タイでバイクをレンタルして乗る時の保険について調べました

こんにちは、くみです。
最近思い切って110ccのスクーターを借りたので、タイでレンタルバイクに乗る時の保険について調べました！

2年前にHONDAのドライビングスクールで講習を受けてタイの二輪免許を取ったんですが、それから今まで、ビビってバイクに乗る機会をほとんど作らず…（ほとんど乗らないうちに5年免許になってしまった…）

このままだと一生バイクに乗れるようにならないと思い切ってレンタルしたのですが、実際に運転してみて『こんな重い物体を猛スピードで走らせるなんて、自分が怪我するのも怖いけど誰かにぶつかったりするのも怖すぎるな』と思いました。

出来る限り安全運転はするけれど、相手があってのことなので何が起こるか分からないし。
適切な保険に入って備えておこうと思います。

※ 昨日今日で調べたことをざっくりと書くので、抜けている知識や間違いなどがあるかもしれません。FB頁のコメントなどでご指摘ください🙏
※ 私はタイの保険業界の専門家ではなく最近バイクを借りたばかりの素人なので、書いてあることの信憑性については加入の際はご自分でも確かめる・代理店などに確認するなどをお願いします。
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タイのバイク保険の種類

タイにも強制保険（CTPL、別名Por Ror Bor）と任意保険の2種類があります。
（私は日本で乗り物を運転していなかったので日本の保険について知識がないのですが、おそらく任意保険は日本のものより種類も補償金額も少ないのではと思います。）

任意保険は補償範囲に応じてType1〜Type 3+と分かれています。
また保険代理店に聞いたところその等級とは別のレンタルバイク用保険が存在しているようで、私はそれを勧められました。

バイク保険と第三者賠償責任保険の種類についてはこのページがわかりやすかったです。

それぞれについてもう少し説明します。

強制保険・CTPL (Por Ror Bor)

CTPL（Compulsory Third Party Liability、別名Por Ror Bor / พ.ร.บ.）はタイで強制的に加入することになる保険です。日本でいう自賠責保険なのかな？（日本の保険あまり詳しくないが…）
CTPLは他の国でも使われている呼称で、Por Ror Borはタイ人の間で使われているタイ語名っぽいですね。

CTPL、車とバイクとでは内容が違うみたいで、バイクは自分と第三者の医療的な支出を30,000THBまで補償してくれると聞きました。物損は対象外。
私の場合、レンタルショップがこちらの保険に入ってくれているそうで、自分で加入手続きをする必要はなかったです。（バイク車両にかかっているということかな）

『陸運局・保険代理店で購入することができ、通常は車両税と共に支払う』と先程のExpatDenの記事にありました。
検索していたら「バイクを購入して当然同時に保険に加入していたと思ったらされておらず、自分で加入手続きをする必要があった」という話も出てきたので、バイクを自分で購入される方は気をつけてください。

任意保険・第三者賠償責任保険（レンタルバイク専用もあり）

さて任意保険です。
CTPLでも第三者の医療は自分と合わせて30,000THBまで補償はされるのですが、第三者賠償責任保険がもっとないと怖いなーと思って。30,000THBって今のレートで12万円くらいだもんね。

先程も書いた通り、民間保険はTypeが1〜3、それぞれ+があったりして分かれています。
詳しくはこちらを見ていただこう。

レンタルバイク専用保険

自分の医療保険はSafetyWingで賄えるので、私は民間保険に入るなら第三者賠償責任に絞られたType3かな？と思っていたんだけど。
保険代理店に問い合わせをしたところ、レンタルバイクはまた別のレンタルバイク用保険があるそうです。

人身で50万THBってちょっと低すぎなのではないか？と心配にはなったのですが、自分でも探してみたけど他にはうまく見つからなかったので、レンタルバイクの民間保険の場合これが決定版なのかな？
まだまだここでは人命は安いということなのかな…

あとさっきのType3だと第三者賠償責任だけなんだけど、これは自分のバイクに対しても部分修理8,000THB・フル修理12,000THB補償してくれるみたいだ。盗難は適用外。でもExtra-Optional Coverってあるので別料金なのかな？？

契約するときにはChassis numberというのが必要で、それはレンタルショップに聞く必要があるかもしれないとありました。私は今問い合わせ中。
あと製造年も必要です。これってバイクのどこかにあるのかな…？私は同じく問い合わせ中。

ちなみに英語で第三者賠償責任のことを調べる時は “third-party liability” などで検索しました、ご参考まで。

自分用の医療保険にSafety Wing

あと、タイのバイク保険ではないですが。
自分の医療用保険なんですけど、COVID-19の流行もあり、ここしばらくずっとSafetyWingに加入しています。私は40歳以上なので現在68.04USD／月。

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バイク事故の際の怪我に対する補償を確認しました。要件を満たせば自分を対象として補償されるそうです。補償範囲は通常であれば250,000USD（自己負担額250USD）のはず。
第三者対象はバイクの運転の結果ならば適用外。

以下はサポートセンターからのお返事。

In case of an accident, while riding a motorbike, moped, electric bicycle, or scooter, you are covered for your eligible medical expenses as long as you are properly licensed for the area and wearing proper safety gear (such as a helmet).

Please note the following exclusions for motorbike riding:
Driving while intoxicated, racing, dirt bikes, off-roading
Personal liability (damage to your vehicle and damage to a third person’s vehicle and/or health)
Please also note that more than a car driver’s license may be required for motorbikes, so check the requirements for your destination country. Otherwise, this could invalidate your insurance coverage.

https://safetywing.com/

• その地域での適切な運転免許証
• 適切な安全具（ヘルメットなど）の着用

が必須であると。
また例外範囲としては

• 飲酒運転、レース、ダートバイク、オフロード、個人賠償責任 (自分の車両への損害、第三者の車両および/または人身損害)

ということでした。

東南アジアって結構無免許でバイク乗ってる旅行者多いと思うんですが、保険で補償されないのにみんなよくやるよなあ…

それぞれの保険の補償範囲のまとめ

というわけで、それぞれの保険のカバー範囲を『自分・他人（第三者）』軸と『身体・物損』軸でまとめるとこうなります。

• 赤：30,000THBまで
• 青：250,000USDまで（250USDは自己負担）
• 緑：第三者：人間一人に付き500,000THB（合計1,000万THB）、物損200,000THB

『自分 ✕ 物損』、つまり自分のバイクが損傷した時のカバーは薄いのですが、私が借りた110ccのバイクは仮に紛失・盗難になったとしても車両価格の30,000THBがマックスの補償額となるので、それはまあ保険を使わなくても呑めるリスクかなって思ってました。

レンタル専用保険の部分修理8,000・フル修理12,000THB補償は追加購入なのかな？
今出してる質問に対してレンタルショップから返事があり次第加入するので、はっきりしたら追記します。

保険に入って気をつけてバイク練習します〜

いやーここ最近はจักรยานไฟฟ้า（電動自転車という名の電動スクーター・LULAE V9）に乗るのも慣れてきて大変楽しく運転していたんですが、

本物のバイクはやはり重量が全然違いますね…！
正直近所ならจักรยานไฟฟ้าのほうがかなり快適に乗れてしまう。
バイクに乗ることで私の中のจักรยานไฟฟ้าの評価が上がりました。

初心者だし、とにかく人身が怖いですね。
何も起こらないのがもちろん一番なんですが…
気をつけて乗ろうと思います。