デリー・アグラ医療・健康管理

インド・デリーで予防接種。ワクチンを打てる旅行者用の病院を探して行ってきました

Travelsafe Clinicの先生と デリー・アグラ
この記事を書いた人
Kumi

2014年1月よりデジタルノマド的に海外放浪生活を送っています。現在10年め。COVID-19の間はタイに留まっていました。その間に最愛の猫夫に出会ってしまう。
色んなところにちょっとずつ住んでみる、短期旅行でも長期滞在でもない感じが好き。現地SIM好き。

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こんにちは、くみです。

インドで2回めの破傷風ワクチンを打つ必要があったので、デリーで打てるところを探してみました。
バンコクはスネークファームが有名ですが、デリーは在住の人に聞いても知らなかったりでちょっと探すのが大変で。でもデリーも大都市だし、打てないわけないですよね。

という事で探した結果、デリーでクリニックを2箇所見つけたので情報を共有します。
片方には実際に足を運びました。

▼世界一周旅行者に有名なバンコクのスネークファームについてはこちら

デリーで予防接種・ワクチンを打てるクリニック

私が見つけた外国人のワクチンを取り扱っているクリニックは次の2箇所です。
今回は普通の医院ではなく、外国人のワクチン接種に慣れているであろう旅行者用クリニックを探しました。探したら他にもあるかも。

[aside type=”normal”]追記:破傷風(tetanus)に絞って探したのであまり出てこなかったけど、その後ワクチン全体で探したら普通に日本語で情報が出てきました😅 すみません…

この外務省のページの項目7『予防接種(ワクチン接種機関を含む)』に病院の一覧がPDFで載っています。私が探したクリニックはないなあ。

International Travel Health and Vaccine Clinicはメールのやりとりをしたのと、TravelSafe Clinicは実際に行ってきました。

※ 下記の情報は2018年12月現在、公式サイトなどで必ず最新の情報をご確認ください

International Travel Health and Vaccine Clinic

  • ウェブサイト:International Travel Health & Vaccine Clinic
  • 診察時間:10:30-12:30 または 18:30-19:30 日曜休診、事前予約したほうが良い(電話かメール)
  • 最寄り駅:Blue Line・New Ashok Nagar駅より徒歩約30分

TravelSafe Clinic – Noida, NCR region

  • ウェブサイト:TravelSafe Clinic – Specialist health advice for travelers
  • 診察時間:9:30 – 13:30 または 17:00 – 20:00(毎日診療、平日・土曜は予約不要だが日曜は予約診療のみ)
  • 最寄り駅:Blue / Magenta Line・Botanical Garden駅またはBlue Line・Noida Sec.-18駅 どちらも徒歩約15分程度

今回はこのTravelSafe Clinic – Noidaに行ってきました。

デリー・ワクチンの値段

今回破傷風(Tetanus)のワクチン2回めが打ちたかったので、スネークファームで指示されたdTを打てるかを問い合わせしました。

International Travel Health and Vaccine Clinicは問い合わせメールの2日後に返事が帰ってきて、 DTaP(ジフテリア・破傷風・百日咳)ワクチンが1,850Rs
事前に電話かメールをしてくださいということでした。

TravelSafe Clinic – Noidaの方は、メールした返事を待たずに電話で問い合わせをしたんですけど、Tdap(破傷風・ジフテリア・百日咳)ワクチンが1,300Rsとの事でした。

[aside type=”normal”]ちなみにDTaPとTdapは内容が違うらしく、Tdapはジフテリアワクチンと百日咳ワクチンの量が減らしてあり、DTaPは7歳未満の子供、Tdapは成人向けのようです。

[/aside]

また、TravelSafe Clinicではワクチンについて料金表が貼ってありました。(※ 2018年12月現在)

デリー・TravelSafe Clinicの料金表

黄熱病3,200Rs、他のサイトにあったAirport Health Organizationの300Rsに比べたらかなり高いですね。(参考:インド・ニューデリーで黄熱病予防接種 – 空飛ぶよしざきの生存報告)黄熱病は別のところで受けたほうが良さそう。

MMR300/600Rs(このスラッシュの意味は一体…?PriorixはMMRワクチンの製品名なので、別物ではないはずですけど)B型肝炎300Rs、A型肝炎1600Rs。B型肝炎が異様に安いのは一体…?(ゼロ一つ足りないのでは?B型肝炎受けたことないんだけどこんなもん?)
日本脳炎1,000Rs、バンコクで受けた時460THBだったのであまり変わらないですね。あと私がバンコクの値段を知ってるのはTyphoid(腸チフス)1,800Rsかな、これはバンコクでは400THBで受けられたのでバンコクの方が安いですね。

その他の張り紙にコンサルテーション料金300Rsって書いてありますね。診察料ですね。

TravelSafe Clinic – Noidaについて

さて、今回TravelSafe Clinic – Noidaの方に行ってきました。

TravelSafe Clinic – Noidaへの行き方

先程書いたように、TravelSafe Clinic – Noidaへはブルー / マゼンダラインのBotanical Garden駅ブルーラインのNoida Sec.-18駅から徒歩15分程度で行けます。
私はBotanical Garden駅から歩いたんですけど、周辺地域は中流住宅街といった雰囲気で、治安は良さそうに感じました。車も少なかったし。

TravelSafe Clinic – Noidaは住宅街の中にあります。ハウスナンバーは436。小児科(Pediatrics)を兼ねているそうです。
(私は知らずにうっかり日曜日に行ってしまったのですが、日曜日は予約診療のみになっているそうなのでご注意ください。その他の曜日は事前予約なしに行っていいそうです)

このような住宅地への入り口を通る。

Travelsafe Clinicへの行き方

ハウスナンバーは436なのでここを進みます。Google Mapsはここに関しては結構正確。

Travelsafe Clinicへの行き方

Travelsafe Clinicはここです。民家と一緒になっているので、民家の方に入らないように。矢印の方に進みます。

Travelsafe Clinicへの行き方

注意書きにはここのベルは住居用なので、クリニックを訪問するときには押さないようにと書いてあります。

Travelsafe Clinicへの行き方

TravelSafe Clinic – Noidaの様子

これがクリニックの中。スネークファームみたいなものを想像していたので、サイズ感にちょっと驚きました。
小児科も兼ねているそうです。

Travelsafe Clinicの様子 

Dr. (Maj Gen) Rishi K Gupta。(インド人の名前に詳しくないのですが、どれが下のお名前に当たるのでしょう…、そして括弧内はなんなのだろう)先生がお一人でやっているみたい。
とても優しく色々と説明してくれました。医学博士だけあって英語も流暢です。(名刺には『MBBS [AIIMS], MD [Paed]』とありました。全インド医科大学で薬学と手術の学士を取得、小児科の博士を取得しているという理解で合っているのかな)

Travelsafe Clinicの先生

記念撮影に付き合ってくださいました。ノリが良い。

Travelsafe Clinicの先生と

なんかかっこいい写真も飾ってあった。

Travelsafe Clinicの先生

Travelsafe Clinicでは、WHOに準拠しているワクチン証明手帳を渡しているそうです。国際的なものなので他の地域に行くときも安心かな。

Travelsafe Clinicでもらえる手帳

破傷風ワクチンはいらなかった?

先生に破傷風ワクチンを接種したいとお話ししたんですが…、
「え、あなたはいらないよ。子供の時に受けてるはずだよ。タイで一回受けたんでしょ?それがブースターになって10年は大丈夫だから」と言い切られてしまいました😅

というわけで、結局なにもせずにクリニックを退出することに。(コンサルティングフィーの300Rsも請求されなかった…)

しかし、私家庭の事情で母子手帳を確認できないので、自分が幼少期になんのワクチンを打っているか分からなくて。日本で抗体を調べるだけでも1回何千円もかかるんですよね?そういう履歴が全部電子化されて本人がいつでも確認できるような世の中になったらいいなあ。

Kumi
MMR(麻疹・風疹・おたふく風邪三種混合)ももう一度打ちに行ったほうがいいのかなあ…🤔 抗体あるか調べたいですね〜💧

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