こんにちは、くみです。
タイにはデザイン系図書館かつワークスペースとして有名なTCDC(Thailand Creative & Design Center)というものがあります。
いくつかブランチがあり、私はバンコクのAIS D.C.(2023年現在は既に閉鎖)とチェンマイのブランチに行ったことがあります。空調が効いており、Wi-Fiや電源も完備しているので読書の他にもパソコン作業をしている人たちがいます。
この記事ではそのチェンマイブランチについて紹介します。
TCDCとは?
TCDC(Thailand Creative & Design Center)とは、以下の考えに基づいて設立されたタイ国営のデザインセンター(美術館・図書館)です。
Grounded on the idea that design and creativity cannot exist without
cultural foundation and intellectual accumulation of knowledge.TCDC was founded to integrate the ingeniousness of Thai society and culture with modern knowledge and technology. TCDC is, neither a school nor a research center, but a source of ‘intellectual entertainment’, inspiring and aspiring Thai society with creativity through international learning process; from exhibitions, talks, workshops, to a resource center sparking creativities in different dimensions. This is the fundamental of human resource development of the country.
訳:(TCDCは)デザインと創造性は文化的な基礎と知的な蓄積なしには存在しえないという考えに基づいています。
TCDCはタイの社会と文化の独創性を現代の知識と技術と統合するために設立されました。 TCDCは、学校でもリサーチセンターもでもありませんが、知的なエンターテイメントの源であり、国際的な学習プロセス ー展示会、講演会、ワークショップから、さまざまな次元のクリエイティビティを呼び起こすリソースセンターまでー を通して創造性とともにタイの社会をインスパイアし、鼓舞しています。これは、この国の人材育成の基本です。公式サイトのPhilosophyより。(和訳はこちらでしました)
https://web.tcdc.or.th/en/Aboutus/
TCDCでは未来の国を背負ったタイ人学生さんや若い人たちが頑張ってるんですね〜。
Too Fast To SleepとかCAMP at MAYAとか行くと学生さんらしき人たちが黙々と勉強してるもんなあ。えらい。
2023年現在、TCDCはバンコク・チェンマイ・コンケーンにブランチがあるようです。(公式サイトの該当ページにそれぞれリンクしています)
その他にもTCDC COMMONS(MRTサムヤーン駅近くとプラカノン駅近く?)、mini TCDC(これはタイ国内35か所あるみたい?)があります。この2つについては行ったことがないし実態はよく知らない。
TDCDチェンマイの場所
TCDCチェンマイは旧市街お堀の外側、北西の角から5分くらいのところにあります。旧市街からは比較的行きやすいですね。
近くには野菜や果物を売っているムアンマイ市場があります。
チェンマイ内の移動、Grabもありますけど、長距離でなければMobikeなんてどうでしょう。健康的。
TCDCチェンマイの料金
これがフロントにあった料金表です。
TCDCのメンバーシップはチェンマイのみで年間600THB(学生さんは300THB)共通パスとなっており、年間1200THB(学生さんは600THB)。
めちゃ安いな〜!これはチェンマイに住みたくなってしまう。
一回きりのOne-Dayパスは100THBです。
それにしても共通パスで年間1,200THBは安いよね。ここ近年タイ離れしてたのに、これではタイにずっと居たくなってしまうなあ。
その下のMaterial ConneXionというのはなんですか?と聞いて、館内に展示されていた様々な素材を見せてもらったんですけど、いまいち分からず…
公式サイトを見たら『Access to Material ConneXion® Bangkok online database with latest innovation from Thailand and overseas』とありました。最新の発明のオンラインデータベースにアクセスできる権利ということかな。
私が行った時は、登録にパスポートが必要と言われたのでご注意ください。
(タイはパスポートの携帯義務があるそうなので、持ち歩かないとですね💦)
TCDCチェンマイの様子
それでは様子を写真で説明しますね〜。
図書館部分は2階になります。(エレベーターがあります)
1階はカフェとかイベントをやるところみたい。
一階のカフェ、最後に行ったので閉まっちゃってました💦
食べ物はダメだと思うんですけど、飲み物は持ち込んでもいいのかな?
受付の笑顔が素敵なお姉さんとソフトモヒカン。
受付で登録を済ませて、中に入る前にロッカーにバッグを入れるように言われます。
ロッカーの中には透明なトートバッグが入っていて、ここに持ち物を詰め替えて入場します。(入場パスで鍵がかかります。ハイテック…)
本などの盗難を防止する目的ではないかな。
入り口から見たところ。
大きいMac(iMacかな?最近のラインナップ分からないな)が何台か置いてあって、これは使っていいそうです。
Macbook Airの外部モニタとして使えるかしら。Thunderboltケーブルも貸してもらえるかな?次回行く機会があったら試してみます。
空気清浄機も完備されており、大気汚染時期(burning season)でも安心?です😅
雑誌コーナー。
本棚、たくさんの本があります。
日本にも図書館はたくさんあるけど、Wi-Fiと電源が完備の公営図書館って私まだ見た事ないなあ。今どきはあるのかな。
日本の芸術についての本もあった。
洋書が速く読めたら面白そうな本がたくさんあるのに、自分のReadingスキルが残念です。
海外で多くの時間を過ごすのだから、洋書も頑張って読む練習をしたほうがいいよな〜。
値段などの詳細は確認してないけど、コピーサービスもありました。
プリントアウトやコピーもお願いできます
スタッフの方にお願いする形になりますが、プリントアウトやコピーもお願いできます。
私はタイ国鉄のオンラインチケットを印刷したり。
白黒で1枚2THBでした。
TCDCチェンマイ、スピードテスト
スピードテストなんですけど、ちょっとうまく動かなくって(いつもはAndroidのSpeedSpotで計測するんですけど、ここは1デバイス制限なのでMacから計測しました)、なぜかホストがクタw(東京で測ろうとしてたんだけど)
もう一度行く機会があったら測り直してきます😅
この数値からだと、激はや!とは言えないけども、作業にもよるけど5Mbps超えてたらブログ書くのとかには全く差し支えないですね〜。
チェンマイ、さすがにデジタルノマドに人気なだけあって住みやすいんですよね〜。チェンマイのTCDCはAIS D.C.に比べると小さめでしたが、静かで作業が捗りそうでした!😃