こんにちは、くみです。
色々と動く事を考えて、自分のために東南アジアの基本あいさつをまとめました。
※ それぞれの言語の専門家ではないので、発音や意味が正しくない可能性があります。特に発音は日本語にないものも多く、カタカナ発音が現地の発音と離れている事も多いのでご注意ください。
最低限覚えておいた方がいい単語はなんだろう
私は最低限の単語として下記の3つを調べていきます。
- こんにちは
- ありがとう
- おいしい
まず話しかけたり友好な気持ちを伝えるためのあいさつ。
そして感謝の気持を伝える言葉は必須ですね。
また食べるってすごく原始的(生き物として基本的)な事なので、一緒に食べてる時においしいって表現したり、作ってくれた人やお店の人においしいって伝えるのはコミュニケーションとして大事だなあと思っています。
人によってはここが「おいしい」ではなくて「美人ですね」だったりするのかな〜…。
また+αとして、これもあったら便利かな。
- どういたしまして
- いくらですか?(これは旅行者として必須ですよね…英語話者ならいいんだけど…)
『いくらですか?』は現地語で訊くとかなりの高確率で現地語で返事が返ってくるので、数字が分からないと諸刃の剣なんですが(;´Д`)
英語が分かる現地の人と仲良くなったら、「How do you say “〜” in your language?』と尋ねても楽しいですね。
というわけで東南アジアの国ごとに基本単語をまとめてみました。
東南アジアの基本単語
フィリピンの言語事情
フィリピンの国語はタガログを基としたフィリピノ語ですが地方によって言語が異なり、フィリピン人全員がフィリピノ語を理解するわけではありません(マニラのフィリピン人とセブのフィリピン人が英語でしか意思疎通できなかったりします)。
代表的な2つの言語、タガログ語(マニラなどで使われている)とセブアノ(ビサヤ)語(セブなどで使われている)を記載します。
フィリピン・タガログ語
- こんにちは
朝(おはよう):マガンダン ウマガ(magandang umaga)
昼(こんにちは):マガンダン ハポン(magandang hapon)
夕方〜(こんばんは):マガンダン ガビィ(magandang gabi)
いつもごっちゃになっちゃうんですよね…(´・ω・`)
本当はもっと細分化されているのですが、3つだけ書きました。 - ありがとう
サラマッ(ト) ポー*1(salamat po)
”ト”は英語と同じで発音するかしないかくらいで。『サラマッポー』と表記しているサイトも有ります。 - おいしい
マサラッ(プ)(masarap)
このpも英語と同じ要領で発音するので、puではないです。でも通じるかなー大丈夫かな、フィリピン人優しいので… - どういたしまして
ワラン アヌマン(Walang anuman)
セブアノ(ビサヤ)と似てるのでごっちゃになります…
フィリピン・セブアノ(ビサヤ)語
- こんにちは
朝(おはよう):マアヨン ブンタグ(maayong buntag)
昼(こんにちは):マアヨン ハポン(maayong hapon)
夕方〜(こんばんは):マアヨン ガビイ(maayong gabii) - ありがとう
サラマッ(ト)(salamat)
salamatはタガログと同じですね。そういえばセブでpoを聞いた事なかったのですが、タガログだけなんだろうか、それともたまたまだろうか… - おいしい
ラミ(lami)
yummyと似ている… - どういたしまして
ワライサパヤン(walay sapayan)
タガログとごっちゃになります(;´Д`)
タイ語
タイ語では語尾に男性は”カップ(krab)”、女性は”カー(ka)”をつけます。これがないととても乱暴に聞こえるそうです。
しかし綴りを見ると、発音が複雑ですね… 声調もあるので、発音を聞いて真似るのが大事ですね。
- こんにちは
サワディー カップ/カー(sawasdee krab/ka)
- ありがとう
コップン カップ/カー(khobkhun krab/ka)
- おいしい
アロイ カップ/カー(aroi krab/ka)
- どういたしまして
マイペンライ カップ/カー(mai penrai krab/ka) - いくらですか?
タオライカー?(thaorai kha?)
私はなぜかうっかりベトナム語が出てきそうになります(;´Д`)
ベトナム語
ベトナム語は母音が12種類と声調が6種類あり、とてもカタカナ発音で通じる気がしないです。
「ハァ?」と聞き返されてもくじけないでくださいね(´;ω;`)
- こんにちは
シン チャオ(Xin chao)
Xinは丁寧語ですね。例えばcam on(ありがとう)をxin cam on(ありがとうございます)のように言ったりもします。chaoだけで聞いた事がないので、xin chaoはもう慣用句なのかな。
- ありがとう
カムオ(ー)ン(cam on)
英語のcome onと発音は同じらしいのですが私は通じない時があります(´;ω;`)
語源は漢字で感恩らしい。 - おいしい
(ン)ゴーン(Ngon)
最初のNは気持ち発音するかしないかみたいな。
- どういたしまして
ホンコーチー(Khong co gi)
謝られて「気にするな」というのはホンサオ(khong sao)です。タイだとどっちもマイペンライで合ってるのかな。khongも否定語だしmaiも否定語だから似ているようで面白いですね。 - いくらですか?
バオニューティン(bao nhieu tien)
bao nhieuは「いくつですか」(量を聞く)、tienは銭、お金の事ですね。
例えばbao nhieu toi(バオニュートイ)で「何歳ですか」になります。
マレー語
- こんにちは
朝(おはよう):スラマッ(ト) パギ(selamat pagi)
昼(こんにちは):スラマッ(ト) パタン(selamat petang)
夕方〜(こんばんは):スラマッ(ト) マラム(selamat malam)
そういえばマレー語で挨拶したことなかったなあ…(´ρ`;)
朝昼夜分かれているとどうも難しいです。
多分このtも発音しないtなのだろうな。スラマッみたいな。 - ありがとう
テレマカシ(terima kasih)
- おいしい
セダッ(プ)(sedap) - どういたしまして
サマ サマ(sama sama)
語感がかわいくて好きです( ´∀`)
- いくらですか?
ベラパ?(berapa?)
使ったことないなあ。マレーシア、英語がかなり通じるので、ありがとう・どういたしまして・おいしいくらいしか使わなかった…(;´Д`)
インドネシア語
マレー語と同じ単語が多いですね。インドネシアはまだ行ったことがないんだよなあ…
- こんにちは
朝(おはよう):スラマッ(ト) パギ(selamat pagi)
昼(こんにちは): スラマッ(ト) シアン(Selamat siang)
夕方〜(こんばんは):スラマッ(ト) マラム(selamat malam)
- ありがとう
テレマカシ(terima kasih)
- おいしい
エナッ(ク)(enak)
- どういたしまして
サマ サマ(sama sama) - いくらですか?
ベラパ?(berapa?)
クメール語(カンボジア)
正直まだよくわからないので、もうちょっと調べて練習しなくては…(;´Д`)
- こんにちは
チョムリア(プ) スーア
- ありがとう
オークン
- おいしい
チュグァン
- どういたしまして
ムンアイテー
- いくらですか?
トライ パンマン
参考:カンボジア語ミニ講座 /トラベル会話クメール語(カンボジア語)
ビルマ(ミャンマー)語
タイでもミャンマー人に会う機会が結構多いので、ありがとうくらいは覚えたいなあ(´・ω・`)
- こんにちは
ミンガラパー
- ありがとう
チェーズーティンパーデェ
- おいしい
サーロゥ カウンデー
- どういたしまして
ケイッサ マシー バー ブー
- いくらですか?
ベ ラウ レー?
参考:ビルマ語の挨拶 /救援者のためのビルマ語基礎表現集 ※どちらもウェブサイトがなくなってしまいました
ラーオ語(ラオス)
なんかラオス語は日本人からすると語感がかわいいのが多いですね…
ラオラーオ(ラオス焼酎)とかかわいすぎます。
- こんにちは
サバーイディー
タイ語で同じ単語があったような… - ありがとう
コプチャイ
語感がかわいいです( ´∀`*) - おいしい
セッブ
ラオラーオ セッブ ライラーイ!(ラオラオとっても美味しいね!) - どういたしまして
ボーペンニャン
なにこれ超かわいい! - いくらですか?
タウダイ?
ブルネイ
ブルネイは公用語がマレー語であり、国語であるブルネイ語も標準マレー語と語彙の90%が一致するそう(ブルネイ #言語 – Wikipediaなので割愛します。
東ティモール
東ティモールは
言語状況は、歴史的経緯から非常に複雑なものとなっている。
東ティモールの言語状況 – Wikipedia
という事で、私も訪れた経験がなく状況をよく知らないので割愛します。
シンガポール
シンガポールはWikipediaによると
公用語は英語、マレー語、華語(標準中国語=マンダリン)、タミル語(インド系に母語とする者が多い)である。(シンガポール #言語 – Wikipedia
という事で、シンガポールの独自言語があるわけではないので割愛します。
がんばって現地語で挨拶するぞ(;´Д`)
結構な人が「こんにちは」とか「ありがとー」を知っているので、ありがたいですねえ。
東南アジアの言葉・続き
ところでこれ、タイトルが(1)となっていますよね。
(2)では私が実際に現地に住んで覚えた他の表現を(備忘録代わりに)記載して行こうかと思って。
住んでて使う表現って、旅行会話集とイコールのところもあればならないところもあって面白いかな?とか思ったり。
えーと、タガログとセブアノとベトナム(とタイ)があるので、もしかしたら複数回に分けるかも…
自分で使ったことのない言葉もまとめてしまっていますので、もし内容に間違いがありましたら、申し訳ないのですがご指摘いただければと思います… _(. _ . ;)_
東南アジアの言葉(2)私が覚えたベトナムの言葉 – Kumi-Log
東南アジアの言葉(3)私が覚えたフィリピンの言葉(タガログ語とビサヤ/セブアノ語) – Kumi-Log
▼今日同じ宿の日本人に見せてもらったけど、各国のあいさつとかも載ってて便利そうだったな〜。
D16 地球の歩き方 東南アジア 2014~2015
地球の歩き方編集室 ダイヤモンド社 2014-02-01 |
▼指さし、東南アジアなんてあったんだ!知りませんでした。発音が聞けるiPhoneアプリ版も便利なんですよね。
旅の指さし会話帳東南アジア (ここ以外のどこかへ)
情報センター出版局 情報センター出版局 2008-03-22 |
*1:ポーは文を丁寧にするために語尾に付けます