こんにちは、くみです。
ここしばらく恋愛する機会がないですが、私恋愛ではかなり一途な方なんですよね。浮気した事ないですし、ダメになった後も数年は引きずったりしますし。結構真摯なんです。まあそれが重いんですけど。
なので同時に何人も好きになったり手を出したりできる人の心理が全然理解できなかったんですが、最近ネコにまみれている時にふと、『あっ、これ、きっと同じ心理だ…!』と、急に浮気症の人の心理が理解できた気持ちになったので、ちょっと書いてみようと思います。
(※ 以下、私の今までの恋愛対象が男性だったので『こういう男性の気持ちがわかった』という表現になっています)
ネコ相手に知る浮気な気持ち
色んな子が気になる
前は複数の女性を気にする男性を節操が無いと思っていましたが、今の私もネコと見たら気になって仕方がありません。白い子、トラ柄、三色、黒い子、ブチ…
ちょっと太めの子、スリムでしっぽが美しい子、しっぽが丸まっている子…みんなかわいいです。
多分男性もちょっと美人とか、乳がでかいとか、かわいい子を見かけたらこんなかんじで気になるんだろうなー。
決まった子がいるけど外で他のかわいい子に手を出してしまう
彼女が家で待っているのに外で他の子と遊ぶとかひどいと思っていましたが、私も家で他のにゃんこが待っているにもかかわらず、友達のバンガローの近くにいた茶色い子猫と戯れて本当に癒やされました。ちょう可愛い。もうたまりません。家で他の子が待ってるとか全然関係ないのがよく理解できた。女遊びを全く非難できません。
ある子といるのに、他のかわいい子がいたら目で追ってしまう
家で他のにゃんこと戯れていても、どこかで「にゃーん」という声が聞こえたら反射的に目で探してしまいます。なんなら「わおーん」でも同じです。多分人間の彼女ならこれが反射的に他の女性の胸とかに目を奪われて引っ叩かれるパターンなのだなと思いました。
誘われると何となくほだされてしまう
別に私が呼んだわけじゃないんですが、ふらふらと黒猫が家に入ってきました。なんかもうかわいいちょうかわいい。私が選んだわけじゃないのに、うちに来てくれて、くつろいで寝ている姿を見ているともうなんとも言えない甘酸っぱい気持ちが沸いてきます。かと言って、Tabbyに迫られても全然拒否できなくて嬉しいだけだし… 私は白黒の子が一番気に入ってたはずなのに…!これが俗にいう据え膳食わぬは男の恥というやつなのか?
▼無防備に私の隣で寝る黒にゃんこ
▼この妖艶な雰囲気、こいつほんとにネコなのか
別れたあと新しい子が来たらこの子もかわいいなと思いつつ昔の子もズルズルと思い出す
実は一回バンガローを引っ越ししなくてはいけなくなり、その時に白黒にゃんこと三色にゃんこの兄妹(写真)と離れ離れになってしまったのです。距離はそんなに離れていないんだけど、ネコには縄張りがあるらしいのと、間に犬のテリトリーがあるので幼い兄妹はそこを乗り越えられないみたいで、私の新しいバンガローには今のところ来ていません。
▼毎日うちに来ていたのになあ…。しょんぼり
最初のうちは恋しくて何度も昔のバンガローの近くをうろうろしてふたりを探したのですが、最近黒にゃんこがうちに遊びに来るようになり、なんかこれもいいなあ…ネコ充…と、二人のことを忘れてすっかり新しいにゃんこに没頭してしまいました。あんなに愛してたのにこんなにあっさり乗り換えるなんて…
▼新しい子もいいね♡
でもふたりも忘れてないよ。また探しに行くからね。
これがいわゆる男の恋愛は別名保存というやつなのか…そして昔の子を忘れてないというのはその子に一途という事ではなく、今の子とはそれはそれで楽しみつつ、きっと多情的に昔の子も思うという感じなんだなあ、とネコを通して理解しました。
賢くなくてもかわいければいい
これはちょっと偏見っぽい話になるんですけど…
前はこう、「あまり賢くないけどセクシー」という相手を選ぶ人を、ちょっと引いた目で見てたんですよね。相手を同じ人間として見てない感じがして。
しかしネコを相手にして分かりました。別に賢くても賢くなくてもかわいければそれでいい。賢くてもそれはそれで魅力的だけど、別にネコにそれは求めてない。かわいくて私にいい顔してなでさせてくれればいい。
▼この顔…。
あー多分恋愛相手もそうなんだなー
賢さとかいらんかったんや…
痴漢をついしてしまう心境
正直こんなところまで理解出来るようにならなくてよかったんですが…
触ったりする男性を最低だなと思ってましたが、私もネコを前にしたら「これ…人間相手だったら大問題だよな…」と思うような挙動をついしてしまいます。しっぽの付け根とか、お腹とか、色んなところを撫で回したり。嫌がってネコパンチされても、パンチされた事自体を楽しんでしまったり…
▼魅惑のゴールデンボール
よくTabbyがしっぽをたしたしやっているので(不機嫌なサイン)、ついついその下に手を敷いて叩かれるのを堪能してしまうのですが。
これ何かに似てるな…と思ったら、女の子が座る直前に手をその下に差し入れて敷かれるのを楽しむ尻フェチの友人男性の挙動にそっくりでした。うへえと思っていたのに…!うわあああん
二人に挟まれた時どちらからも嫌われたくないから知らんぷりしてしまう
これは恋愛というより嫁姑問題における夫の立ち位置っぽい。
昨日帰宅したら、うちに黒にゃんこが「にゃにゃん!」と来てふたりでいちゃいちゃしてたのですが、そこにTabby(トラ猫)が来て一触即発状態に。
▼あとからきて居座るずうずうしいTabby
▼物陰に隠れる黒にゃんこ。唸っているが劣勢
私はというと、
「先に来ていた黒にゃんこの肩を持ってTabbyを追い出したほうがいいのかな」
「でもTabbyに怒られるのは嫌だな、あいつ気が強いからな」
「どっちにも嫌われるのは嫌だな」
「できれば二人で話し合って解決してほしい、猫同士の問題なんだし俺を巻き込まないでほしい」
と、問題に関わることを拒否し、見なかったふり。これは完全に世間の夫の心情トレースではないか。
と、「不誠実すぎるのでは?」と思って全く理解できなかった浮気症の人の心情(とついでに家庭内の問題に無責任な夫の心情)を、相手をネコにすることで十分すぎるほどに実感出来ました。
なんか次からは人にも生暖かい目でやさしく接してあげられる気がする。…それもどうなのか。
最後に今私を取り巻いているネコ関係を説明します。
私を取り巻く女ネコたち
The Tabby
一番最初に私のところに来た。雌。顔の作りはきれいめなんだけど太めで結構ふてぶてしい。人んちで気ままに振る舞うが全然触らせてくれず、触ると噛む。他の住人のところにも毎日顔を出しており、みんなに「こいつは俺のネコ」と思わせる魔性のネコ。
気が強く、ここの近くにいる犬たちの上に君臨している。(喧嘩すると勝てる)
他のネコからは嫌われており、黒にゃんこからも幼い兄妹からも「フーッ」って唸られてた。こいつはネコ相手には唸らない。(王者の貫禄か)唸らないのは子猫相手だけだった…。黒にゃんこに飛びかかって流血させました(´・ω・`)
寝姿がだらしない。
▼このはしたない姿…。ひどい
幼い兄妹
Tabbyの次に私の前のバンガローに来て居着いたにゃんこたち。多分兄妹。どちらも甘えんぼう。
白黒の方が雄、三色のほうが雌。三色のほうが器量よしなんだけど白黒の方が気持ちが優しく、いつも三色をなめて気遣ってあげていた。私がでかけようとすると、三色は寝続けるけど白黒はいつも起きて駆け寄ってきて私の外出を止めようとする。
Tabbyには唸るが黒にゃんこの事はあまり気にしてないっぽい。犬のことは怖がっていて見かけると逃げ出す。
バンガローを移ってからふたり一緒のところをまだ見ていない…(´・ω・`)
黒にゃんこ
私がバンガローを移ってから仲良くなった新しい愛人愛猫。雌。前のバンガローにも1・2回来てた。最初は警戒していて全く私に近寄らなかったんだけど、なんだか急にすり寄るようになった。最近よくうちに来る。私の事をしっぽとかで撫でるのは好きだけど、撫でられるのは好きではないようで、さわると「ニャッ」と抗議する。
Tabbyの事は警戒しているようで、見かけるとすごく唸る。
小さい茶色い子
友達のバンガローの近くに住んでいて仲良くなった。雄。多分まだかなり幼い。愛情表現が素直。
レイクサイドカフェのネコ
般若顔。すっごいニャーニャー吠えてくるが何を訴えているのかイマイチわかりづらい。なでるとビクッとして「いやっ別にそういうの求めてたわけじゃないし」みたいな感じでつんつんするけど「でも構ってあげてもいいけど」みたいな感じで周りをウロウロしだす。
子猫たちみたいに分かりやすく甘えたりしないんだけど、Tabbyや黒にゃんこみたいに触られたくないわけでもなく、急に膝の上に乗ってきたりするので多分甘えたいのではないだろうか。不器用なのかな…
▼いつもニャアアーーニャアアーーと何かを訴えるような鳴き方をしている
まあこんな気持ち悪いエントリを書いてる暇があったら人間の恋人を作れよと言われるかもしれませんけど!はい…
かわいいにゃー…