こんにちは、くみです。
2014年1月から、主に東南アジアで家なし海外放浪デジタルノマド生活をしています。
今回は私が滞在してきた東南アジアの都市の中で、住居費と食費の予算が月5万円以下で暮らせるお気に入りの都市(+難しそう?な都市)をご紹介しますね。
『中央アジア編』や『ヨーロッパ編』も書くので、乞うご期待ください!(`・ω・´)
# 円で考える以上は円の価値に左右されるところも大きく、1ドル75円と120円とでもかなり違っちゃいますね。
外国の為替は大体が対ドルで動いているので、本当は500USDとかの方がいいのかもしれない…
『海外で生活費5万円生活』、前提となる考え方
具体的な都市をご紹介する前に、私の生活費5万円生活の考え方を書きますね。
全支出ひっくるめて5万円ではありません!ごめんなさい
詳しくはこちらの記事に書いたのですが、
予算に長距離移動費やビザ代・その他一時的な出費を入れてしまうと消費活動が滞り、同じところにずっと沈没するのが一番いいみたいな考えになりがちでそれはつまらないので、私の『5万円生活』予算にそれは入れていません。
なので予算が5万円であれば、移動やビザ・その他一時的な出費に備えるために、収入は5万円よりももうちょっとあった方がいいです。(笑)
旅ではなく『暮らす』時、支出のポイントは『食』と『住』
住むという観点で支出上の大きなポイントは『食』と『住』です。
東南アジアではシンガポールを除いて食費は大体似たり寄ったりなので、住居(宿)代に依存するところが大きいですね。(飲む人にとってはアルコールの値段も!)
住に関して、ドミトリーがいけるかどうかで活動範囲が変わる
『住』に関しては、ドミトリー(相部屋で大抵2段ベッドスタイルの宿泊)での暮らしを受け入れられるか、あくまで個室にこだわるかで選択肢が全く変わってきます。
どうしても個室でないと辛いという方でも、タイ・チェンマイのように短期のアパートメントが安価で借りられる都市だったり、ベトナム・ニャチャンのように個室も安かったりする都市はあるので、都市を選べば生活費5万円生活は十分可能だと思っています。
ただ選択肢はどうしても少なくなるし、放浪スタイルはちょっと難しいかな。
食に関して、楽しめないなら場所を変えた方がいいかも
『食』に関してですけど、
東南アジアという点でなんとなく想像はつくと思うんですが、
食の受容性の広さというか、もっと砕けて言うと現地の食を楽しめるかどうかで5万円生活の難易度はかなり変わってきますね。
タイやベトナムでは現地の人が食べているものが一番コストパフォーマンスが良いです。
東南アジアは物価が安いと言っても、外国料理のレストランはそれなりに値段がします。場合によっては日本より高くなるくらいです。
バンコクのように日本食レストランが非常に豊富な都市もありますけど、現地のご飯で生きていくのに比べたらやっぱりコストはかなり上がります。
かといって『お金のために食べたくないものを我慢して食べる』というのは、生活の質(QOL)の面から私は全く勧めません。
節約のためにバンコクで袋麺ばかり食べているという話も聞くけど、私は食の満足度で暮らしの幸福度が決まるタイプなので、それはできないなーと思う。(その人たちは食の優先順位が低くて、別の楽しみがあるんだとは思うけど)
私はこの暮らしが非常に楽しいですし、他の人にも楽しんでほしいと思って紹介していますけど、楽しめないなら、する必要はまったくないんです。
自分に合わないからといって、我慢しながら現地の食事を食べ続ける(そして「日本食と比べて劣っている」などとけなしたりする)のは、現地の方に対しても敬意がなくて失礼ですし。
どうしても食が楽しめなくてそれがネックなら、無理せずに他の場所に移ったり自国に帰ったりするというのも立派な選択肢の1つだと思います。
仕事で居なければいけないのであれば仕方ないけど、せっかく居る場所を選べるライフスタイルなのだし。
私は好き嫌いがほとんどなくて大抵の食事は楽しめるので、この点はかなり恵まれているかもしれない。
タイの屋台もベトナムのストリートフードも大好きで、ローカルの人に混じって道端に座ることに幸せを感じるたタイプなので。ローカルであればあるほど嬉しい。
参考:[ホーチミン]これがローカルの味!安くて美味しい生春巻(ゴイクン)屋台、一本なんと5000VND(約25円)! – Kumi-Log
今まで私が食べ物であまり楽しめなかったのは、マニラとプノンペンかな…。
デジタルノマドにとっては、生活費が安いだけでなくネットスピードも必要
私は食べていくためにはネット回線必須なので、Wi-Fiにしろモバイルにしろ、ネットが弱いところは厳しいですね。バックパッカー系や沈没系の人とはお勧めが変わる要素ですね。
デジタルノマド紹介の記事も書かねばな〜
この3年間の個人的な体感では、東南アジアのカフェなどのインターネットスピードはこんな感じでしたね。
- ◎:タイ、ベトナム、シンガポール(Of course!)
- ○:カンボジア、ラオス
- △:マレーシア、フィリピン、ミャンマー
インドネシアは実はまだ行ってないんです。なので分からない。
ミャンマーはこれからの発展だしフィリピンは島国だからある程度しょうがないところはあるのかな…と思うけど、マレーシアはGDPも高いはずだし、もうちょっと頑張って欲しい…
それでは、『生活費5万円で暮らせる都市』、具体的な都市名と予算を挙げていきますね。
『生活費月5万円』の暮らしが可能な都市
タイ・チェンマイ
- 住:4,500 THB(約15,400円)
- 食:4,500 THB(約15,400円)
- 住+食 合計:9,000 THB(約30,800円)
チェンマイは住も食も安くて治安も良くていいなあ。ネットスピードも速い。今のところ1番オススメです。
チェンマイで暮らす1日のモデルケースを書いたので、参考に。
チェンマイの住
チェンマイの住のコストパフォーマンスはすごい!
130バーツ(440円)できれいなドミトリーとか普通にあります。
4500バーツ(月約15,400円)程度で外国人向けのきれいなアパートを借りることも可能です。もちろん個室、バストイレホットシャワー付き!
▼私が住んでみた部屋はバスタブ付きなのでちょっと高め。でもバスタブ付きで月2万円以下!
チェンマイの食
チェンマイはタイの北部にあり、ラオスに近く、食文化も似ています。
北タイ料理になり、バンコクとはちょっと違うんですよね。
カオソーイというカレーヌードルやサイウアというハーブ入りのソーセージが有名です。
また、オードブル・ムアンといってナムプリック(タイ風ディップ)や野菜・ソーセージなどが盛り合わせになったものも北タイ伝統料理レストランで楽しめます。
伝統料理のレストランだとそれなりにするんですけど、日々の食事は安く、1食30〜40バーツ(約100〜135円)とバンコクよりも若干安い気がします。(バンコクは35〜50バーツくらいかな)
バンコクのように路上で屋台…というのはあまり見ず、ちゃんと店舗を構えていたところが多かったです。古都だから特に旧市街内は何か規制があるのかもしれない。
街もコンパクトなので、歩くのが苦にならなければ特に交通機関を使わなくても暮らせます。
マレーシア・マラッカ
- 住:300RM
- 食:300RM
- 住+食 合計:600RM(16,800円)
マラッカも住や食が安いです。ネットスピードや回線の安定度はちょっとあれですけど…><
マラッカの住
住については、ドミトリーの相場が1日15RM(約420円)、1ヶ月〜の長期で交渉すれば月300RM(一日あたり約280円)でもOKというところがあります。(マレー人のお盆であるハリラヤや、中国から大口観光客が押し寄せる中国の休暇時期はその限りではありませんが…)
マラッカの食
食費はローカルフードを選べば1日10RM(約280円)以内で行ける。
ロティチャナイや素食(ベジタリアン専門店)、バナナリーフカレーや中華系の屋台がお勧めです。
街もコンパクトなので、交通費を使う機会はほとんどありません。
あるとしたらレンタルサイクルとか、バスターミナルに行く時くらいかな…?
最近Uberが使えるようになったと聞きました。(2017年情報)発展してるなあ!
安く済む都市マラッカ、その秘密
他の都市でもあるんですけど、マラッカでは、掃除などを手伝うなら宿代を無料にしてくれるという宿を何軒か見ました。(私の方で紹介はできないので、これは宿に直接聞いてみてください。とはいえ普通に泊まっても1泊300円〜なので、日本人の給与水準ならよほど困っているのでなければ躊躇するんじゃないかとは思うけど…)
他教徒にもご飯を振る舞うことが功徳になるシーク教寺院も、街中の行きやすい場所にあります。(参考:ごちそうさまです…!異教徒にも無料でご飯を振る舞うインドの宗教、シーク教 – Kumi-Log)
しかも朝昼晩と振る舞っていただけるので(他の都市でもいくつか訪れましたが、ここまで頻度の高いところは他になかったです)、理論上は住食を0にする事が可能です。…その人生がいいかどうかは別として。
(しかしシーク教の人たちは「毎日来なさい」と言ってくれるのよな…神の恵みを共有するという思想なので…(´・ω・`))
本当に困ったらマラッカを頼って、持ち直したら寄付で恩返しというのも選択肢としてなくはない…のか。
ということで、今のところ『私の知っている中で一番安く済む可能性のある』都市です。
友達もいるし、また行きたいなあ。
ちなみにペナンでも食費は同じかちょっと高いくらいなので、安い宿を見つけられれば月5万滞在は十分可能だと思うんですが、あそこなんか知らないけど南京虫が多いみたいなんですよね…。怖いわー…
私はペナンよりマラッカ派なんだよな〜
アルコールは高いよ!
マレーシアは酒税が高いのでビールが高いのがネックです。
マラッカにはインド人のやっている安いビールショップがあるんですが、それでも他の国よりは高いのよな…(´・ω・`)
ベトナム・ニャチャン
- 住:4,045,000 VND(約21,700円)
- 食:3,000,000 VND(約16,100円)
- 住+食 合計:7,045,000 VND(約37,800円)
ベトナムドンは桁が多くて、ドンの数字だけ見ても直感的にわからんなぁ(´Д`;)
あ、ちなみに別にベトナムの中で最もにゃちゃんがおすすめというわけではなく、他にもホイアンとかダナンとか色々素敵な都市あると思います。
私がニャチャン推しなのは単にローカルの友達がいていつもお世話になっているからです!
ベトナム人の家庭料理最高!!(∩´∀`)∩
ニャチャンの住
ニャチャンも宿が安い。個室で6USD以下だし、ドミトリーを選んだらもうちょっとしぼれます。
フリービア(無料ビール)を振る舞うゲストハウスが増えていてびっくりしました。
フリービア付きのところは西洋人が多くて賑やかになるので、そういう雰囲気を避けたかったら違うゲストハウスを選んだほうが良いかも。
ニャチャンの食
ローカル向けの屋台などであれば食費は安い。
最初に訪れた時に泊まったホテルの近くにあった朝食屋台のバインクォンは確か15,000VND(約80円)程度。 2015年秋に再訪したら、30,000VND(約164円)に値段が上がっていました。・゚・(>_<)・゚・。インフレ…
▼私の愛するニャチャンのバインクォン!
バインクォンとは豚ひき肉や野菜の入った蒸し春巻にハーブ、ハム、もやしなどがトッピングされていて、それをベトナムの万能だれ・ヌクチャム(大好き)につけて食べる料理です。
ハーブもたくさんでヘルシーだよ!
ああーもう写真を見るだけで恋しい…。
ホーチミンでは10,000VND(約54円)だった路上のプリン(バインフラン)も、ニャチャンでは5,000VND(約27円)でした。それはローカルエリアだから、ちょっと入り組んだところに行かないとダメかもだけど(´・ω・`)、
▼食べかけの写真しかなかった…すみません…練乳とコーヒーシロップがかかっていてうまい。
ニャチャンの友達がいい人達で、いつも行くたびにすごく相手をしてくれてバイクなどにも乗せてくれておんぶにだっこなのですが、ちょっとは自分で探検しないとダメかな〜(´・ω・`) バスもまだ乗ったことないんですよね〜
ベトナムはほんと他の都市も良いところたくさんあると思いますよ!単に私がよくニャチャンに行くからニャチャン推しなだけで。
ホイアン、2011年に行ったっきりだけど、また行きたいな〜。
フエもダナンもハノイもまだまだ開拓足りないな。
ビザなし15日滞在なのが短いんだよなあ〜><
※ 事情が変わりつつあります|カンボジア・シアヌークビル
[aside type=”warning”]シアヌークビルは2019年現在急激に中華資本による開発が急激に進んでおり、以前はバックパッカーの聖地のようだったオーチュテル・セレンディピティビーチは海の家が取り壊され、中華系カジノの建設がすごい勢いで進んでいます。この文章は2015年に書かれていますが、現在はシアヌークビルは月5万円で快適に暮らす都市のリストからは外したほうがいいのかもしれません。写真の光景も既に存在していません。[/aside]
[box class=”glay_box” title=”以前のシアヌークビル”]
※↓これは以前のシアヌークビルです。現在はこの光景は存在していません。
- 住:150USD(約18,000円)
- 食:120USD(約14,500円)※ 結構節約するのが前提
- 住+食 合計:270USD(約32,500円)
カンボジア!ビール!0.5ドル生ビール!
カンボジアはなんといってもビールが安い!生ビールジョッキ0.5〜1ドル(約60〜120円)です!
シアヌークビルもビーチ沿いは大体1ドルだけど、それ以外のエリアでは0.5ドルで楽しめます。コーヒーより安いので、一日何杯飲むんだ?ってくらいになる。Beer Loverなら間違いなく楽しめるビーチリゾートです。
浜辺でだら〜っとダメ人間をしていると、おばちゃんがシャコとかイカとか売りに来てくれて超楽しい。
Let’s be ダメ人間!いぇーいビールもう一杯ください!生まれてきてよかったね!
あっなんか変なテンションになってすみません…。
浜辺ではリア充系の西洋人がグループで羽目をはずしたり(と言ってもパンガン島のような卑猥な感じじゃないけど)、毎晩花火をポンポン打ち上げたりしているので、そういう賑やかな雰囲気が好きな人にはおすすめ!
逆に言うとそういう雰囲気に苦痛を感じる人は辛いかも…(´∀`;) ひとりでのんびり過ごしたいんだ〜という人には、そういうビーチもあるけど、ちょっと高いのよな…(´・ω・`)
あ、あと外国人で賑わっているセレンディピティビーチは水があまり綺麗じゃないのでシュノーケルとかやりたい人には向いてません。
シアヌークビルから行ける離島もおすすめです!(ノマド的というわけではなく旅行的にだけど)
静かな感じが好きな人にはカンポットがおすすめ!カンポットについては後述してます。
旅人友達を作りたい人はシェムリアップかな〜。シティゲストハウス(@city_guesthouse)という日本人のオーナーさんがめちゃ親切な日本人宿があるよ。
シアヌークビルの住
住に関しては、現在シアヌークビルはパーティ系バックパッカーのたまり場になっているので、オフシーズンならドミ3USD・個室10USDくらいからあります。乾季のハイシーズン(11月くらいから?3月くらいまで)だともうちょっと高いし混むはず。
ウェーイ系の西洋人多めなので、そういうのに耐性ない人は個室コースかなー…。まあそれはビーチエリアの宿命ですよね(´・ω・`)
めちゃおすすめのドミがあるのに記事が書けてない;;
シアヌークビルの食
シアヌークビルの食はタイやベトナムに比べるとちょっと高めかな?と感じました。カンボジアの外国人が行くエリアはほぼそうかもしれない。西洋人向けのご飯やさんばかりです。
カンボジアの歩んできた歴史による部分が大きいのでしょうけど、タイやベトナムのような現地の人が主体になった経済活動がまだ発達していないのだなあ…、と思わされます…。
▼4USDのバーベキュー。シアヌークビルではこういうバーベキュー屋さんがたくさんあります。これで4USDは内容的にきっと安いんだけど、月5万暮らしには辛いね。
1〜2USDの食事もあるので、頑張って1日4USDに圧縮だ。ビールのためだと思えば辛くない!食事を全部ビールで済ませれば8杯飲めるよ!
[/box]
カンボジア・カンポット(2017年9月追記)
カンボジアから2都市めです!
日々の暮らし的にはカンボジアの中で一番好きかも。カンポット〜
私のカンポット愛はこの記事に溢れているので、興味のある方はぜひ!
- 宿:ドミトリー1日6USD×30=180USD
- 食:1日6USD×30=180USD(結構贅沢してこんな感じ、お気に入りのローカル屋台を見つけられればもっと下がるかも)
- ビール:1日1USD(0.5×2杯)、月30USD以下
- 住+食+ビール 合計:390USD(約46,950円)
カンポットの住
何件か泊まり歩いてみましたが、小さい町なのでバンコクやチェンマイ・シアヌークビルのようには安いところはそんなに充実していません。
私はかなり満足度の高いゲストハウスを見つけることが出来ましたが(参考:[カンポットの宿・ホテル]今のおすすめ、The Magic Sponge – Kumi-Log)、適応力が普通の日本人より比較的高い私でもこれはちょっとなと思って1日で出たゲストハウスがいくつかありました。
元保養地でしっとりと楽しむ西洋人が多いので、個室を揃えたもう少しランクの高いホテルは充実しているかもしれない。今度訪れる時は、紹介のためにそういうランクのところにも泊まってみようと思っています。
賃貸は中心部に西洋人向けの不動産屋さんがあって、外に張り出されています。
メモを見たら、町から1Km離れたリバーフロントで2ベッドルーム・2バスルーム・1キッチンで250USD/月〜という感じでした。多分1年からという感じじゃないかなとは思うけど。
いつもカンボジアにいるわけじゃないし、何人かでシェアして借りて別荘にできそう。
カンポットの食
元々フランス人の保養地で今もフランス人観光客をよく見るだけあり、中心部は外国人向けのレストランが多いです。
だけど、ちょっとローカルエリアに行くと地元民向けのご飯屋さんも見つけられるのがカンポットの良いところ。
クメール人の子たちばかりで賑わうスイーツ屋台なんかもあります。
この記事([カンボジア:食]カンポットのレストラン・ご飯やさん – Kumi-Log)にも書きましたけど、ごはんの相場はこんな感じです。
- 外国人向けのレストランで安いところ:大体一品3ドル〜6ドル
- 外国人向けのちょっと小洒落たレストランでお高めのところ:7ドルから
- ローカルのお昼ごはん:一品0.75ドル(3,000リエル)〜2.0ドル(8,000リエル)
- ローカルの夜ごはん:2〜3ドル
カンポットの魅力はとにかくこの記事にぶっつけたので、ぜひ読んでみてください!
『月5万円』の暮らし、難しそうだけど出来るかも…?な素敵都市
タイ・バンコク
バンコクは宿代がネックですよねー。自分が今まで泊まった経験では、ドミトリーで大体250〜300バーツ(約840〜1,000円)、230バーツが底値かなあ。他の要素も計算するとどうしても5〜6万円代になっちゃう。
実はまだカオサンエリアに泊まったことなくて。カオサンなら100バーツ代とかもありそうなんですが、衛生状況が気になる…
タイ・パンガン島(シーズンにかなりよる)
パンガン島はタイなだけあってネットも結構速いしノマド先にはおすすめなんですが(実際仕事してるプログラマーなんかも複数見ました)、5万円以下という観点で見るとちょっと厳しい。
まず宿代。シーズンによって宿代がかなり変わります。
以前私は浜辺のバンガローに1泊150バーツ・1ヶ月の交渉で3000バーツで泊まりましたが、1番混む1月はその値段は無理かな。単発ならフルムーンパーティーによって満月近くが高くなったりとか。
あとは満足する暮らしを送ろうとするとパンガン島ではバイクが必須です。
レンタルバイク、一日150バーツくらいかな…?長く借りればディスカウントもできるけどそれでもドミトリー代と同じくらいはかかりそう。
食べ物もそんなに安くはないです。バンコクよりちょい高いくらい。というわけで満足の行く暮らしを送る前提で以前計算したら6〜7万円になりました(´・ω・`)
あまり島内を移動せず浜辺のバンガローに閉じこもるという生活であれば5万円切るのかな。
ラオス(ビエンチャン、バンビエン、ルアンパバーンなど)
ラオスは元海外ノマド女子の豊永奈帆子ちゃんが月3万で暮らせると書いていて、実際個室で30,000Kip(今だと約450円)の宿も見つけたようなんですが、私はそのレベルの宿は見つけられなかったんですよね…(´Д`;)
食費はタイよりやや高い程度なので(誤解したイメージを持っている人が多いですけど、タイより高いんです)、安くて快適な宿を見つけられたら5万円生活は可能になるかも。
ビエンチャンより南(パクセーやサワンナケート、シーパンドンなど)はまだ行ってないので、行ってみてもいいかもしれない。
ただビザなしだと15日しか滞在できないんですよね。
ビールが安いのは良かったんだよな〜。
ラオスのビール・ビアラオはファンが多いですね。
台湾
台湾はいい!
すごくいい!!
ご飯もおいしいし治安もいいしネットも速いし人も優しいし…
台湾最高!我很喜歡台湾!
- 台湾の記事→ Category: 東アジア:台湾 – Kumi-Log
ただやっぱり東南アジアに比べると宿代は高いです…!!
ドミトリーで大体1,500円くらいするから、宿代だけで4万5千円いっちゃう…!
高雄や花蓮であれば1ヶ月5,000元(約20,000円)くらいの部屋もあるらしく、3ヶ月とかの短期で外国人が借りられるかは謎ですが、もし借りられるのであれば可能性はあるなあ。
あっこれ東南アジア編だった。台湾は東アジアです。
しかし東アジア編を書く日は来るのだろうか…。
今のところ中国と台湾しか知らないからなあ。日本の地方都市を交えて書けばいいのかな。
他にもこんな素敵都市…
カンボジア・シェムリアップ、マレーシア・ペナンも人気がありますね〜。
私はどうしてもカンボジアならシアヌークビル・カンポット(+ケップ)、マレーシアならマラッカに行ってしまうんですけど。
タイも、ノーンカーイとか意外と良かったな。
まだゆっくり滞在したことないけど、チェンライとかあっちの方も良いって聞くので、機会があったらのんびりしてみたいです。
『月5万円』の暮らしにあまりお勧めできない都市
フィリピン(特にマニラ)
フィリピンは宿代が高い!島国でバックパッカーが少なくて競争原理が働かないのかな。
マニラ・セブは言うに及ばず、ドゥマゲッティのような地方都市でもそれなりにした気がします。
(マニラで定宿にしていたドミトリーは300ペソでしたが、あまり衛生的ではない… Gとか枕元に来たりします)
またドゥマゲッティは海目当てのバックパッカーが多くてドミトリー満員でダブルに泊まる羽目になったりしました。
あそこまた行きたいんだけどなあ。
ドミトリーをうまく押さえられればあるいは…。
またあの、フィリピンの人たちのことは本当に好きなのですが、食があの…。
マニラとかで美味しいものを食べよう!となると、外国料理レストラン一択になります(´・ω・`)
当然コストも…。
東京で暮らすのとあまり変わらないかも…。
これもドゥマゲッティみたいな地方都市だと違ってくるんだろうけど…
道端のタホとか好きだったし、庶民向けのカリンデリア(大衆食堂)とかもチャレンジしたんだけど…。
カリンデリアは、現地の高給取りのフィリピン人からも疎まれている雰囲気があった…。
(ジョリビーやマクドナルドやKFCで食べるのが彼らのステータスなんだよな…。)
全体的にネット遅いしなあー。
カフェも外資系チェーンばっかりでつまらないし、ネット遅いし、ネット接続有料だったりするし…
(マニラにいた時の私の結論は『Shakeysで作業する』になりました…)
セブには美味しいレストラン(私は少なくとも美味しいと思う)はそこそこあるんですけど、ハレの日用であって決してタイの屋台のような日常使い用ではない…。コスパは特によくはないです。
マニラとセブは治安に対するコストも高くつきそうなので、
(お金のコストだけでなく精神的な負担だったり、治安を考慮して外出機会が減る事による機会損失なども含めて)
私としては友人には会いに行きたいけど、月5万で自由に暮らす先としては、ないかなー、と…
ドゥマゲッティやダバオなど治安の良い地方都市であればいいかもしれない。
島国なんでなかなか行きにくいんですけど(´・ω・`)、
マレーシア・クアラルンプール
KLは首都だけあって宿が高いね!(´Д`;)
ドミトリーでも確か1,500円くらいが相場だったような…
不便なところを探したらもしかしたら安いところもあるかもですけど、隠遁生活を送るわけでもないのでどうせなら中心部滞在したいし…
なぜか日本人に謎に治安の良いイメージがあるマレーシアですが、KLは治安もいい話を聞かないです。
実際にある期間住んでいた日本人やマレーシア人自身から危ないと聞くので、治安が良くないのは間違いないと思います。
なんでリタイア先人気No1とかになっているのか全く分かりません。どんな闇の力が働いているんだ…。
(個人的にはリタイアは一年のうち半分台湾、1/4タイの島かチェンマイ、1/4暖かい時期の日本とかがいいんじゃないかと思う)
マレーシアが好きな人でも、別に就職するわけでないならあえてKLに住む必要ないんじゃないだろうか…(マラッカ派)
マレーシア・ジョホールバル
シンガポールに近いため宿も高いし、食事を含めた物価もマレーシアの中では一番高いと言われ、そしてマレーシアで一番治安が悪いと言われるジョホールバル。(私も強盗に遭いました。)
JBセントラル以外は徒歩移動が推奨されないため、治安に対するコストも高く付きます。
徒歩で移動してると襲われるので、車持てない人はあそこは住んじゃダメですね。
(現地に住んでいる日本人はみんな車で移動しています。)
JBは生活費以前の問題ですね…。
ビジネスや投資活動、母子留学等で行くならまだしも、ノマドや旅には私はおすすめしないです。するポイントがない。
シンガポールに近いので国内外の移動は便利そうですけど。
でも私だったらやっぱりマラッカかな…。マラッカもKLからすぐ飛べるし。
カンボジア・プノンペン
プノンペンのゲストハウス最安値帯はは3USDのドミトリーなので計算上は5万円生活いけるんですが、治安に対するリスクが大きすぎて、それをクリアしようとするとそこに結構お金を払わなくてはいけない予感…。
実際ドミトリーでもラップトップの盗難リスクが高そうに思えて、いつも持ち歩いていましたけど襲われたらと思うとそれもリスク高いし、気の休まる時がありませんでした。
- 【宿レビュー】3ドルの安宿・Vibol Happy House(カンボジア・プノンペン)
- プノンペンでiPhoneをひったくられました – Kumi-log
- カンボジア・プノンペンの第一印象 – Kumi-log
旅行者で大丈夫とか、自分は何ともなかったから安全とか言う人いるんだけど、在住者からは何件もスマートフォンや現金を強奪されたって実話を聞いているので…。
とても安全とは私は思えないかなあ。
自分も普通にひったくりにあったしね。
ビジネスの面ではそのリスク込みで留まる価値はあるかもしれないけど、気楽なノマドぐらしとしては、プノンペンに留まる理由は正直人に会うくらいしかないです…。
トゥール・スレン虐殺博物館も何度も行くものではないし…。
今後確かめたい国・都市
タイ・パーイ
デジタルノマド向け都市を探す検索サイト・Nomad Listで以前高評価になってたので気になってるんですよね〜 🙂
田舎みたいなので、1週間くらいのんびりしてみたい。宿代とかネットスピードとかどんなもんやろ。
タイの田舎
どこかタイの田舎で1ヶ月のんびり暮らしてみたい。話によると地方都市はチェンマイなんかよりももっとアパート代安いらしいのです。
ウボンラチャタニーとか…?ノーンカーイも良さげだったんですが、ラオス国境で人の出入りが多いせいかちょっと宿代高めな印象…
タイは田舎でもネットが速いのが素晴らしいですよね。パンガン島みたいな島でも速いし…。以前ラオスのファイサーイ(フエサイ)からタイ・チェンコーンに移って、ネットの安定した速さに感動しました。(多分数十〜数百kbpsだったのが安定して数Mbpsになった感じだったと思う)
しかし田舎はタイ語が話せないと不便なのと、オートバイ、最低でも自転車はいりそうですよなあ(´・ω・`)
ベトナム・ダナン
友達がいるのでニャチャンにばかり行っているのですが、ベトナムの地方都市ももうちょっと行ってみたいですね。
ダナンは私まだ行った事なくて。旅行者は訪れないただの港町(工業都市?)だと思っていたのですが、Last Day. jpのまたよしれいさんが『ダナン視察ツアー』をやっていた時のレポートを読んでちょっと興味がわき…
れいさんの『有料オンラインコミュニティ「海外を旅しながら仕事をする力」』は海外で旅をしながら仕事をするのに役に立つ情報がいっぱいですので、気になる方は是非チェックしてみてください〜!私も寄稿させて頂いてます^^
カンボジア・シェムリアップ
※ 行きました!後で更新します
ラオス・パークセー
ラオスは観光地を外せば可能性がある予感がするんですよね(`・ω・´)
ネットスピードがちょっと心配だけど…
パークセーは以前声をかけてくれたブロガーさんがいらっしゃったので訪ねてみたいなと思っていたんですが、もう引っ越しをされたそうでちょっと残念(´・ω・`)、
インドネシア
インドネシアは正直言うと治安に関する印象があまり良くないんですけど(ジャカルタはマニラと似てるのかなという先入観を持ってて…)、だけど東南アジアと謳う以上はインドネシアもチェックしないとな〜、という感じです。地方都市でもしかしたらいいところあるかもね。
他の東南アジアは、ミャンマーはネット環境がまだまだそうだし(私は沈没系ではなく、ネット上で活動していきたい方なので)、ブルネイはビール飲めなさそうだし、東ティモールは謎だしで、今のところ考えていません…シンガポールは言わずもがな!
南アジア:インド
※ 行きました!主に南インドですけど。『南アジア編』を書きたいけど、スリランカやネパールに行ってからでないとダメかな。ゴアとコーチンについて書きたい。(2016年)
『生活費を安く上げる』という話では、東西問わずほとんどのバックパッカーからまず出てくる生活費の安い国・インド。インドに比べたらタイは『とっても高い』んだそうです。マジかよ。
しかし北インドは主に治安の問題(特に性犯罪)が心配だなあ。
私、節約暮らしとは言っても結構QOLは担保しているので(カンボジアでも毎日ビール飲んでたり)、Typical Backpackerのようなとにかく安くインド!っていう感じは合わないかも…?仕事するのにネットも必要だし…
(食べ物は一度お腹壊したけど味とかは結構大丈夫だった。ターリー豪華でコスパが良くて感動しました。デリーも数日滞在した感じでは良かったな)
リシュケシュで非常に安くヨガ修行ができると聞いているので、それは行ってみたいです!
前回行った時、西洋人の人たちが結構アシュラムに行っていたので、私もアシュラムで修行してみたいなあ。
中央アジア:キルギス、カザフスタン、ウズベキスタン
行ったので中央アジア編書かなくっては!
エジプト・ダハブ
『就活に失敗して死にたくなるくらい悩んだら…』の記事で知りました。実際に行った事のある人からも聞いてよさげなので興味あり。宿も食もビールも安いらしい。完璧じゃあないですか…!!
なんか浮かれた男女が恋するダハブとか言ってるらしいんですが、私はその成分は要りません(`・ω・´)ฅ No Thank You! 完全生物に生殖は必要なし!
しかしエジプトって治安どうなのだろう、女一人で大丈夫かなあ…
ヨーロッパ
2017年9月現在、来てます!
ヨーロッパ編書きたい!
[aside type=”boader”]
以前の文章:2016年8月更新
複数の人から良いよ!って聞いているので、グルジア(ジョージア)行きたい!
あとは
- アルメニア
- ウクライナ
- ルーマニア
- クロアチア
とかかなあ…
オーストリアも、住んでる友達できたので訪ねたいです!
(▼2015年9月の文章)
ヨーロッパのことなんにも知らない!多分治安とご飯と生活費のバランスがとれていてネットもOKな掘り出し物の都市があるんじゃないかとは思っているんですが。
ヨーロッパから情報発信しているブロガーの方も最近良く見るようになってきて、
エストニアにいらっしゃったおのださんとか(現在はもうエストニアを出ていらっしゃいますが):kankeri02の海外ノマド生活
ベルリンでイラストレータをされている高田ゲンキさんとか:Genki Wi-Fi
拝見しているとヨーロッパに可能性を感じます…!(ベルリンの生活費は多分月5万では無理でしょうけど…)
言葉や文化の違い、交通費の高さなどで今まで行ったことのないヨーロッパですけど、開拓してみたいなあ…。しかし治安は大丈夫かしら…、これは国によるんでしょうけど。アジア系女一人だと食物連鎖ヒエラルキー最下層ですからなあ…。(´・ω・`)[/aside]
Nomadlistとにらめっこして色々想像してみよう〜。夢膨らむな〜。
この記事は私の行動とともにアップデートしていきますのでお楽しみに〜!
バックアップするからこの都市に住んでみて?みたいなタニマチも受け付けてますよ〜(何
関連記事
[sc name=”nomad-summary”]
その他のバジェットトラベル関連記事はこちらからどうぞ〜
こんな記事があるよ。
[aside type=”boader”]
- バジェットトラベル・東南アジアで月5万円で暮らすための予算内訳
- バジェットトラベル(賢く低予算の旅)体験ツアーを考えてみる
- 国を移動する際に役に立つ3つの準備と、下調べについてまとめました
- 最近の節約手段色々(東南アジアにて)
[/aside]
▼“東南アジアで暮らす海外ローコスト生活のコツ”をテーマに、この世のあらゆる節約技が集まる超有名節約サイト『ノマド的節約術』さんにも寄稿させていただきました!