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2017年2月、タイ国鉄がオンライン予約開始!チケット予約方法を説明します

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この記事を書いた人
Kumi

2014年1月よりデジタルノマド的に海外放浪生活を送っています。現在10年め。COVID-19の間はタイに留まっていました。その間に最愛の猫夫に出会ってしまう。
色んなところにちょっとずつ住んでみる、短期旅行でも長期滞在でもない感じが好き。現地SIM好き。

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こんにちは、くみです。
タイ国鉄に乗る時、オンライン予約が以前はあったと聞いていたんですが私がタイに来た頃にはなくなってしまっていて、いつも駅の窓口で直接予約をしていたんです。

ところが、ついに2017年2月、満を持してオンライン予約が開始(再開?)されたみたいです!!
ちょうどバンコクからチェンマイに鉄道で行くつもりだったので、そのチケットを予約してみました。

※アイキャッチのバナー画像はタイ国鉄ウェブサイト(http://www.railway.co.th/home/Default.aspx)より引用しています。
※記事中のスクリーンショットはタイ国鉄オンライン予約サイト(https://www.thairailwayticket.com/)より引用(一部加工)しています。

鉄道チケット予約の手順

予約サイトにアクセス

さて、オンライン予約サイトにアクセスします。

これがトップページ。

ちなみにSRTはState Railway of Thailand(タイ国営鉄道)の略です。

希望の便を検索

路線を選んでから起点と目的地の駅を選び(私の場合は路線はNorthern、起点はBangkok、目的地はChiang Mai)、出発日と人数を選んでSearchを押すと、時刻表と席の有無が出てきます。

お目当ての便を選んで、右にある緑色の『Available』を押します。

席の種類と料金を確認して、等級と席の種類を選ぶ

すると等別の空席情報と料金が出てきます。

タイ国鉄時刻表・料金サイトの料金の計算の仕方記事を書いたものとしては、最初からトータルで料金が出てくるという当たり前仕様にも、便利になったという感慨が深いです…
時刻表サイトで最初に出てくるFaresが最終料金と勘違いして(実際はエアコン料金や寝台料金などのFeeがさらに加算される)、窓口でぼったくられたと書いている日本人のブログも見た事あるからね…。(つд`)

等級と席の種類の説明

ここの情報について少し説明しますね。

[aside type=”boader”]

  • Class:席の等級を表します。1等・2等・3等があります。1等は寝台だけなのかな?2等は寝台と普通の座席の2種類あり、3等は座席のみです。
  • Coach Type:席の種類です。Berthは寝台、Seatは普通の座席になります。
  • Air Condition:エアコンがあるかないか。タイ国鉄はエアコン料金があって、エアコンがある席はその料金が加算されます。(くわしくはこちらのタイ国鉄の料金表をどうぞ→http://www.railway.co.th/home/viewcontent.aspx?ID=railway-fee&lang=EN
  • Fare(THB):合計金額。合計金額出せるんじゃんタイ国鉄!!すごいな!!よかった…分かりやすくてほんとうに良かった…

[/aside]

等級と席の種類を選んで右にある黄緑の『Available』を押すと、そこでログイン画面に移ります。
ここから先はユーザ登録が必要です。

ユーザ登録をする

ユーザ登録はこんな画面です。Sign Upのタイトル画像がちょっと昔風でかわいい。

タイ国鉄・登録画面

登録に必要な情報は以下の通り。

  • 氏名
  • パスポートNo.
  • 住所と郵便番号(日本のもので大丈夫です)
  • タイの携帯電話番号(居住地をJapanにしても電話番号の+66は変わらなかったので、日本の番号ではなくタイの番号が必要なようです。予約にSMS認証などは今のところ必要ないのですが、もしダミーで番号を入れた時に何か支障があるかは不明です)
  • Email

タイの電話番号がいるので、持っていない方はタイのセブンイレブンなどでプリペイドSIMを購入してください。

[タイ:SIM]タイのプリペイドSIMまとめ!購入方法・AISやTrueのおすすめデータプラン・設定など

[aside type=”boader”]日本国内では、Amazon.co.jpでも売ってるよ。

こちらはタイのSIMなんですけど、タイだけでなく色んな国でネットなどが安く使えるローミング特化SIMになります。かなり便利なので色々行く人は一枚持っていてもいいと思う。

[/aside]

メンバー登録の際に確認できる規約とFAQはこちら。

パスポートIDと名前を確認し、席を選ぶ

次の画面で、パスポートIDと名前を確認し、席選択に移ります。
ここでIDと名前が編集できるという事は、本人だけではなくて他人の席も取れるということなのかな。そういえば人数も複数選択できますしね。

さて席なんですけど、『Manual Seat Selection』(自分の手で席を選ぶ)と『Automatic Seat Selection』(自動で席を選ぶ)というのがあります。
『Manual Seat Selection』を選ぶとこんな画面が出てきます。

タイ国鉄・席選択画面

なんか…ハイテクだな…!
私は嬉しい…

何度かやり直してみたんだけど、何号車かまでは選べないみたいです。

最終料金を確認して、カードでの支払いへ

席を選択すると、次の画面で最終料金が出てきます。
これは最初に確認した料金に、オンライン予約の手数料(1等:40THB、2等:30THB、3等:20THB)が加わった金額になります。

支払い方法はVisa・MasterCard・JCBのクレジットカードと、タイの銀行系デビットカードになるみたいですね。
ちなみに私はVisaとして使えるデビットカード(スルガ銀行ANA支店)で購入したところ、通りました。

クレジットカードを選ぶと、バンコク銀行の決済画面になります。
Merchant NameはPrida Pramoteになっていますね。(この時点で少し不安になってタイ国鉄のオフィシャルサイトからこのサイトが信頼できるか確認した私であった。ちゃんとオフィシャルからリンクされていた。)

決済関係の入力が完了するとこんな完了画面が出てきます。
ここでPrintボタンを押さなくても、チケットのPDFは登録したメールに送られてきますのでご安心ください。

Continueを押すとこんな画面に戻ります。
赤文字でわざわざ成功したよって教えてくれるタイ国鉄めちゃ親切。

チケットはデジタルでは無効なので、プリントアウトするようにと書いてあります。バンコクはプリントアウトできるお店がたくさんあるからな。以前、一枚たしか5バーツ(約15円)以下で出来ました。

ちゃんとTicket Historyでも確認できます。

チケットをメールで受け取る

予約完了をすると、PDFチケットを添付したメールが送られてきます。

添付のPDFを開くとこんな感じです。これを印刷して駅に持っていけばいいんだね。

もはや何にモザイクをかけて何にかけなくてもいいのか、大分分からなくなってきている感はありますが…
これで予約完了です!
私はまだカンボジアなんですけど、無事に乗れたら追記しますね(笑)

オンライン予約、注意事項や気になった点

なんと3等も予約できる

操作してみてびっくりしたんですけど、3等も予約できるんですね!
今まで3等は駅の窓口に行っても事前予約はできなくて、当日売りだけだったんです(少なくとも外国人に対しては)。

タイ国鉄は私のような貧民にも優しいのが特徴で、バンコクからアランヤプラテートの255kmでも三等座席わずか48バーツ(約155円)の低価格で乗れちゃうんですよね。

タイ国鉄でバンコクからアランヤプラテートまで:タイーカンボジア陸路国境越え(1) – Kumi-Log

しかし、オンラインで予約できてしまうとなると、インターネットにもなかなかアクセスできないレベルの経済力の人たちが乗れなくなってしまうのではないか?という事をまず考えてしまいました。
3等座席を取るために前日から駅に泊まり込んでいる人たちをよく見てきたので…

さすがに当日枠とか、タイ人枠とかあるのかなあ…

出発の60日前から2時間前まで予約できる

60日前から予約できます。(窓口でもそうだったのかな)
直前まで予約を立てたくない組としては、これ以上に予約が取りにくくなるなあ。
アランヤプラテートの3等48THBとか厳しくなるのかなあ。インドみたいに少し割増でもいいから、当日枠があるといいけど…

予約日の変更と払い戻しについて

予約日は駅のカウンターで相談になるみたいです。この書き方だと、空席があればできそう。

払い戻しは…、私の読解力の問題かもしれないですけど、できるかできないのかどっちなのこれ…?
キャンセル手数料を引いた額が、アカウントに蓄積されるけど現金としては戻ってこないということなのかな?
試す機会があれば追記しますね。

とにかく直前まで予定を決めたくない病の人間としては少し戦々恐々とするところもありますが、予定が決まっていればオンライン予約できるのはめちゃ便利ですよね。
タイを訪れる時にはぜひ使ってみてください!

Kumi
プリントアウトを忘れないようにですね〜。
フアランポーン駅でできないかな?

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