こんにちは、くみです。
私はSIMが大好きで、海外の現地プリペイドSIMをブログでもよく紹介しています。
しかし日本の高額な国際ローミングを海外で利用している人もまだまだ見かけます。
日本のドコモなどのSIMしか利用経験がないと、海外のプリペイドSIMは理解のハードルがなかなか高いみたい。「言葉が通じず、よく分からなくて結局諦めました…」という話もちょくちょく聞きます。
※ 最適解は状況で変わるので、現地SIMよりレンタルWi-Fiなど他の選択肢の方が相応しい場合ももちろんあります。
そんななか、バンコクにショップがあり日本人から日本語で現地サポートを受けられるSIMを先日ご紹介いただきました。現地にいながら日本語で色々相談できるなら、今まで諦めていた人たちも海外プリペイドSIMの世界に踏み込めるのでは…?
現地サポートがあるのは移住を検討している方にもおすすめですね。ぜひチェックしてみてください。
『ベリーモバイル タイSIM』の特長
これが、タイで日本語サポートを受けられるという『ベリーモバイル タイSIM』。
AISと共同で出しているオリジナル商品なんだそうです。
普通のタイSIMとどう違うのか?特長を見てみます。
特長1:日本語のサポートが厚く、現地で日本語サポートが受けられる
まず一番の特長。『ベリーモバイル タイSIM』は日系企業がAISと共同で出しているだけあり、日本語でのサポートがとても厚いです。
現地のショップで日本語対応のサポートが受けられるというのはすごい。言葉が通じずSIMの利用を諦めたという人にとって、これは嬉しいんじゃないかな。
※ 対面サポートはバンコク・シラチャで受けられます。チェンマイにある取次店では新規契約やWi-Fiルータレンタルのみでサポート業務は行っていないとのこと
また、パッケージも説明書も日本語です。
特長2:日本で購入しておける
『ベリーモバイル タイSIM』はタイに渡る前にASIA SIMのサイトで購入しておけます。(クリックポストにて1営業日以内に発送、概ね2〜4日中に届くとのこと)
私は自分が日本に居ないのもあってよく現地購入方法を紹介しますけど、インターネットがない中で現地で購入するってハードルが高いとよく聞きます。街で買うよりも、到着空港や日本国内で買える方が安心という人が多い。確かに、タイにまだ慣れていない状態で『スマートフォンがネットに繋がってない中、一人でバンコクのショップまで行って購入する』ってちょっと大変そうだ。
私もインドの空港で友人のためにSIMを買おうとしたけど売り切れていて困ったことがあり。確かに事前に入手しておけるならそちらのほうがいいですよね。
特長3:時期によってさまざまなプロモーションがある
ベリーモバイル タイSIMを販売しているASIA SIMでは時期によってお得なプロモーションがあり、例えば2019年12月現在、開通期限2019年12月末までの在庫が50%OFFの990円(税込)で販売中だそうです。
以前は長期滞在者向けのキャンペーンを行っていたり。
時期によって変わるようなので、自分に合ったプロモーションをやっていたら買いどきですね🤔
『ベリーモバイル タイSIM』、こんな人におすすめ!
こういう人が使うといいんじゃないかな〜🤔
タイに渡る前にあらかじめSIMを買っておきたい方
あらかじめ日本で入手しておけると安心ですよね。
最近は日本のAmazonでもAISのSIMなどが売られていますが、ID登録どうしているのかな?とかちょっと不透明で心配だったりしますよね。(友人の利用などを見ていると大丈夫そうではあるのですが…)
ベリーモバイルのSIMなら、AISとの共同商品なのでそういう心配もなくちょっと安心ですね。
英語やタイ語に自信がなく、サポートを日本語で受けたい海外現地SIM初心者の方
これはもう間違いなくおすすめですね。現地で日本人に直接頼れるのは心強い。
私自身は英語の通じないキルギスとかでも買っちゃうタイプなんですが、言葉が通じないとちょっとしたトラブルで使えない時に不安ですもんね。
『ベリーモバイル タイSIM』のプラン内容と注意点
『ベリーモバイル タイSIM』に含まれているプランと価格は次のとおりです。
- 4Gデータ通信:高速分4GB(使い切ったあとは384Kbpsに減速して無制限)
- 無料通話・SMS:100THB分(通話タイ国内1分あたり1THB・SMS1通あたり2THB)
- 利用可能期間:SIM開通後45日間
- 価格:1,980円(日本・税込)/499THB(タイ)※ 時期によりプロモーションで安くなったりするので、販売サイトにてお確かめください
- 注意点:トップアップ(残高追加)不可、利用期間終了後はベリーモバイルの月額プランに変更可能
4GBは私の利用状況だと20日くらいのデータ量ですが、384KbpsでもメールやSNSは利用できるかな。無制限でゆるくつながっているのはありがたいですね。
AISの普通のタイ国内用プランと比較してみます。ちなみにSIM単体をタイ国内で買うと大体50THB前後くらい。
※プラン内容・為替レートは2019年12月現在のものです
- Max Speed Internet(ハイスピード接続、容量を使い切ったらつながらなくなるプラン)
- 2GB/30日:239THB(約856円)
- 3GB/30日:399THB(約1,429円)
- 4GB/30日:450THB(約1,611円)
- Internet Non-Stop(スピードに縛りがあり、容量を使い切っても減速してつながり続けるプラン)
- 1 Mbps 7.5GB/30日:350THB(約1,253円)
- 4 Mbps 20GB/30日:650THB(約2,327円)
ベリーモバイルSIMは45日間有効なので、Max Speed Internetの3GB30日プランを1.5倍してみると、2,143円。
日本語サポートがあることを考えるとお買い得な感じです。
注意点としては、普通のAISのSIMと違いトップアップ(残高追加)ができないそうです。
通常のプリペイドSIMやSIM2FlyはトップアップすることでSIMの有効期間も延びるのですが、このSIMはそういう仕組みにもなっていないそう。
そのかわり、ベリーモバイルにてポストペイド(料金後払い)の月額プランに変更ができるそうです。その場合日本語サポートを引き続き受けられるので、サポートに満足した方は変更を検討してもいいかも。
(月額プランの詳細についてはベリーモバイルのショップでお訊きください)
プリペイドSIMをもう一度買うのも良いと思います。
実際にバンコクのベリーモバイルショップを訪問してみました |2019年12月追記
バンコクに寄る機会があったので、実際にショップにお邪魔してみました!
本当に日本人の方が常駐してる〜。
ベリーモバイルさん、在住日本人の中では有名らしく、私の現地採用の友人も知っていました。
ベリーモバイルさんにお話をお伺いしました:実際どんな相談が多いの?
一体どんなサポートが受けられるのか、実際現地でどんなことで困っている方が多いのか?
今回はマネージャーの中本さんにお話を色々とお聞きしました。
ー ベリーモバイルのショップに、実際にどれくらいいらっしゃるんですか?どんな方が多いですか?
中本さん:平均して1日30人くらいですね。サポートのご相談が多いです。
駐在員の奥様が一番多く、旅行者の方は少ないです。
ベリーモバイルを契約していない方もいらっしゃいます。
ー 契約してない方もいらっしゃるんですか。そういう時はどうされてるんですか?
中本さん:うちで契約があるかどうかに関わらず、ご来店された皆さまに対応させて頂いています。困ったら来ていただければ。
ー し、親切…!どういうことで困っている方がいらっしゃいますか?
中本さん:端末の相談でいらっしゃる方が多いですね。ご自分のお持ちのスマートフォンが使えるかどうか。
ー 端末についての相談が多いんですね!ちょっと意外です。
中本さん:つながらない時は端末に原因があることが多いですから。
SIMロックが掛かっていた場合、大体は解除できます。3大キャリアで契約が残っている場合はSIMロック解除できる事が多いですね。
もしSIMロック解除がどうしても難しい場合は、新規で端末を買うこともおすすめしています。
ー 新規購入ですか〜。タイで売っている端末は日本と種類が違うので、電器店に行って自分で選ぶのはなかなか難しいですよね。
中本さん:当店でも端末を販売していまして、機種のご説明は色々できますよ。
ー そうなんですか。色んな種類のものがありますね〜。
中本さん:今人気なのはGalaxyで、軽くて薄いのが好評のようです。
もし端末でなにかあっても、当店で安心できる現地の修理センターに持っていきますし、代替機の貸し出しも行っています。
ー 自分で修理依頼となると言葉の壁が心配ですけど、修理の面倒も見てもらえるのは助かりますね。代替機を貸してもらえるのもありがたい。他にはどんなご相談があるんですか?
中本さん:在住の方の日本への一時帰国やタイ国外の海外旅行のときのネットのご相談などもあります。
Pocket Wi-Fiも貸し出しているので。
ただうちのPocket Wi-Fiがいつでも最善の選択肢というわけではないので、行き先とコストの兼ね合いによって他社のPocket WiFiをおすすめすることもあります。
ー お客様目線なんですね。安心して相談することができますね。色んなお客様いらっしゃると思うんですが、印象に残っているお客様っていらっしゃいますか?
中本さん:商品の発送が遅れるというマイナスの状態から始まって、最後にはご友人にも勧めてくださるほど感謝された方がいらっしゃいましたね。マイナスから始まっても、真摯に対応を続ければ満足していただけるんだなと感慨深かったです。日本の桜の写真を送ってくださったりするお客様もいらっしゃいました。
当店はお客様との距離はとても近いです。お悩みを持っていらっしゃった方で、何もできなくてそのまま退店していただく方は少ないです。
当店のサービスかそうでないかはお客様によりますが、こちらができる事はなんでも相談に乗っています。
ー タイという異国の地において、母国語でそれほどまで相談に乗っていただけるというのは非常に嬉しいですね。しかもベリーモバイルのサービス外のことまで答えていただけるとは…
今回ブログで紹介しているのはプリペイドSIMなんですけど、ポストペイドに移行される方というのはどの程度いらっしゃいますか?
中本さん:うーん、3割くらいですね。
新しいSIMを準備する間のつなぎに使われる方もいらっしゃいますし、プリペイドをまた使う方もいらっしゃいます。
当店でもポストペイドとして使い続けてくださる方に対してポイント制度などを整備しているところですので、今後に期待していただければと思います。
Pocket Wi-FiやSIM以外にも、日本に安く電話をかけることができる050番号サービスや写真印刷など、在住の方に喜んでいただけるサービスもありますので。写真印刷はお役に立つみたいで、けっこう人気があるんです。
ー 写真印刷ですか!私は考えたことなかったなあ…。在住の方の生活に密着したサービスですね。
バンコク・ベリーモバイルショップの場所
バンコクのベリーモバイルショップは、日本人に便利なプロンポン駅の近くにありました。
アソークやトンロー・エカマイからも行きやすいですね。
『ベリーモバイル タイSIM』購入方法(日本国内・タイ国内)
最後に、ベリーモバイル タイSIMの購入方法です。
日本国内で買う方法と、タイ国内で買う方法があります。
日本国内
日本国内配送では、ASIA SIMで購入できます。現地に行く前に手に入れられるのはやはり安心ですね。
翌営業日発送、お急ぎ便だと平日13時までの注文で翌日着く(※北海道、九州、沖縄、離島を除く)らしいので、急いでいる時にも安心です。
タイ国内
タイ国内ではベリーモバイルのショップで販売をしているそうです。
もうすでにタイ国内にいる方向けですね。
AD:この紹介記事は『ベリーモバイル タイSIM』を販売している『ASIA SIM』さまのご依頼で執筆しています。
SIMとインターネットカテゴリー:/category/nomad-life/local-sim-and-internet/
基本情報:現地プリペイドSIMを使ってインターネット
どこでも使える:SIM2Fly|ローミング周遊SIM比較(2018)
東南アジア:
タイ (2019)|ベトナム|マレーシア (2019)|インドネシア (2022)|ラオス (2017)|カンボジア (2017)|ミャンマー (2016)|フィリピン (2017)|シンガポール|
東アジア:台湾 (2015)
中央アジア:キルギス (2018)
南アジア:モルディブ (2022) インドSIM何度か買ってるのに書いてない…
ヨーロッパ:
ジョージア (2017)|ポーランドSIMでEU内ローミング|ヨーロッパ用周遊SIM比較 (2018)|マルタ (周遊SIM利用、2018)