フィリピン全般情報

日本人も好きかもしれない?おすすめフィリピン料理

フィリピン料理・ビコールエクスプレス フィリピン全般情報
この記事を書いた人
Kumi

2014年1月よりデジタルノマド的に海外放浪生活を送っています。現在10年め。COVID-19の間はタイに留まっていました。その間に最愛の猫夫に出会ってしまう。
色んなところにちょっとずつ住んでみる、短期旅行でも長期滞在でもない感じが好き。現地SIM好き。

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こんにちは、くみです。
私がフィリピンにいた時によく食べていたフィリピン料理や、周りの人達が食べていたフィリピン料理を紹介しますね。

とにかくあまりよくは言われないフィリピンのご飯ですが…、フィリピン料理が悪いんじゃないんです。美味しいものもあるんです。フィリピン料理を食べにフィリピンに行く…という感じではないかもしれないですが、フィリピンに行った時はぜひ色々食べてみてください…!

▼セブのおすすめフィリピン料理レストランはこちらをどうぞ〜

フィリピン料理の特徴

フィリピン料理とはなんぞやという人のためにまずは特徴を、Wikipediaより。

  • フィリピン料理は、中国やかつての宗主国であるスペインの食文化の影響を受けている。
  • 他の東南アジア諸国では様々な王朝の宮廷の料理人が洗練された料理を作り出していたが、統一国家が形成されていなかったフィリピンに「宮廷料理」は存在しない
  • アメリカからもたらされたものの一つにケチャップがあり、フィリピンではバナナを赤く着色したバナナケチャップも作られている。
  • フィリピン料理に脂肪とコレステロールが多く含まれる一因にスペインからの影響が挙げられている。
  • (前略)他の地域と異なりフィリピン料理の味付けは比較的穏やかでトウガラシはあまり使われない。そのため、他の東南アジアの人間にはフィリピン料理の味付けは物足りないと感じられることもある。

フィリピン料理 – Wikipedia

他の東南アジアの料理に比べると香辛料や唐辛子などがあまり使われていないので、エスニック料理が好きな人には物足りないかもしれませんが、穏やかな味を好む人には受け付けやすいかもしれません。(脂多いけど)

Wikipediaによると、香辛料があまり使われていない理由として、インドから遠いために香辛料を使うインド文化の影響が及ばなかった事が挙げられるらしいです。

体感としては…

  • 脂っぽい、味が濃い、肉ものが多い(味が濃いやつを白飯にかけて、おかずちょっとで白飯をたくさん食べる)
  • フィリピーノの食事は質素(ご飯に一品とか、ご飯にフライドライスだけとか)
  • フィリピーノはとにかく野菜が嫌い
  • とにかくファストフードが好き、ジョリビーは子供時代の幸せな記憶とイコール
  • とにかく甘いものが好き、飲み物は全部甘い

という感じでしょうか…。(´・ω・`) もちろん例外もあるけどね、ベジタリアンのフィリピーノや複雑な味の料理を好むフィリピーノなんかも知ってますので…

私が好きなフィリピン料理

写真少なめですみません。(代わりにGoogle画像検索のリンク貼っておきます)

ビコール・エクスプレス

豚肉と唐辛子、野菜などを炒めてココナッツミルクで煮ているのかな?
ピリ辛でココナッツミルクの甘味があとを引きます。ココナッツカレーみたいな感じです。白いご飯によく合いますよ〜。
フィリピン料理では珍しく辛い料理です。フィリピン人はあまり好きじゃないのかな…

▼これは珍しいシーフード入り

フィリピン料理・ビコールエクスプレス

ティノーラ・マノック

鶏肉と青パパイヤの生姜スープ。フィリピン料理の中では比較的健康に良さそう。油結構浮いてますけど。

風邪を引いた時はいつもこれを食べていました。味も好き。

Jo's Chickenのティノーラ・マノック

キニラウ

生魚の酢締め。生姜が辛く、これは好きな人は好きだけど嫌いな人は嫌いみたい。私は大好きです。
野菜のキニラウなどもありそちらはあまり美味しくなかったので、中身にはご注意ください。(確かキニラウ・○○等、中身が続いていたはず…魚の種類によって違うキニラウがあったりもします)

シニガン

タマリンドがベースの、野菜がたくさん入った酸っぱいスープ。これも健康にいい系。二日酔いの日などは体にしみます。トムヤムクンなんかと比べるとどうしても味の単調さはありますが、日本人には割と好評。

レチョン・マノック

セブで鶏がぐるぐると回されて焼かれているのを見たことがありますか?それがレチョン・マノックです。レチョンは丸焼き、マノックは鶏です。中にハーブとか色々詰めてあるのかな。
揚げ物や炭水化物を取りたくない時に最適の酒のつまみでした。まるごと買って差し入れとかもしていたなあ。

チキンバーベキュー(イナサル)

正式な名前はわからないんですけど(イナサルは確かバーベキューの意味)、結構どこでも見るメニューです。バナナリーフに鶏の焼いたものとご飯がセットになっています。大抵パパイヤの漬物であるアチャラがついてきます。私はこのアチャラも好きでした。
カラマンシー(小さい柑橘類)を絞って、唐辛子を刻んでソースを入れてつけて食べます。

Jo’s Chickenではpaaとpechoが選べて、えーとなんだっけ…たしかpaaが腿の方だったはず…腿ばかり頼んでいました。

セブ・Jo's Chickenのご飯

これはマクタン島の『Maribago Grill』で食べたもの。
右の焼きそばっぽいのはパンシット・カントン。

Maribago Grillの料理

バロット

日本人は拒否反応を示す人の方が圧倒的に多い、孵化しかけの卵を茹でたもの。卵と雛の中間の状態になっていて、私は雛寄りの方が好きです。(くちばしとか毛とか入ってますけど…)

ベトナムではホビロンという名前で親しまれています。カンボジアにも多分同じようなものがある。

あえて画像検索はつけません。自己責任でぐぐってみてください…

安くて野菜料理も食べられる、カリンデリア(大衆食堂)の料理

肉や油っぽいものばかりのところもあるんですけどね(´・ω・`)
カリンデリア(大衆食堂)についてはこちらの記事をどうぞ。

ギニサン・モンゴ

緑豆のスープ。健康に良さげ。
庶民の味で、レストランにはないと思う。庶民食堂のカリンデリアで食べられます。

フィリピン料理、ギニサンモンゴ

ギニサン・アンパラヤ

アンパラヤ(ゴーヤ)と卵の炒めもの。庶民の味で、レストランにはあまりないと思う。庶民食堂のカリンデリアで食べられます。
野菜を摂るために自分でもよく作りました。

フィリピン料理、ギニサンアンパラヤ

タータン・タロン

長いナスを焼いてオムレツにしたもの。日本人は好きな味だと思います。庶民の味で、レストランにはないと思う。庶民食堂のカリンデリアで食べられます。むう、写真がない…、Google画像検索の結果を見てみてください。

うん、まあ、無難、頼んでもいいかな…

アドボ・カンコン

アドボは酢と醤油と砂糖を使った煮付け?煮物?なのかな?カンコンは空芯菜です。
東南アジアに広くある、空芯菜の料理の一種ですね。フィリピンバージョンはかなり味が濃くて油っぽいけど…
特にフィリピンに行ってまで食べるものではないんですが、無難というかなんというか、フィリピンでは貴重な野菜を取れる料理の一つです。

チャプソイ

中国系の料理から来ているらしい野菜炒め。こちらも別にこれといった特徴はなく、これを食べにフィリピンに行くようなものではないですが、貴重な野菜料理として頼む確率が高い。

パンシットカントン

カントンは広東。中国由来の麺料理です。
正直フィリピンでわざわざ食べようとするほどのものでもないですが、フィリピン料理の中では割と食べやすいので飲み会などでのオーダー率は高い。

チャプソイやパンシットカントンなどの中華料理が由来の料理は確かに悪くはないんですが、正直、中華系の国で食べる方がおすすめです…。『フィリピンに行ったら絶対食べたい〜!』みたいな勧め方はちょっとどうかな…、と…個人的には違和感があります。

男の子や現地民が好きだったフィリピン料理(私はあまり…)

シシグ

炒めた熱々の挽肉に卵などを絡めて食べる。中身は挽肉とは限らないのかな?確かシーフードのシシグもあったような。とにかく具材を細かくして油で炒める、という事なんですかね。
私は油っぽすぎてちょっと、一口とか二口はいけるけど、これ一皿でご飯っていうのはちょっと無理かな。健康に悪そうだし…。若い男の子に任せます…

レチョン・バボイ

豚の丸焼きです。レチョンは丸焼き、バボイは豚です。
主にお祝いごとなどで出てきます。お祝いごとでこれを用意できないのはフィリピン人にとってとても恥ずかしい事らしい。

美味しいけど、私はレチョン・マノック(鶏の丸焼き)のほうが好きかな。
でもこれはフィリピン人の文化に深く根ざしている料理でとても特別な意味を持っているご馳走なので、食べられたらラッキーです。

フィリピンの料理、レチョンバボイ

クリスピーパタ

悪夢のような豚足の油揚げ。油っぽく高カロリー。なぜフィリピーノは高カロリーな油物が好きなの?なんでこれを美味しいと感じるのか…?
私は好きじゃないんですけど、男の子とかは好きかもしれないので挑戦してみてください。

豚の皮だけをかりかりにあげたやつもあって(名前忘れちゃった)、ビールのおつまみにいいんだけど、カロリーとか栄養が大変なことに…。

デザート

朝の風物詩、タホ

豆腐に黒蜜をかけて食べる『タホ』。バケツに豆腐と黒蜜が詰められていて、売り子の人が練り歩いて売るスタイルで、朝によく出ます。
サイズによって10ペソ(約27円くらい)と20ペソ(約54円くらい)がありました。

豆腐は特に味をつけたりしていなくて、甘くなりすぎず美味しいです。
マカティ(マニラ)で働いていた時は、タホと屋台で買ったパパイヤとパイナップルを朝食としてよく食べていました。フィリピンで食べられるものの中ではかなりお気に入りです。

ハロハロ

タガログ語で『混ぜこぜ』という意味のフィリピン風かき氷です。
お店によって具は違うんですが、大体かき氷の上にアイスクリームやゼリー、豆やイモ類、ナタデココ、プリンなどが乗っています。大体ウベ(紫芋)のアイスクリームが乗っていて、紫色が印象的だったりします。

すごく正直にいうと私はそこまでおいしいと思ったことがないんですが、食べたらやみつきになると書いている人も見かけたことがあるので、人それぞれなのかなあと思います。
中華系のファストフード・Chowkingなんかで食べたりしました。他にどこで食べたっけなあ。

この2つ以外にも、果物やケーキなど様々な種類のおやつがあります。
フィリピンにはミリエンダというおやつを食べる習慣があり、セブで働いていた頃はAngelica Bakeshopというところでよく自腹で小さなお菓子を購入して従業員のみんなに配っていました。懐かしいな。

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セブでおすすめできるレストランはこちらをどうぞ。

私がマカティにいた時はけっこうなカフェ砂漠でした。StarbucksもBo’s coffeeもThe Coffee Bean & Tea Leafも、どの外資系カフェもいまいちで結局Shakeysで作業していたんですが、今はもう事情が変わったかなあ。

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