タイ全般情報SIMとインターネット

タイのプリペイドSIM情報まとめ|2023年5月更新

タイのSIMカード タイ全般情報
この記事を書いた人
Kumi

2014年1月よりデジタルノマド的に海外放浪生活を送っています。現在10年め。COVID-19の間はタイに留まっていました。その間に最愛の猫夫に出会ってしまう。
色んなところにちょっとずつ住んでみる、短期旅行でも長期滞在でもない感じが好き。現地SIM好き。

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こんにちは、くみです。
この記事ではタイのプリペイドSIMカードについて私の経験から得た知ってることをまとめます。

今まで色々と情報を突っ込んできたんですけど、もう自分でAPN設定したりUSSDコマンド打ったりする時代じゃないし、ユーザ目線でできる限りシンプルにまとめたい…(2023年現在リライト中で、後半はまだ手つかずです)

私の今のSIM状況
  • 2023年現在は長期滞在をしている関係で、Lazadaで1年プランが安いTrueの謎SIMを1270THBで買って使ってます。速度制限なしの5G、一ヶ月60GBで私はそこまで使わないので実質Unlimited。
  • それとは別にSIM2FlyをeSIM化していて、こっちはタイの短期滞在時や周辺国などで使っています。トップアップするとSIMの有効期間が延びるので同じSIM2Flyをもう何年も使っている。SMSをタイ国外でも受け取れるのでアプリなどの登録用番号としても重宝してます。
注意事項・免責

※ データプランの内容など仕様は変わるものなので、お使いの際は必ずキャリアの公式サイトにて最新情報をお確かめください。
※ 主にAISとTrueを紹介しています。DTACは使ったことないのでDTACについてはあまり書いてません。

English version is here: Prepaid SIM Cards Comparison (Updated 2017)

  1. タイの携帯キャリアの種類
  2. タイのプリペイドSIMを買える場所
    1. タイ国内で買う場合
    2. 日本で用意していく場合
  3. タイ・プリペイドSIMの種類や値段とおすすめSIM
    1. タイSIMのケース別おすすめ
    2. 放浪する人に便利、タイ国外でも便利に使えるSIM2Fly
    3. 長めに居る人におすすめ、1年のデータプラン付き謎SIM
  4. 滞在期間・データ量・速度に合わせてデータプランを選ぼう!
    1. データプランとは?どうやって申し込むの?
    2. データプラン・選び方のポイント
    3. AISのデータプラン
      1. 速度無制限タイプのデータプラン 例(最速速度で使えるデータ容量が決まっています)
      2. 容量無制限タイプのデータプラン 例(速度が固定されています)
      3. 旅行者用SIMのプリインストールプラン(TRAVELLER SIM)
    4. Trueのデータプラン
      1. 速度無制限タイプのデータプラン 例(最速速度で使えるデータ容量が決まっています)
      2. 期間中ずっと接続しているタイプのデータプラン例…?
      3. 旅行者用SIMのプリインストールプラン(TOURIST SIM)
    5. 意外と役立つ、1日のみの超クイックプラン!
  5. 料金の支払い方・タイSIMトップアップ(Top Up/残高追加)方法
    1. 残高追加・トップアップ(Top Up)とは
    2. タイのSIMに日本のクレジットカードから入金はできるか?
    3. タイSIMのトップアップ方法にはどんなものがあるか
    4. トップアップ方法1:タイ国内のキオスク端末などから
    5. トップアップ方法2:コンビニなど店頭で?
    6. トップアップ方法3:Rabbit LINE Pay経由でカードから
    7. タイ国外からトップアップすることはできるか
      1. 非公式(サードパーティ)サービスでトップアップする
      2. タイ国内にいる人に頼む
  6. SIMの有効期間と延ばし方(最長1年間)
    1. トップアップ(残高追加)で延ばす
    2. 延長料金を払って延ばす
    3. 期限の切れたSIMについて
  7. 便利なモバイルアプリケーション
  8. Appendix:USSDコード、APN設定
    1. USSDコマンド
    2. タイSIMのAPN設定
  9. 関連記事
    1. 他の国のSIMの記事
    2. タイのSIMやインターネットについての記事

タイの携帯キャリアの種類

まずタイにはどんな携帯キャリア(日本のDoCoMoやSoftBankにあたる会社・ブランド)があるか説明しますね。主な携帯キャリアは次の3種類です。

  • AIS
  • True
  • DTAC

ちなみにキャリアショップは大抵大きなモールに入っている印象。

以前現地の人におすすめしないと言われてからずっとDTACは使っていないのですが、それももう10年以上前のことなので事情は色々と変わっているかもしれません。Lazadaで売ってるデータプラン付きSIMはAISがちょい高くてDTACが一番安い傾向がある。

タイのプリペイドSIMを買える場所

タイ国内で買う場合

タイ国内ではこんなところで買えるよっていう一例です。

  • 国際空港(スワンナプーム国際空港・ドンムアン空港など):短期旅行なら空港でサクッと買うのが一番良いのでは。
  • 携帯キャリアショップ:AISやTrueなどのキャリアショップ。ショッピングモールの中に大抵入っている印象です。アクティベートなど安心。パスポートを忘れずに
  • スマートフォングッズショップ:SIMを売ってるのはいまだに見かけるのですが、ID登録やアクティベートまでやってもらえるのかな??
  • セブンイレブン?:以前TrueのSIMを買うことができました。もしかしたらID登録厳格化した際に購入の際の手続きが変わったかもしれない?AISはちょっと不明。
  • オンラインショップ(Lazadaなど):長期滞在者向けですが、1年有効なデータプラン付きで安く売ってたりします。

私自身はSIM2Flyをずっと使っているので何年も空港などでは買っておらず、ここはアップデートできていないのですが😅

タイはプリペイドSIMを買うにもID(パスポート)登録制になったので、道端で買ってそのまま使うという感じではない。LazadaでSIMを買ってもアプリでアクティベートしたりキャリアショップに持っていって登録してもらったりします。(アプリのアクティベート、何度やっても成功した試しがないんだけど)

日本で用意していく場合

日本のAmazonでもタイのSIMが売っていたりします。2023にタイに遊びに来た友達もAmazonで買って持ってきていた。しかしこういうのってID登録どうなってるの?

また以前記事執筆依頼を頂いた『ベリーモバイル タイSIM』は、AISと日系企業が共同で出していて日本に配送可能だそうです。書いてからちょっと時間が経ってしまったので(2019)、スペックやプロモーションなどは公式サイトで最新の情報をお確かめください。

タイ・プリペイドSIMの種類や値段とおすすめSIM

タイSIMのケース別おすすめ

個人的な見解としては、以下な感じがおすすめです。
(なお私はポストペイドは使ったことないので利点を知らない)

  • 繰り返しタイに来るし周辺国もウロウロする人:SIM2Fly
  • 短期の旅行で来る人:空港でサクッと、使う期間だけ対応してるSIM
  • 1年のうち合計6ヶ月以上いる人:Lazadaで売ってるデータプラン付きSIM

ちなみに以前はSIM単体の値段は約50THBが相場だった。今は知らない。(タイはこういうのボラれることってもう無い気がする…)

放浪する人に便利、タイ国外でも便利に使えるSIM2Fly

私は現在は、AISの国際ローミング用SIM・SIM2Flyをメインに使っています。これは海外旅行をするタイ人のために作られた、色んな国で安くデータが使えるプランがある海外周遊用SIMです。
誤解されがちですが、SIM2Flyはタイ国内でもAISのSIMとして普通に使えます。私が実際に使っているので間違いないです。

先日eSIM化してさらに便利になりました。タイ国外にいてもSMS受け取るのにいちいちSIM挿さなくて済むの超便利。

Trueも周遊SIMを出しているようなんですけど、公式サイトでも対応国が分からなかったりして選びづらいかな。一度は使ってみたいですけど…(参考:TrueMove H – Traveling Abroad

長めに居る人におすすめ、1年のデータプラン付き謎SIM

以前記事にも書いたのですが、私は現在データ用にLazadaで買った1年データプラン付きのSIMを使っています。(記事統合しようかなあ)

2023年現在はキャリアはTrue、一ヶ月60GB使えてスピードは制限なしの5G、値段は1270THBでした。ゾロ目セール(5.5や12.12など)で買ったらもっと安いかも。(→LazadaのSIM販売ページ
Shopeeとかでも多分売ってると思うんだけど私はLazadaしか使っておらず。

AIS・True・DTAC全てあってそれぞれ微妙にスペックと値段が違い、AISが一番高くてDTACが一番安い印象です。

なんせ一ヶ月約100THBちょっとで60GBも使えてスピード制限もかかっていないしめちゃお得です。AISの1MbpsUnlimitedが今30日で350THBだったりするので、一年のうち3〜4ヶ月はタイに居るという人だったらデータプランの更新の手間もいらないしこっちのSIMのほうがいいかもしれない。(AISは時々プロモーションプランをアプリ上で売ってたりはするんですが)

1年過ぎたら、トップアップして有効期限を延ばし続けたら普通のSIMとしても使えると思います(私にはSIM2Flyがあるので、やったことはまだないが…)
Lazadaで買って届いたらアプリでアクティベートできるそうなんですが、外国人だからなのか何度やっても自分では成功しないので、私はおとなしくキャリアショップに持っていってアクティベートしてもらいました。

滞在期間・データ量・速度に合わせてデータプランを選ぼう!

データプランとは?どうやって申し込むの?

海外のプリペイドSIMの場合、時間やデータ量の従量課金でもインターネットは使えるんですけど、データプランを申込んだ方がずっと安く使えます
例えばAISの4G Net SIMだと従量課金では1,000MB210バーツかかるのですが、1日1GBプランだと35バーツ、7日使えるプランでも90バーツで済みます。

申し込みはアプリ電話機能を使ったUSSDコードの送信だけで完結するので、とても簡単です!

以前はAISの30日1Mpbs定速容量無制限300バーツのプランを使ってました。次回はどうしようかな〜🤔

データプラン・選び方のポイント

選択肢もたくさんあるので迷うかもしれないけど、期間・容量・スピードの3点が決まっていれば選びやすいです。

  • 自分が何日滞在するのか
  • 1日どれくらいデータを使うのか
  • どれくらいの速さが必要なのか

例えばテザリングしてラップトップをつなげる予定があれば、データ無制限プランが良いですよね。

私は宿にWi-Fiがある想定で1日150MBかな〜。速度も大体1Mbpsあればいいです😃

種類が多いのと変更になる可能性があるので、ここでは網羅はせず、よく使われそうなプランを紹介するのみにとどめています。
AISもTrueもスマートフォン用のアプリがあり、そこで柔軟にプランが選べるので、ぜひご自分でにらめっこしてみてください。

AISのデータプラン

アプリでは『Max Speed Internet』プランと『Internet Non-Stop』プランを選ぶことが出来ます。(『Up Speed Internet』は他のパッケージへのデータ追加)
Max Speed Internet』:最高速度で決められたデータ容量と日数使えるプラン
Internet Non-Stop』:速度は1Mbps・4Mbpsなど定速で、決められた日数使えるプラン
という違いがあります。

AIS 7日プランの例

速度無制限タイプのデータプラン 例(最速速度で使えるデータ容量が決まっています)

  • 7日1GB速度無制限 99バーツ
  • 30日3GB速度無制限 399バーツ(他にも1、1.5、2、4、5GBと選べます。サイトにはなぜか2GBしか載ってないですけど、アプリからは選べます)

AIS Internet Max Speed http://www.ais.co.th/one-2-call/addon/en/maxspeed.html

容量無制限タイプのデータプラン 例(速度が固定されています)

  • 7日1Mbps容量無制限 99バーツ(他にも384 kbps、512 kbps、4Mbps、6Mbpsと選べます。 )
  • 30日1Mbps容量無制限 300バーツ(他にも4Mbps、6Mbps、300Mpbs!と選べます)

AIS Internet Non Stop http://www.ais.co.th/one-2-call/addon/en/nonstop.html

2019年4月追記:AISの公式ページで『Internet Non-Stop』プランの記述に変更があり、高速で使えるデータ容量が制限されるようです。(例:1Mbps30日プランは7.5GBまで1Mbpsで使え、使用後は128kbpsに減速)
アプリ上ではその記述がないのですが…

2018年4月追記
容量無制限タイプの1Mbpsと4Mbpsに、6ヶ月・12ヶ月のプランが追加されていました!
1Mbpsなら、1ヶ月100THB(約345円)で速度1Mbpsのインターネットが使い放題というとてもお得なプランになっています。

  • AISのUnlimited料金表
  • AIS速度固定6ヶ月の料金表
  • AIS速度固定12ヶ月の料金表

旅行者用SIMのプリインストールプラン(TRAVELLER SIM)

  • SIM代+8日間2.5GBデータ 299バーツ(100バーツのクレジット付き)
    ※ちなみに10日間3GB速度無制限プランが145バーツなので、SIMと100バーツクレジットを計算に入れてもTRAVELLER SIMはやや高いかなという感じ。
  • SIM代+15日間6.0GBデータ 599バーツ(100バーツのクレジット付き)

TRAVELLER SIM|AIS

Trueのデータプラン

※私はTrueをしばらく使っていないので、データプランが古い可能性があります。公式ページで必ず最新の情報をご確認ください。以下は2019年4月に確認した情報です

▼2019年4月現在のTrueプリペイドSIMデータプランの公式ページはこちらです。
TrueMove H – Mobile Package, Devices, and Deals

速度無制限タイプのデータプラン 例(最速速度で使えるデータ容量が決まっています)

  • 7日2GB速度無制限 99バーツ(分かりにくいですが、左上の『Fastest Internet for Best Value』のDetailsをクリックすると出てきます)
    以前は30日間のものがあったと思ったんですが、今見たら7日間が最長だな…

期間中ずっと接続しているタイプのデータプラン例…?

下段左と右がそれに当たるようなんですが、左下のプラン512KbpsってFast Speedじゃないし、右下は3G接続だし(´・ω・`)

あああーーーTrueのサイトがわかりにくい…!!!

旅行者用SIMのプリインストールプラン(TOURIST SIM)

公式ページ:TOURIST SIM|True

  • SIM代+8日間3GBデータ 299バーツ(通話に使える100THBのクレジット付、主要SNSデータ通信無料)
  • SIM代+15日間8.0GB 599バーツ(通話に使える50THBのクレジット付き)

意外と役立つ、1日のみの超クイックプラン!

24時間100〜200MBで9バーツ(約30円)のプランがAIS・Trueどちらにもあります。(データの繰越しはできません)
周辺国に行くのにタイをちょっと通る時とか、入国したばかりでまだバーツを持っていないけどネットにすぐつなぎたい時とかに便利です(私はそういうシチュエーションが陸路国境でよくあります)。

この24時間のプランは容量違いのものもあるので、自分の利用容量によって選んでください。
# True、前は24時間100MBだったんだけど、今200MBになったんだな〜

引用元:http://www.ais.co.th/one-2-call/addon/en/maxspeed.html

タイのキャリアはほんと細かく色んなプランがあるので、公式サイトやアプリで見て選んでみてください!

料金の支払い方・タイSIMトップアップ(Top Up/残高追加)方法

※ 2019年1月:Rabbit LINE Payから日本のクレジットカードでトップアップできる事を追記しました

残高追加・トップアップ(Top Up)とは

プリペイドSIMは、その番号内にお金(残高)を追加する事によって料金を支払います。
※ 残高を追加する行為をタイではTop Up、トップアップと呼びます。チャージリフィルなど国によって呼び方は違います。
追加された残高の中から電話やSMSの料金を払ったり、ネットに従量課金でつないだり、データプランに申し込んだりします。

プリペイドSIMカードのシステム図解
これだと番号じゃなくて端末に入金しているように見えるかな…、書き直したほうがいいかな

日本で一般的なポストペイド式とは概念が違うので最初は戸惑うかもしれませんが、使っているうちに慣れますよ!

タイのSIMに日本のクレジットカードから入金はできるか?

私がメインで使っているのがAISで、Trueはしばらく使っておらずdtacは使った事がないのでAISの利用経験からの話になります。

答えはYESですが、携帯キャリアのシステムからは出来ません。
AISのマイページやアプリから日本のクレジットカードでの入金は、以前は出来たのですが今は出来なくなりました。
2019年現在、後述するRabbit LINE Pay経由なら日本のクレジットカードでトップアップできることを確認したので追記しました。

タイSIMのトップアップ方法にはどんなものがあるか

こちらがキャリアの公式サイト内にあるトップアップ方法の説明です。何種類かありますね。

この中で、旅行者やタイで働いていない外国人に縁があるのは

  • コンビニエンスストア(レジで入金する方法と、外にある非キャリアのキオスク端末から入金する方法があります)
  • キャリアのキオスク端末(自動支払機)※ MRT構内、キャリアショップなどにあります

などでしょうか。
以前はマイページから日本のクレジットカードでトップアップできた時があったんですけど、今はできなくなっています。

トップアップ方法1:タイ国内のキオスク端末などから

こういう形のキオスク端末からトップアップできます。
右2つが携帯キャリアのキオスク端末ですね。セブンイレブンには左の形のような、キャリアではないキオスク端末もあったりします。キャリアではないものはトップアップに手数料がかかります。

タイの携帯キャリア自動支払機
バンコクMRT駅構内、TrueとAISのキオスク端末

使い方は簡単です。画面は英語に対応しています。
自分の番号を入れて、現金を入れればトップアップできます。お釣りは出てきません。
クレジットカードにも対応していたかな?ちょっと自信がない。

バンコクなら、MRT駅構内の端末で困ることはないんじゃないかな。チェンマイにもAISのキャリアショップにキオスク端末がおいてありました。
携帯キャリアショップはSilom ComplexやTerminal21、Central Worldなど大きめのショッピングモールなら入っていることが多いです。

トップアップ方法2:コンビニなど店頭で?

コンビニエンスストアのレジでのトップアップ、以前はセブンイレブンでAISのトップアップができたのですが、2017年にセブンイレブンを3軒回ってどこもAISのトップアップができませんでした。
セブンイレブンはTrueのSIMを推しているみたいなので、Trueだけに限ったのかもしれないです。

 

他の国でよく見るリフィルカード、私はタイではしばらく見ていないのですが、コンビニや日用雑貨店などで売っているのだろうか…?キオスク端末が普及しているので目にする機会がないだけかな。田舎に行ったらあるのだろうか。(タイの地方都市でも結構セブンイレブンありますが…)

キオスク端末が行動範囲にあるならそれが一番楽だと思います。

トップアップ方法3:Rabbit LINE Pay経由でカードから

読者の方に教えていただきました。
タイの電子マネーサービスにRabbit LINE Payというのがありまして、日本の LINE Payと同じくLINEのアプリ内から利用します。

Rabbit LINE Payを使うにはタイのLINEアカウントが必要ですね。
私はいつの間にか切り替わっていたので厳密なところは知らないのですが、タイの携帯電話番号を使ってLINEを登録するとタイのアカウントになるんじゃないかな。
私は日本で作ったLINEアカウントが切り替わってしまったけど、買ったSIMの番号を使ってLINEのアカウントを作ってみることもできますね。

このRabbit LINE Payはそれ自体にも残高を持てる電子マネーサービスなんですけど、試したところ電子マネーとしてのトップアップはタイの銀行やトップアップキオスク端末などを経由しないと出来ず、クレジットカードでのトップアップはできませんでした。それで諦めていたのですが…、
なぜかクレジット・デビットカードを登録はでき、Rabbit LINE Payに入金はできないけどメニューの中のMobile Topupの項目から登録した日本のカードでトップアップが出来ました。

登録したカードを削除できなかったり、ちょっと動きに不安を感じるところはあるので、自己責任でお願いします。またこういうのっていつ仕様が変わるか分からず、できなくなるという可能性もあります。

タイ国外からトップアップすることはできるか

答えはYes。いくつかの方法があります。
TrueやAISのオンライン上でトップアップするシステムは、日本のクレジットカードでは動かないようです。国外にいながらトップアップする方法として、現在私が把握しているのは次の3つです。

  • Rabbit LINE Pay経由で日本のクレジットカードでトップアップする
    ※ タイのLINEアカウント作成が必要、前項目で言及しました
  • 非公式(サードパーティ)サービスでトップアップする
  • タイ国内にいる人に頼む(番号さえ分かればSIMそのものがなくてもトップアップできます)

非公式(サードパーティ)サービスでトップアップする

公式ではありませんが、日本のクレジットカードを使ってトップアップできるウェブサービスはあります。(kankeri02のおのださんに教えていただきました!)
※ 保証はできないので、こちらの利用は個人の責任でお願いします。

こちらはビットコインでリフィルできるサービスです。こちらは私は試し済みです。
クレジットカードの番号を登録するよりは気持ち的に少し安心かな。

タイ国内にいる人に頼む

日本の携帯電話システムに慣れているとうまく想像できませんが、番号さえ分かればSIMそのものがなくてもトップアップできます。
緊急であれば、タイ国内にいる友人やたまたまタイに滞在している人に頼んでトップアップしてもらうのもいいかも。(私は結構お願いしてしまっていて申し訳ない)

SIMの有効期間と延ばし方(最長1年間)

トップアップ(残高追加)で延ばす

プランの期間とは別にSIMには有効期間があり、それが過ぎると使えなくなったりするんですけど、タイのSIMの有効期間は、AIS・Trueともにトップアップ(残高追加)で延ばすことが出来ます。
トップアップの額にもよるんですけど、効率的なのはトップアップ50バーツ追加で30日延長かな。

最後にトップアップをした日から最長1年間まで延ばす事ができます。
有効期限が切れないようにトップアップを継続していれば、何年も使えます!

延長料金を払って延ばす

トップアップ以外にも、小額の延長料金を支払う事で有効期間の延長もできます。
例えばTrueは3バーツで30日延長9バーツで90日延長12バーツで180日延長できます。(専用のコマンドを打って申し込みます)

  • 有効期間30日延長 2バーツ:*934*30#
  • 有効期間90日延長 6バーツ:*934*90#
  • 有効期間180日延長 12バーツ:*934*180#

True公式情報はこちらをどうぞ。

AISにも料金を払って有効期間を延長するオプションを見つけたのですが、30THBで30日なので普通にトップアップで延ばしたほうが良い気がします。

USSDコードは *777*30# です。(変わる可能性もあるので、公式サイトで最新の情報をご確認ください)
30分間の通話無料(5日間有効)も一応もらえます。下記ページの『MaoMao minute』の一番右側にありました。(分かりづらい)
SIM2Flyで試してみたら確かに延びました。

期限の切れたSIMについて

[aside type=”warning”]期間の切れたSIMについての問い合わせがありましたので追記します。[/aside]

これは正直そこのキャリアによります。
有効期間のあともまだ番号が生きていてトップアップで復活することもありましたし、もうトップアップできず使えなくなるものもありました。(これはタイのSIMに限らずです)

SIMをキャリアショップに持っていって聞くか、実際にそのSIMにトップアップしてみるのが一番です。
復活できない場合トップアップも失敗します。

私としては、出国前に有効期間を延ばすことをおすすめします。
ネット上のトップアップサービスで国外からトップアップしても延びますけど、ちょっと敷居が高いです。
(『国外からのトップアップサービス』をご覧ください)

便利なモバイルアプリケーション

タイのキャリアアプリはAISもTrueも優秀で、どちらもトップアップ残高やデータ残量、有効期間を確認することが出来ます。申し込めるデータプランの一覧も見れ、アプリからプラン申し込みもできます。
※ 登録・認証はSMSで行うので、初回登録は現地で行う必要があります。

タイの携帯キャリアのApp

AISのアプリはいちいちOTPログイン(SMSで受け取る)しなくちゃいけないので、それがちょっと面倒かな。

Appendix:USSDコード、APN設定

今どきUSSDコードもAPN設定も使うこと少ないだろうから、項目をAppendixとしてまとめました。
こういうの10年前は重宝したのに(しみじみ)

USSDコマンド

電話機能から残高照会や番号確認、プランの申込などをする時に*(アスタリスク)と数字、#(シャープ)を使うのですが、その時に入力する*と数字と#の組み合わせがUSSDコマンドです。

AISのUSSDコマンド

  • データ残量の確認:*111*6#
  • トップアップバランス(残高)とSIM利用期限の確認:*121#

TrueのUSSDコマンド

  • トップアップバランス(残高)の確認:#123#
  • 自分の携帯電話番号の確認:*933# または *833#
  • 有効期間30日延長 2バーツ:*934*30#
  • 有効期間90日延長 6バーツ:*934*90#
  • 有効期間180日延長 12バーツ:*934*180#

USSDコマンド Tips

よく訪れる国のUSSDコマンドは、アドレス帳に登録しておくと便利です。

例えば、私は緊急用に24時間9バーツプランのコマンドを登録してたりします。
国を移動した直後だと、ネットにつながらなくて申込みのコマンドが分からなかったりするからね。

タイのUSSDコマンド

タイSIMのAPN設定

今の時代スマートフォンで使う人がほとんどで自動で設定されるので、かつてのD25HWのように自分で設定する必要はあまりないのではないかと思いますが…

AIS APN設定

  • APN:internet
  • Username:(なし)
  • Password:(なし)

True APN設定

  • APN:internet
  • Username:true
  • Password:(なし)
これだけSIMの紹介してきたのに、一番お世話になっているタイのSIMについてちゃんと書いてなくて、自分でもびっくりしました(笑)
タイのSIMはトップアップの度に有効期間が延びますし(最長1年)、国際ローミング専用SIMとして使える便利なSIM2Flyなどの優れたものもあるので、日本以外のSIMとして1枚保持しておくのもいいと思います!

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