ時の勢いでした買い物はそんな感じになってしまうのかもしれないなあ…。
〜〜〜〜〜
さてここから先は食べものなどの消えものです。私って余裕ができるとすぐ使ってしまうのな…
家で消費する用の食べもの・飲みもの
赤ワイン:フルボトル299バーツ
「赤ワインは傷みにくそうだし、ちびちび飲めるから外で飲むより節約になるんじゃない?!」という謎理論で買っていた赤ワイン。もちろん家にあったら飲んでしまうのであっという間になくなり節約どころではありません。外で飲むとチェンマイだとグラス150バーツとかしちゃうので(物価3倍ルールだと1500円感覚!ごはんも近くのタイ食堂で5回食べられます)、飲むんだったら確かに家で飲んだほうがいいんだけど。
でも好きなんだよね〜。 赤ワインを毎日飲める経済的余裕はほしい…
▼ソファで赤ワイン飲みながらKindleでまったりみたいな。こういう当たり前の幸せがドミトリー暮らしではなかなか手に入らないのです。
蜂蜜:190バーツ(蜂の巣入り)
なぜか分からないんですが、チェンマイでは蜂蜜がたくさん売ってるんですよね。名産なのかな?ロンガン蜂蜜をよく見ました。
蜂の巣まるごとのものも売っていました。健康に良いらしいんだけど、日本で買うと高いんですよねー。しかしこういうの、買うと全て自分で食べることになるのが恐ろしいな…
▼Amazonで2,188円。やはり物価3倍は大体あたっている…
プレーンラスク+フレッシュチーズ+ハニーコム(蜂の巣)で赤ワインのつまみとして…
太らないわけがない…(;´Д`) おいしいんだけどーおいしいんですけどーー
ヨーグルト:500mlくらいで55バーツ
Panasonicのダイエット企画に参加させていただいた時にトレーナーの方から指示いただいた食材の1つにヨーグルト(無糖)がありました。フィリピンでは無糖ヨーグルトってまずスーパーやコンビニで見かけなかったので諦めていたんだけど、ここチェンマイにはあった…!大体3日で1パック食べきっていました。一日20バーツと考えると健康投資としては安いのかも…
▼最初のうちは調子こいて納豆も買っていました。納豆85バーツ、日本で買うのの2〜3倍だけど現地の感覚で考えるととても高い。
▼ミューズリーと混ぜてみた。普通に食べたほうが美味しかったです。
その他お酒
部屋のある気軽さでちょこちょこ飲んでいた気がします。
▼なんと近所のお店にビアラオまで売っていた。もちろんラオスで買うより高いけど。
▼色んなビールを買って飲み比べ。一人で一晩で飲んでしまいました…部屋持ち怖い
外食
カフェに入り浸る
部屋にこもっていても気が滅入っちゃったりするので、ほぼ毎日カフェに入り浸っていた気がします。コーヒーだけでなくてケーキとか色々頼んだりして。
▼ブルーベリーチーズケーキおいしいです(◎^ω^◎)
▼旧市街のセンスの良いカフェ。タイにある感じが全くしないなー
外でお酒を飲む
外でも赤ワインを飲んだりと、気が緩んで結構散財した気がします。。。
▼Kindleを映り込ませるあたり自分に酔ってる感が…。しかもなぜKindle。美意識が捻れている。
水曜日はスペシャルデーでグラスワイン半額でした。150バーツのグラスワインなら75バーツに!でもまだ高い。高いのだけど…雰囲気が好きなのですよなあ(´・ω・`)
▼このバーでも半額キャンペーンをやっていた。正確には1杯の値段で2杯飲めるキャンペーン。
▼ナイトマーケットで出ているフルーツワインやさん。ここは安くて、1杯35バーツなのです!ライチワインがお気に入りでした。
高い外食
▼アパートの近くにあった北タイの伝統料理やさん。一人あたり200〜300バーツくらいの予算だと思う。色んな北タイの料理が少しずつ楽しめる盛り合わせなんかもあって満足度は高いです。人を連れて行くのにおすすめです。しかし一人で行くところではないな。
▼マニラ以外で海外で自分が自発的に寿司を食べるなんて思っても見なかったのですが、近所の日本料理やさんのクオリティを確かめてみたくてつい入ってしまいました。
見かけは立派なのだけど、魚も米もちょっとしまりがない感じがした。母国慕情を落ち着かせるにはいいのかもしれない。
▼旧市街の雰囲気が良くて気になったレストラン。一人だとちょっと食べものが高めでいくつも頼めなさそうだったので、ここでもビールとワインだけでした。(そんなに飲むのか)
まとめ
これだけ散財していれば、月出費が節約して暮らした場合の2倍にもなるよなあ…と思う反面、これだけ散財していて住居費込で月6万で支出が済んでいるのは日本にいた時から考えるとちょっと驚きです。日々のご飯が安いからなー。
チェンマイでの日々はQOLが非常に高かったので、もう一度行きたいなあ。蜂蜜は買わないと思うけど赤ワインは買ってしまうと思う…。雑貨類も長期で滞在できれば費用対時間が少なくなっていいんですけどね。(本当は電気でお湯を沸かせるポットも欲しかったんですけど、たった一ヶ月の滞在で使い捨てにするのがもったいなかったので我慢しました)
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*1:前はフィリピンペソが日本円の2倍位だったので単純な10倍でよかったのですが、今は円安で2.4倍くらいなんですよね。ここでの肝は単純化なので10倍でいいかなとは思っているんですが。