こんにちは、くみです。
2018年1月、予約がとても取りづらいと噂のアジアNo1レストラン・バンコクのGaggan(ガガン)に行ってきました!
なんと一人5,000THB++もするんですよ…!!日本円に直すと17,300円++…、あっこれ日本円に直すと現実味がすごい…
食べたものの紹介やちょっと正直めの感想を書いていきますね!
なかなか行く機会のないレストランだと思うので、少しでも様子が伝わればと思います。
料理の性質上行く前のネタバレ厳禁なので、今後行く機会のある方はお気をつけください!
Gaggan(ガガン)とは?
分子料理レストラン、Gaggan
Gagganは『Asia’s 50 Best Restaurants』で2015〜2017連続1位に選ばれている分子料理(分子ガストロノミー、Molecular gastronomy)のお店です。食のトレンドに詳しい方なら名前を聞いた事があるかもですね。
私はそちら方面に詳しくないのでウェブの受け売りですけど、科学的な手法を使った調理法によって、従来では見ることのなかった斬新で楽しい料理になるみたいです。やわらか説明。詳しくは下のリンクをどうぞ。
年々人気の増すGaggan、2020年には日本に移転予定
Gagganは『Asia’s 50 Best Restaurants』だけでなく、2017年にミシュランの二つ星も獲得したようです。
実はGagganは2020年に日本への移転が決まっています。ガ…ガーン。(言ってみたかっただけ)
Gagganの人気は年々高くなり、移転が決まっている事もあって現在は予約6ヶ月待ちなんて話も聞きます。
値段も最初は3500++THBだったはず(コースも2つあったはず)だけど、現在は1コースのみ5000++THB。(サービス料・税で+17%)
「アジアでNo1のレストランがこの値段で行けるのは安い、さすがバンコク」と他の人はおっしゃってましたけど、
普段1ヶ月の支出3〜5万円で暮らしている私にとっては、結構ごっつい出費になります。収入だって最近は月3万円もないし…
だけど一緒に行くメンバーが面白そうで。お友達のバンコクの事業家さんやウズベキスタン起業家Sさんと一緒に行ったんですけど、Sさんにもひさしぶりにお会いしたかったし、予約が取れたのも何かの縁だし(Iさんありがとうございます)、何とかなるだろう!と思って。
分子料理にも興味あったし、こんな機会一生のうちになかなかないだろうしと、踏み切りました。
(Gagganに行くのを決めたあとに臨時収入が発生し、わりと悲壮な生活費カットの決意をしていたのが不必要になりました。ありがたい…お金すごい…)
ガガンのドレスコード
ドレスコードについては、このような連絡がありました。
Dress Code:
Smart Casuals, no shorts or flip flops.(スマートカジュアル、ショーツやサンダルはNGです)
ただ参加者の人がかなりきわどいサンダルを履いていましたが特に何も言われていなかったので、そこまで厳しいものではなさそうです。
とはいえ建物の雰囲気は良い感じなので、ちょっと良い服装をしていったほうが楽しめると思います。
アレルギーなどに対する対応
アレルギーなどがある人は予約をする時に伝えるようになっています。
If you have any allergies, please, specify and let us know up-front. We won’t be able to accommodate the last minute reporting of allergies.
Gluten free / Vegetarian options are available
No raw in case of pregnancyKindly note that we could not accommodate the restrictions as follow,
– Jain, Vegan or Halal
– Allergens relate to Cilantro / Corriander, Onion and Garlic as they are the main ingredients using in our Gaggan Experience menu.
[box class=”yellow_box” title=”Gagganお店情報”]
- 公式サイト(予約もここから):http://eatatgaggan.com/
- Google Maps:https://goo.gl/maps/CeYazYiBqYH2
最寄り駅はBTSチットロムやラチャダムリ−ですが、歩くとちょっと距離があるのと、車だと一方通行が多くて思った通りに車が進まないので気をつけて。
[/box]
Gaggan、ネタバレ無しの感想
分子料理なるものが初めての私なので、分子料理について語ることは出来ないのですが…
Gagganは分子料理である前に『インド料理』である、という事を意識する必要があるのかな、と感じました。
というのも、同行したメンバーが不満を持ちがちだった点の一つが『多くのディッシュの味がカレー風味』。
インド料理店だと思えば当たり前のことなのだけど、『アジアでNo1の高級レストラン、それも実験的な物を出す面白そうなお店』と思って来店してカレー味が多いと、期待していたものと違う…となりがちかもしれないです。
もちろんプレゼンテーションは楽しく、普通のレストランと違って『次はどんなものが出てくるかな?』というワクワク感が25回もあるので『エンターテイメントとしてみんなで楽しめる』という側面はありますね。
『美味しかった』というよりも『楽しかった』もしくは『面白かった』というのが出てきた感想なので、『この値段払っているのだから極上の美味しいものが食べられるはず』と思って来るとガッカリするかもしれません。
アジアNo.1という事で、もしかしたら接待用にと考えたりする人もいるかもしれませんが、気を使う相手ではなく
- 親しい人
- 革新的なものに興味のある人
- 色々な事を面白がれる人
と来たほうが良さそうです。
Gaggan、ネタバレ有りの感想
さて、ここからはネタバレ有りです。
定期的にメニューは変更になるようですが、今後行く機会がありそうでネタバレNGの方はここからご遠慮ください!
最初に絵文字アイコンが25個縦に並んだ謎の紙をもらいます。
どうやら出て来る料理を象徴しているようです。
コースが全て終わった後で、この紙で答え合わせ(?)ができるシステムになっています。
この紙はまたあとで拡大して載せますね。
それでは2018年1月のガガン25皿、順番に紹介していきます!
めちゃ長いよ〜
1皿め:🍉
…スイカ??
貝殻のようなものの上にピンクの球体が。真珠のようなものも。
大きな岩塩の上に置かれています。
中のピンクの部分だけ啜(すす)るのかな?と思ったら、なんと白い貝殻のような部分も食べられるとのこと。
貝殻のような部分はとても脆いので、注意して持つ必要があります。
これはスイカとエディブルフラワーと紫蘇で出来ているとのこと。
料理名は『PINK ELDER FLOWER WATERMELON』。
基本甘いのですが、不思議にスパイシーです。
ここでアクシデントが…
なんとSさんが中身を落としてしまったのです。
真っ白なテーブルクロスの上に、殺人現場のような赤い染み。
この時はお店の方がもう一つ持ってきてくださりSさんのエクスペリエンスが損なわれる事はなかったのですが、今思えばこれは今夜の悲劇の序曲だったのです…
2皿め: 💥
絵文字が不穏です。爆発。
これは結構有名でガガンについて調べると出てきやすいビジュアルなので、見たことがある人もいるのではないでしょうか?
料理名は『YOGURT EXPLOSION』。
一口で食べるように勧められます。膜の中にヨーグルトが。少しカレー風味かな?スパイスが入っています。
3皿め:👅
スタッフの方が音楽をかけていきます。洋楽の知識があまりなくて知らなかったのですが、Kissの『Lick It Up』だったようです。
この料理の皿にも『Lick it up!』と書いています。かわいい。
緑の部分はグリンピースのピューレ、それにマッシュルームペーストとチリ(唐辛子)のジャム。上にトリュフがかかっています。
頑張って一気になめとり口の中でミックスして味わうスタイル。こんな高級そうなレストランでお行儀悪く食べるの楽しい。
グリンピースの味を強く感じました。
料理名は『LICK IT UP MUSHROOM PEAS』。
飲み物を頼む
このあたりで私は飲み物を頼むことにしました。
実はこの時4人中3人はお酒を飲まない人たちで、酒を飲む人間が私しかいないという状態。
みんなに合わせてノンアルコールでいいかなと思っていたのですが、カクテルにも変わったものがありそうなのでやはり頼んでみる事にしました。
飲み物も結構ごっつい値段する…
どうせなら変わったものをと思って、Witch’s Potion(魔女の薬)を頼んでみることに。
メニューによると、Black magic mixtureにSpell of gingerとCucumber Foamを足すとMagical Cocktailになるという。なんのこっちゃ。キュウリが入っているのは分かりました。
↑運ばれてきた液体。店員さんにビデオを撮るように勧められる。↓
細くなっているところをストローのようにして吸って飲むらしい。洗うの大変そう。
魔女っぽいでしょうか。服黒いしね。
味はキュウリっぽかった。
他のカクテルも試してみたかったけど、2杯で1,000THBと思うと結構ごっついですね…
(水も1瓶250THBするので、水を飲むなら他の飲み物に挑戦してもいいかなとは思うけど)
4皿め:🦐
4皿目は海老。
抜け殻だけが運ばれてくる…?
ここにクリームを詰めるお兄さん。
完成形。
トムヤムクン味のアイスクリームでした。
トムヤムクンは料理のイメージが強いので、こういう形で味だけトムヤムクンって脳がなんだか混乱します。
料理名はそのまま『TOM YUM KUNG』。
ちなみにタイ語で海老はKungです。(ベトナム語で海老がTomなのでいつも混乱する)
5皿め:🌼
これ!
これちゃんと覚えてないんだけど、とんでもないやつだった。
予習してから行けばよかった。
味はサクサクしていてクリームがあって、味はカレーぽかったのですが…
料理名は『GOAT BRAIN FLOWER POWER』。そう、山羊の脳みそが入っているらしかったのです。
全然気づかなかった!
6皿め:🍆 & 7皿め:🌶
6皿めと7皿めは同時に運ばれてきました。
あらーかわいい。
このクッキー(?)の料理名は『EGGPLANT COOKIE』。やはりカレー味。
この味のお菓子、日本にあるよな…と思って思い出そうとしたのですが、どうもカールのカレー味っぽい感じです。
チョコレートの方はCHILLY BON BON。
冷えた石の上に乗せて提供されます。
外側はチョコなんだけど、中は酸っぱく、カレー味です。
隠し味というか、隠れてないんですけど、カレー味が続くのでこのへんでメンバーから「またカレー?」という不満の声が漏れてきます。
8皿め:🍚
絵文字はご飯なんですけど、運ばれてきたのは謎のスポンジ?チーズ?上のものに泡が乗った一品。
きっとこれがエスプーマを使っているんだな!分子料理らしいな!と思うんだけど、色がカレー色なので、メンバーから期待の感情が生まれません。「またカレーなの?」
はい、上はカレーの泡(フォーム)でした。ちょっとジャリジャリする。
この小さい一口サイズに、南インドの味が詰まっています。
料理名は『IDLY SAMBHAR』。Idlyというのはインドの米粉で作ったパンケーキの事。だからアイコンがお米だったのか。Sambharは南インドのスパイスを使ったスープのことのようです。
悪くないとは思うんだけど…、カレー味って個性がよくも悪くも強いので、「えっ全部カレーじゃない?」みたいな感情に場が支配されていく。
9皿め:🍌
9皿め、アイコンはバナナ。
確かに上に乗っているものがバナナっぽい。
これはブラックセサミとバナナと”Something Surprise”で出来ていると給仕の人が言います。
「さてはカレーだな?」
みんなカレーで疑心暗鬼になっている。
これ、料理名は『BANANAS CHICKEN LIVER』。
なんと鶏のレバーが使われていたようです。
10皿め:🐠
魚のマークのこの一品。
これは比較的評価が良かった。
「この味知っている…これは…」「…アーモンド小魚だ」
料理名は『FISH GRANOLA』。
グラノーラ、小魚、クリームチーズ、ナッツ、ドライフルーツで出来ているようです。
少ししょっぱくて、冷やされていました。
11皿め:🍸
カクテルアイコンからの、ウニ!
全然予想していなかった。
黒ごまの大地に刺さっています。
ウニがぷりぷりだよ〜
料理名は『GIN TONIC CUCUMBER UNI』。
ウニ、キューカンバー、ジンでできているそう。
てっぺんのつぶつぶだけ味わってみればよかったな!ここがジンなのかな。中身だったっけ?
ウニの美味しさは覚えているんですが他をあまり覚えていない…
ウニのクオリティは非常に素晴らしかったです!甘かった〜。
海苔に見える、ウニを巻いているものにも秘密があるそうで…
これは実はハーブのディルでできているそうなんです。
メンバーから上がった感想
「普通に海苔で巻いて」
12皿め:🍣
次は…寿司?
確かに来たものも寿司に見えるが…
普通の寿司を出すレストランじゃないよね…
なんか…ご飯の部分がおかしいぞ???
味の付いたしょっぱいマシュマロの上に中トロが乗っています。
中トロにもしっかり味がついている。
メンバーから上がった感想
「普通に米に乗せて」
(↑これは私も超同意。マシュマロの上に乗せて料理が良くなったとは思えなかった)
料理名は『CHUTORO SUSHI』。
さっきのウニといいこの中トロといい、素材はすごく良くて美味しい…んだけど…
13皿め:🥕
アイコンはキャロット、運ばれてきたのは…お菓子?
給仕の人によるとこれは『柚子+人参+Something Surprise』で出来ているそう。(毎回ちょっとした説明をしてくれるんですよね)
「Something Surpriseってまたカレーだろ!」という人間不信の声が上がりましたが、これはカレーではなかったです。
外側カリカリで、ゆずの風味の甘いクリームが入っていましたが…
なんとこれはフォアグラを使っているとのこと。食べ慣れていないせいか全然わかんない…
料理名は『FOIE GRAS YUZU CARROT』。
14皿め:🍵
運ばれてくる突然のお茶の用意!
最初この金色のお茶碗に見えるものが食べられるのか?と思いましたが、そんなことはなかったぜ!
お抹茶のようなものをお茶碗に小さじで入れて、茶筅で立てていきます。
泡立った液体を口に含んでみると…
酸っぱい?!
これはどうも冷製ベジタブルスープのようです。
給仕の方によると『グリーンアスパラガス、グリーンアップル、グリーントマト、ミント、キューカンバー』で出来ているとのこと。
このスープが、このコース上最高に男性ウケが悪かった。
男性2人とも、しかめっ面。一口も進まない。
口当たりが悪い、マズい。つらい。という感想をいただきました。
私はそんなに悪くないというか…酸っぱくてわりと美味しいと思ったんだけど…
2杯飲むのはさすがに辛かったが…(飲まされた)
料理名は『GREEN VEGETABLES MATCHA』。
他の人の記事を見ると、過去にはRED MATCHAというのもあったみたいですね。
15皿め:🍖
15皿めは肉のアイコン。
グリーンベジタブル抹茶でがくんと落ちたみんなのテンションを取り戻すことができるのだろうか…?
トンカツっぽい…?
これは普通に美味しかったです。
料理名は『PORK VINDALOO』。ヴィンダルー(Vindaloo)はインド・ゴア発祥のカレー料理のようですね。
ヴィンダルー – Wikipedia
そんなにカレーカレーしてないと思ったけど、カレーの種類が違うのかも。さてはGagganの料理を楽しむにはインド料理の素養があった方がいいなこれ?
16皿め:🥘
謎のパエリアアイコン。カレーにも見えるので、「またカレーか?」と要らない緊張感を招きます。
先立って運ばれてきたカトラリー。普通のレストランでは見ないような細いナイフが面白い。
さて、運ばれてきた料理は…
…ホタテ?
これはメンバーの評価はいまいちだったけど、私はおいしいと思ったなあ。
(カレー味なだけでもう評価が落ちる状態になってる)
ホタテ、ココナッツアイス、チリ、カレーオイル、フライドオニオンで出来ていて、
ホタテをナイフで細かくし、全体を和えれば生のカレー料理(?)の出来上がり。
ココナッツアイスとホタテの甘みがカレーの辛さを中和していて、オニオンのさくさくさが食感を加えている。
ウニや中トロもそうだったけど、海鮮の素材のクオリティは素晴らしいんだよな。
料理名は『SCALLOP UNCOOKED CURRY』。カレーは調理した結果のものっていうイメージが強いので、Uncooked Curryっていうコンセプトが面白いね。
17皿め:🌭
さて、次のアイコンはホットドッグ。
しかし運ばれてくる謎の鉢植え。
全部食べられるという嘘を給仕の方につかれましたが、緑の葉っぱは食べられません。
黒く見える葉っぱ?を剥がして、それでソーセージを巻いて食べるのだ。
これはラム、スパイス、マンゴーチャツネで出来ているそう。
料理名は『SHEEK KEВАВ MANGO CHUTNEY』。
ラムケバブとマンゴーチャツネのマリアージュはいまいち感じられなかった。
18皿め:🐔
18皿めはトリ。
運ばれてきた謎の物体。
これは鳥の皮にグリーンカレー味の液体とキノコ?を乗せたものらしいです。緑の粉もカレー味。
料理名は『THAI GREEN CURRY』。
19皿め:🔥
何やら向こうで上がる炎。
まだ焼けてパチパチしている包みが運ばれてきます。
開くと何やら白身魚が。
この料理、ちょっと話に夢中になっちゃっていて給仕さんの説明を聞きそびれてしまったんですけど、魚はタイシーバスとの事。青いのはわさびかな…?と思ったんですが、Bengali Mustard Sauceというものがあるんですね。
料理名は『SEABASS BENGALI MUSTARD』。
普通に塩焼きのほうが美味しいという無情な感想が上がりましたが…
20皿め:●
アイコンは真っ黒な円。
これはあれやろ!煙が詰まってるやつやろ!と思っていたんですが、予想が外れました。
黒い木のようなものに乗った、炭のカタマリに見える。
かじると…
カレークリームコロッケ?!
料理名は『CHARCOAL LOTUS STEM』。
レンコンの茎が入っているようなんですが、分からなかったな〜
21皿め:🌮
タコス??かと思いきや、運ばれてきたホットケーキ上の物体。
こんな感じで、巻いて食べます。
中には何か海老っぽいものが。
料理名は『LOBSTER DOSA』。ロブスターだったのか〜
生地はドーサという南インドのお米から出来たクレープのようなものなんですが、さすがにこんな上品で美味しいドーサは初めて食べた。
22皿め:🌹
運ばれてきた一冊の本。
煙でも出るのかと警戒してビデオを回しながら開けましたが、普通に薔薇のような物が入っているだけでした。
噛(かじ)るとこんな感じ。
これは『BEETROOT ROSE』。ビートルート、チョコレート、マシュマロで出来ているそうです。
23皿め:🥂
Macで絵文字がうまく出なかったんですけど、シャンパンで乾杯しているアイコンでした。
出てきたのはおまんじゅう???
噛(かじ)るとこんな感じ。
しゃりしゃりしていて、おまんじゅう生地の中にぶどうシャーベットが入っている、という感じ。
これはシャンパンと同じく『リースリングマスカット』というぶどうを使っているらしく、アルコールそのものは入っていないとのこと。料理名は『MILK CAKE RIESLING MUSCAT』。
私はあんまり…だったかなあ。
24皿め:🍋
レモンのアイコンは、アイスクリームバー。
料理名は『LEMON CHEESE CAKE』。
給仕の人は『ミニオンマグナム』と呼んでいました
タイでも人気があるミニオンズというアニメのキャラクターみたいですね。(マグナムはこちらで有名なアイスクリームのブランド)
服はこちらの構成に合わせてくれているんだろうか。
思い出したかのように終盤になってセルフィーを撮る。
料理とは全然関係ないんですけど、画像加工アプリで機能のテストをしていて。
たまたまこのアイスの画像にテストでモザイクをかけてみたところ、予想外にめっちゃ卑猥っぽくなりました。
なんか写してはいけないものが写ってるみたいだ。
25皿め:🇮🇳
最後もインド国旗という事で、「え…カレー?」「またカレーでしょ?」みたいに不穏な空気が流れていましたが、運ばれてきたのはカレーとは無縁の一品。
『ゲウワ(Ghewar)』というインドのお菓子のようです。日本語の情報がネット上に見つからない…
細かくなったマンゴーがクリームに練り込まれていて、下の土台もサクサクでおいしい!
これは『MANGO SAFFRON GHEWAR』という名前みたいです。
料理名が記載されたお品書きで正体が判明
25品全て終わったあと、この紙が運ばれてきます。
Goat Brainなんかはこの時点で正体が判明。食べる時にもっと注意深く観察すればよかった!と後悔しました。まあ脳みそ系食べたことないので、どんなに注意してもそれとは分からなかったかも。
お会計は4人で25,012THB。一人約200USD。ひゃ〜。
Gaggan、私の感想
めっちゃ正直に書くと、みんなの満足度はそれほど高くないというか、『この値段出すならもっと美味しくて満足度の高いレストランがある』『なんでほとんどカレー味なん…』という感想でした。
みんな最初は良いレストランに来たという緊張感に溢れていたのに、最後は『どうせまたカレーでしょ?!』みたいな感じだったもんなあ。
インド料理店に来たという気持ちだったらまた違ったのかもしれないけど…
多分4人の中で一番好意的だったのは私だと思うんだけど、
私も、アジアNo1に選ばれたというのはすごい事だと思うし分子料理が結構お値段のするものだというのは分かるけど、コストと得られたエクスペリエンスがちょっと噛み合っていないかな、少なくともエクスペリエンスのほうが上回るようには感じないな、というのが正直なところかなあ…。
数年前、3500バーツの時に行った友人は特にそういうネガティブな感想は言っていなかったので、もしかしたら色々と変わったところがあるのかな…?
最初の方にも書いたけど、元々のコンセプト上からも、『美味しいもの』を食べに行くというより『面白い体験をしに行く』という姿勢で行った方がまだズレがない気がします。(そしてこれはインド料理店だという気持ち)
『美味しいものを食べに行く』というより『富豪の遊び』として楽しんでみる感じですね。
インド系料理が悪いわけでは決してないんだけど、カレー味ってインパクトが強いというか、印象を染めてしまう力があるので…(こちらにインド料理の知識や素養がなくて全部一律に『カレー』と感じたのも悪かったかも)
機会があれば、インド系ではない分子料理も味わってみたいです。
After Youで反省会…
Gagganのあとすぐ、我々の聖地After Youですぐさま反省会が開かれました。
(After Youとは、私の愛するストロベリーチーズケーキかき氷があるバンコクのスイーツ・カフェです。詳しくは下の記事をどうぞ)
いくら愛していてもコース料理のすぐあとでこんなの食べられないよー。なんで一人一個やねん。
結論的には、やはり『カレーすぎる』というところだったかなと思います。
お疲れ様でした!