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全く気づかなかった…!ウクライナでいつの間にかお金とカードを盗られていました!対策を頑張って考えてみる

Pickpocket warning sign, train station, Turin, Italy ウクライナ全般情報
この記事を書いた人
Kumi

2014年1月よりデジタルノマド的に海外放浪生活を送っています。現在10年め。COVID-19の間はタイに留まっていました。その間に最愛の猫夫に出会ってしまう。
色んなところにちょっとずつ住んでみる、短期旅行でも長期滞在でもない感じが好き。現地SIM好き。

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こんにちは、くみです。
ウクライナで盗難被害に遭いました。

いつも身につけているラップトップ用のバッグに入れておいたポーチから、いつの間にか100ドル札1枚とデビットカードだけなくなっていました。
ラップトップが入っている事もあって、このバッグいつも手元に抱えて、かなり神経質に扱っていたはずなんですが…。
気がついたら消えていたという…

正直いつ盗まれたのかも未だに分からなくて『プロはスゴイな…』と思うんですが、感嘆しているだけでは再発防止のアクションが取れないので、なんとか『あの時だったのでは…?』というのを思い出し、対策を考えてみたいと思います。

こういうトラブル系、必ず「自分は気をつけているから遭わない(、そういう目に遭うバカが悪いだけ)」みたいな事を言ってくる人が出てきて、ただでさえ被害で参ってるのに面倒なんですが、
文章として書きだすこと自体は自分の中の整理と回復のためには役立つし、シェアすることで他の人のためにも役立つと思うので、多分また色々言ってくる人が出て来るんだろうけど、めげずに頑張って書こうと思います。
# ああいうの、こちらはしっかり嫌な気持ちになりますし、『あーこの人は他人を踏み台にして気持ちよくなりたい人なんだな…』って思ってしまうのでやめた方がいいと思うんだけど…
あ、はてブに書くのはこちらのメリットもあるんで、まあ大丈夫です。

盗難被害に遭った時の状況

正直、いつ盗まれたか全くわからないんです。
先日、ふと思い出してポーチを確認したら、100ドル札とカード1枚なくなっていました

他にもバンコクとトビリシの交通カードや各国の小銭、パスポート、国際免許証、1ドル紙幣21枚を入れていたのですが、そちらには手を付けず。
またダミーとしてもう使えないVISAカード(カードの切替の都合上、期限が切れているように見えない)を入れていたんですけど、そちらにも手はつけられていませんでした。

▼被害にあったものを入れていたポーチ。以前まではダミーでお菓子の袋に貴重品を入れてたんですけど、スキミング防止機能もあるという事で今年日本に戻った時にコレを買ったのでした。
やっぱり『いかにも貴重品入れです』みたいなところにお金を入れとくのは迂闊だったな…

Kievで100ドル札を一枚両替したので、そこから今まで(Lviv)の間のどこかで盗まれている事になります。

キャッシュパスポート、オリジナルとスペア2枚もらえるので、盗まれたスペアだけ停止できて助かりました。しかし今回他のカードも失くしているので、あと1枚失くすと本当にヤバいな…(´・ω・`)、

ウクライナ、日本人がよく被害に遭っているらしい

Lvivの宿で出会った日本人の男の子が話していたんですが、彼がLvivで会った日本人はみんな盗難被害に遭ったらしいです!会った日本人100%て。
(人数を聞いたら5人との事。5人中5人ってヤバいな… 。一人は日用品を持っていかれただけらしいですけど)

シチュエーションは、

  • 街中で声をかけられた時に、別の人物に後ろからカバンを開けられた(らしい)
  • 宿で外食に誘われて外出している間に盗られた(誘った人間は外食で何も食べなかったらしい)

などなど。
それも海外初心者ではなく、みんな旅慣れている人らしいです。『危ない地域も含めて旅行慣れしてる人達が初めてやられたっていうケースが多い』らしい。しかもみんな、いつ盗られたかはっきりと分からないという…
ヨーロッパのスリレベルすごいな…

こちらではアジア人はめずらしいので、どうもアジア人が目をつけられているのではないか、という事でした。
外国人ってはっきり分かるもんね…。ヨーロッパにいる日本人なら大抵はお金を持ってるだろうし…

盗まれた状況、考えられるパターン

何しろ全く心あたりがないんだけど、手元から無くなっているのは事実なわけで、確実に、誰かが私のポーチに触って抜き取ったわけです。考えるとぞっとするな。
頑張って、どこで盗まれた可能性があるか考えてみました。

道端で盗まれたということはないと思う

他の人の被害例ではありましたが、私のは道端でやられたパターンではないと思う。

ポーチはまず上のマジックテープを開けなきゃいけないし、そこから100ドル札だけ選んで抜き取るのは難易度が高いしやる意味がわからない。
またカードはサイドポケットのジッパーを開けないといけないので、ポーチを手に取らないとできないはず。

ポーチごと一旦盗って、100ドル札とカードだけ抜き取って戻す、という労力とその意味を考えると、それはないかなあと。
私のラップトップバッグ、外から開けづらくなってるしね。

ホステルのロッカーに入れている間に盗まれた?

ここ最近、泊まったホステルにはどこも鍵付きのロッカーがあって。
私は外出中は金銭的な価値の無いものしか入れておかないんですけど、寝る間はラップトップと貴重品入りのバッグを入れて寝ていました。
その時に、合鍵を持っている人間(ホステルのスタッフか、リピーターで合鍵を作っているゲスト)が開けた?

この仮説でひとつ謎なのは、『なぜラップトップも持っていかなかったのか』です。同じバッグに入っているので。(あと金目のものとしてはSSDとかBluetoothヘッドセットとかも入ってます)
夜にこっそり持っていくなら追跡が難しいのだから、ラップトップも盗まれていても全然おかしくないんだけどなあ。足がつきやすくなるから…?
パスポートも盗まれる対象だと思うんだけど…

人に鞄を預けておいた時に盗まれた?

もうひとつは、これはあまり考えたくはないんですけど、
KievやLvivで出来た友達が何人かいて、彼らとお茶をしたり飲んだりした時に、カバンを少し預かってもらったりしたことがそういえばあるんです。トイレにいく時とか。
その時に抜かれた可能性もある?

こちらの仮説は、なぜラップトップが持っていかれなかったのか、という疑問への答えと整合性がとれます。
ラップトップは外側から触ってすぐに分かるので、なくなっていたらすぐに気づくので。

しかしあまり考えたくないなあこれ。

再発防止の対策案

何しろ、いつどうやって盗まれたかが定かで無いので、仮説からの対策設定しかできないのですが…

ここに書いてある事は実は私にとって新しい事はあまりなくて、今までやってきた事ではあるんですけど…、やはり3年半以上もこういう生活をしていると1年365日24時間ずっとやれているわけではないので…
自分へのリマインドとしてもと思い、書き出してみます。

ホステルの錠を信用しない。自分の錠を必ずかけておく

鍵をかけたロッカーから貴重品が消えるという被害、ホテルの従業員による犯行の可能性以外に、リピーターが合鍵を作っている可能性があるようです。バンコクでも実際にこのパターンの盗難被害がありました。(明確に捕まってはいないけど)
ホステルから鍵をもらうパターンのロッカーは、その錠を信用せず、鞄にさらに自分で錠をかけておいた方がいいです。

自分の錠を使うパターンはそれよりもやや安心になりますが、もしかしたら底とか背面みたいなところから開けられるかもしれないし…考えたらきりがなくなるなあ。

あと私はラップトップバッグなどの貴重品をロッカーに入れておくのは寝る時だけにしておいて、外出時はホステルに置きっぱなしにはしていません。
それでもやられるとは、、

信頼性の高い錠を使う

タイのダイソーで買った錠を使っていたんですけど、最近ちょっとおかしくなってきてたんですよね。かぱっと開いていたりした事もあって…。ぐっと力を入れると一時的に壊せそう。
この機会に、もっと信頼性の高そうな錠に換えます。

なるべく人に鞄を触らせない。預ける時は施錠する

他人を疑うようで申し訳ないのですが、人にはなるべく預けない。
どうしても預けなければいけない時はしっかりと施錠する。
というのを徹底したい。

『用心したら悪いかな』と思うけど、何かあった時に相手を疑わなくてはいけなくなってしまう、そちらの方がより避けたいですよね。
これは相手が日本人でも同様で。

預けた相手が盗んだりする人でなくても、預かっている時にふと気を抜いて他の人に盗まれたりする可能性もあるし。
そうなったら預かった方は責任取れないし、こちらもその人を責めなくてはいけなくなってしまうから、やはり自分で管理するのが良いのだと思う。

『預ける時は施錠』と書きましたが、街歩きする時やロッカーに入れる時など、開ける必要のない時はいつも施錠しておいてもいいくらいだと思う。そこまでやっても、ナイフ等で切り裂かれたら意味ないんですけど…

定期的に貴重品のチェックを行う

100ドル札は緊急用のお金で、普段存在を忘れていたので気がつくのが遅れました。
チェックをして早く気がついたところで盗まれたという事態は変わらないけど、いつ・どこでが分かりやすくなれば対策も立てやすくなるし警察にも相談できるので、早めに気がつくのに越したことはないですよね。

私はたくさんのものを管理するという事が苦手なので、大事なものはなるべく減らしたい…
リスト作って管理しないとかなあー

いかにも貴重品を入れてますみたいなポーチにお金とかを入れておかない

これはしくったなあ。今後考える。

その他の犯罪被害について

今回書いたのは『持ち物から貴重品をすられる』という事に関しての対策案で、犯罪の種類によって対策はもちろん変わってきます。
今回のは身に危険がないし、被害もそこまで大きくはなかったからまだ軽い方なのかな。(全然気が付かなかった、というのは怖いけど)
今思いつくものを、被害が大きいと思う順に書いていきますね。

  • 殺されてモノを取られる
    命が取られるので最悪です。相手は凶器を持っていたり、首を絞めてきたり。
    このレベルのものは、主に殺されても犯人が捕まりづらい地域で発生していて、東南アジアの普通の都市やヨーロッパではあまりない印象です。南米やアフリカによく発生しているイメージなんだけどどうでしょう…(南米も都市によって違うということだけど)
    対策としては、出歩かない、そもそもそういう土地に行かない、くらいしか思いつかない… あとお金でボディガードを雇う…?仕事ならともかく、個人では非現実的だなあ。
  • ホールドアップ(拳銃強盗)・刃物で脅されてモノを取られる
    殺されるまでは行かないけど、相手を激昂させたら殺されるパターンに昇格する危険性があるので危険。
    スマートフォンや小額のお金・捨て財布を渡して去ってくれたらいいけど、有無を言わさず全部取られるパターンはリカバリーが本当に辛そう…。現金やカードなどを見えないところに隠しておくのがいいのかな。
    ホーチミンでアメリカ人の女の子が長距離バスを降りたところで刃物で脅されて全部取られたという話を聞いたので、東南アジアでも十分ありえます。プノンペンとか多分やばい。
  • 睡眠薬強盗・仲良くなってから豹変(トランプ詐欺とか)など
    コミュニケーション系の犯罪、幸い私はまだこれに当たったことがない(と信じたい)。
    睡眠薬強盗は、相手が薬を加減している保証はなく、重い副作用が残るくらい薬を使っている可能性もあるので怖いです。
    FBでつながる事がある程度判断や抑止力になるんじゃないかと思う。今の時代、FBがアクティブじゃない人は結構怪しいなーと…やってなくて問題ない人もいるっちゃいるんですけど、フィルターとしては有効かなあ。
    あと写真を一緒に撮ることを嫌がる人も怪しいって言いますね。

    • これの亜種で強姦・準強姦等の性犯罪がありますが、やってる方に犯罪の自覚がある上記のものと違い、性犯罪はやってる方に犯罪の自覚があまりなく足を踏み入れてきたりするので発生数が多くなる印象です(こっちは被害経験がいくつかあります)。
      これはFBどころか友人の友人とかみたいな社会的につながってる相手にもやってきたりするんでめちゃ怖い。過剰に警戒しても人間関係が築きづらくなるので辛いところ。やらない人はやらないんだけどな…
  • 置き引き・ひったくり・スリ
    不注意によって金銭やモノを失うパターン、今回のはこれ。しかし不注意とは言ってもそれなりに注意しているはずなのに、全然気が付かないのだな…プロスゴイ…
  • ぼったくりなど
    失うものはお金だけでかわいいものです。しかし、不当にお金を取られる人が増えると困るので出来る限り屈したくない。セコくなるのもよくないけど、お金を出せば出すほどかっこいいと思ってボッタクリにホイホイ出している日本人は敵。
    こちらの知識や経験値がたまるに従って防げるし、向こうから避けてくるイメージがある。インドみたいに事務所に連れて行かれて精神的に圧迫されるというのは辛そうだけど。それはぼったくりというよりエステの極悪勧誘とかラッセン絵の売りつけとかに近いんだろうな。

最後に

自分はかなり気をつけている方だと思っていたのですが、まんまとやられてしまいました。

使っているラップトップ用のバッグも外部から開けづらい仕組みのものだし
(参考記事:危険な地域でパソコンを隠せるシークレットリュック・Under-The-Jack Pack|海外ノマド装備品紹介 – Kumi-Log)、
施錠はしたりしなかったりまちまちとはいえ、いつも錠をぶら下げているくらいなので、まさか気づかないうちに盗られているなんて想像もしてなかった…。
(ダイソーの錠がすぐ壊せたのはアホだけど…)
今後貴重品を持ち歩くのが怖いです。

被害に遭った他の人たちも海外旅行初心者っていうわけでは全然なく、みんな旅慣れていたらしいからなあ…
ヨーロッパのスリレベルはそれほど高いということなのか…

Kumi
月収3万円の人間から100ドル盗っていくなんて…何て鬼なんや😢 うぇーん

みなさんも、気をつけて楽しい海外放浪ライフを!

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