こんにちは、くみです。
私は基本的に拠点を持たず、バックパックに自分の全所有物を詰めて放浪生活を送っています。
持ち運べる量にも限りがありますし、体力的にも飛行機(LCC)に乗る時のためにも極力ものを少なく、軽くする必要があります。
なので紹介も兼ねて、自分の持ち物をリストアップして定期的に見直していこうと思います。
※ アメリカで持ち物を100個に絞る『100個チャレンジ(100 Things Challenge)』という話を聞いて、その影響で数もカウントしています。(100個チャレンジについては最後に説明します)
私の今の状況:バックパックで海外放浪生活をしています
簡単に私の今の状況を説明します。
主に海外で拠点のない放浪生活をしていて、持ち物はほぼ持ち歩いて暮らしています。今6年め。(日本やタイなどで友人に少し預かってもらったりはしていますが、いつ戻るか分からないのですぐに使わないものを預かってもらっています)
日本では生家を出てから15年ほど一人暮らしをしていたのですが、海外に出たのを機にそれまで持っていた家電・家具・食器などをほぼ処分しました。日本に賃貸の部屋を確保しておくのがもったいなかったので、解約して持ち物を自分で持てる分だけにしたんです。
冷蔵庫、洗濯機、ベッド、机、本棚、椅子、テーブル、キッチン用品…などなど、全部処分しました。
それまではモノの非常に多い、正直言って汚部屋とも言える状況で住んでいたのですが、自分が管理するモノの数を一気に減らしたことですごく生きやすくなりました。どうもたくさんのモノを管理するのが苦手な脳みたいです。
それでも最初はキャリーケースに持ち物を詰めていましたがあ、身軽さを追求し続け、現在は30Lのバックパック・パソコンを入れるサブバック、それにウェストポーチで移動しています。
バックパックは大きくなると詰めすぎて管理も大変になるし重量も増えて移動の際に体力が削られてしまうので、私には30〜35Lくらいがちょうどいいみたいです。
この記事は
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などで検索してくる方が多いみたいですね。
私は元々モノが増えてしまうタチなのでミニマリストではなく、生きやすくするために”ミニマリストを目指している”というのが正確な表現なのですが、約5年の海外放浪生活の蓄積が何かしら参考になればいいなと思います。
持ち歩くもの
バッグ類(3)
持ち物を入れるバッグ類からリストアップしますね。
- メインのバックパック:Coleman MAGIC LITE30
- パソコンバッグ:Under-The-Jack Pack → BP World C6416に変更
- 薄いウェストポーチ(ウェストポーチは賛否両論あるが私は好き。薄くていざという時服の下に隠せるやつを使ってます)
バックパックはColeman MAGIC LITE30。わずか530gと軽量ですごく気に入っているのですが、残念ながら廃番になってしまって今は手に入りません。似たようなコンセプトのもの出てないかな…
パソコンバッグはずっと背中に隠せるUnder-The-Jack Pack(2)を使っていたのですが、この間タイのBP Worldというメーカーのワンショルダーバッグ(C6416)に買い替えました。(Under-The-Jack Packもまだ持ってます)
定価1,595THB(セール価格1,200THBで購入)とタイの基準だとかなり高めのものですが、小さいのに仕事に必要なもの(パソコン・ペンタブレット・パソコンスタンド・キーボード・その他マウスやケーブル類等)全部入れられるし、ペットボトルを収納するところもあるのがお気に入り。
Under-The-Jack Packのほうが両肩で担ぐから身体への負担はマシな気がするんですけど…、バックパックとサブバッグを同時に持っている時(サブバッグを前に回している状態)に、両肩で担ぐタイプだと自転車に乗った時などするっと落ちそうになっちゃうんですよね。(2つめのUnder-The-Jack Packを買う時にブラックの11インチ用が品切れだったので大きめの13インチにしちゃったのも良くなかったかも。身体の大きさに合っていない気がします💧)
ワンショルダーだと落ちたりはしないのでいいかなと。
いつも持ち歩くもの(10)
- スマートフォン(iPhoneとHuawei P20 Liteを使ってます)※ 2つカウント
- パスポートのコピーをラミネートしたもの(本物の携帯が常に必要な国もあります)
- ペン(多機能が好み)
- USB充電できるLEDライト
- リキッドソープ
- 番号式南京錠
- 活動量計(今はMi Band 2を使っている)
- サングラス
- マスク(空気が悪いところ用)
以前は一応化粧ポーチらしきものを持ち歩いていたのですが、最近はそれすら持たなくなっている…😅 たまに色つきリップとか、念の為のUVクリームのパウチを持ち歩くくらい。
私なんだか乾燥に強くて、東南アジアだとハンドクリームとかリップとかまずいらないんですよね。中央アジア(キルギスとか)はさすがに必要だったけど。
財布は使ったり使わなかったり。
タイだとどこもあまり心配ないけど、プノンペンとかだとダミー財布持っておきたいな…
とにかく必要な機能を兼ねていて省スペースなものが好きなので、ペンは黒・青・赤の3色ペン&シャープペンシルが1本になったJetstream 3&1や、3色ペンに蛍光ペンが付いたパイロットのアクロボール・スポットライターを使っています。こういうのは日本のメーカー変態的(褒め言葉)よね…
USB充電式のLEDライトはちょいちょい便利に使っています。自転車に乗る時だけでなく暗い部屋や道で役に立つ。スマートフォンのトーチ機能でもいいんだけど、スマートフォンを出したくない時もあるもんね。
活動量計は現在はXiaomiのMi Band 2。
軽いのと水洗いができるのとサイレントアラーム(バイブレーション)がちゃんと機能するのとUSB充電なのと充電したら1か月弱くらい持つのがよいです。ボタン電池はこの生活にはちょっと辛い😢
今はペットボトルで水を持ち歩いているんですが、飲み物の置いてないコワーキングスペースとかでお茶を飲みたいなあと思う事があるので、日本に帰ったら500〜600mlくらいの軽い保温ボトルを買いたい。今のところタイガー・象印・サーモスで迷っています。500mlで200g前後のものがあるようだ。
以前は高城剛さんがお勧めしていた台湾の茶こし付きボトルを使っていたのですが、古くなって捨ててしまったのよね…
葉だと洗うのが面倒なので私はやはりティーバッグを放り込む派だなという事に気が付きました。ボトルも洗う部分が複雑だと面倒なので、飲み口とか変に凝っておらず蓋を開けたらズドンと筒になってるやつが良い。
以前は携帯用のコップを持っていたんですが、インド飲みをマスターしているのでコップはいらなくなりました。(参考:インドに行くなら、“インド飲み”をマスターすべし! – エキサイトニュース)
お仕事道具のパソコンとかデジものとか(11)
デジもの類。
- MacBook Air
- ペンタブレット
- パソコンスタンド(NEXSTAND):紹介記事『海外ノマド必携?ラップトップ用スタンド『NEXSTAND』』
- キーボード:紹介記事『現在のポータブルキーボードと理想条件と今までの遍歴』
- USBマウス(エレコムの省スペース・超軽量の変態的なやつを買いました)
- モバイルバッテリー(直接コンセントに挿してアダプタとしても使えるAnker PowerCore Fusion 5000)
- 充電コード(Micro USB、USB Type-C、Lightningケーブル)
- アクティブノイズキャンセリング(ANC)対応のBluetoothイヤフォン(Linner NC50)
- 360度カメラ(THETA SC)
- Bluetoothシャッター付き自撮り棒兼三脚
- 防水アクションカメラ
パソコンスタンドは最初別のものを買ったんですが、NEXSTANDに落ち着きました。
東南アジアの西洋デジタルノマドもこれを結構使ってますね。タイのコワーキングスペースで販売してるのも見かけた事があります。
ラップトップスタンドとキーボードの紹介記事書きました!
モバイルバッテリーは長らく持っていなかったのですが、コンセントに挿してそのまま充電できるAnker PowerCore Fusion 5000を先日買いました。充電のし忘れが発生しづらくて良いですね。
充電ケーブルはMicro USBとLightning両方使えるケーブルとMicro USBとUSB Type-Cの変換ケーブルを組み合わせて1つで3種類充電できるようにしています。はあー早く全部Type-Cに統一されないかしら。
THETA SCも良かったです。これは紹介記事をちゃんと書かないとな〜。
2018年に買ってよかったものはこちらの記事で紹介しています。
生活に必要なもの(日用雑貨)
寝る前に使うもの、ゲストハウス据え置き(6)
- USB充電の電動歯ブラシ
- 歯磨き粉
- デンタルフロス
- マウスウォッシュ
- コンタクトレンズ・洗浄液とケース
- 電源変換アダプタ
コンタクトレンズと洗浄液はいつもバンコクで買っています。
レンズは両眼1ヶ月分133THB(約470円)相当。洗浄液はボシュロム renuが355mlの大瓶と60mlの小瓶がセットで160THB(約565円)です。安いよね。
変換アダプタはAnker PowerCore Fusion 5000を買ってからあまり出番がないのですが、Fusion 5000がささらない国もあるしこのUSBの数が便利な時もあるので、レギュラーになっています。
ANA Store様の座談会でも紹介しています。
お洗濯セット(4)
- 折りたたみ式洗面器
- 洗剤
- ハンガーに装着すると小物がかけられる布製のハンガー
- 伸び縮みするゴムの洗濯ロープ
洗濯、最初の頃はスクラバウォッシュバッグという洗濯する用の袋を使っていたのですが、頻度が多いためか1年くらいで壊れてしまい、結構良いお値段のするものなので新しく買わず防水バッグなどで代用しておりました。
今は折りたたみの洗面器と、長く滞在する時は現地の日用雑貨店で安いバケツなどを買って手洗いしています。
布製ハンガーと洗濯ロープは単独記事は書いていないんですけど、こちらの買ってよかったもの記事で紹介しています。
洗濯ロープはドミトリーのベッドに設置して大きめの布をかけると目隠しになったりして便利。
あと、下着などをさっと洗えるように、洗剤を小分けにして持っています。
これはマラッカの雑貨屋で買った容器だけど、ホテルのシャンプーやソープなどのアメニティの空容器を使ってもちょうどよい。
小さめのペットボトルに入れていた人もいて良いなと思ったけど、私そんなに量を買わないので、小さめとはいえペットボトルだと大きすぎるかも。
おくすりセット(5)
定期的に必要なのは月経痛時のイブプロフェンくらいなので、お薬も少なめです。
- イブプロフェン(以前は日本のEVEをわざわざ買っていましたが、どこでもIbuprofenと言えば買えることを発見して以来、切れたらその国で買っています)
- パラセタモール(こちらで解熱鎮痛薬として風邪によく使われているけど、私あまり効かないのだよねえ…)
- 液体絆創膏
- 絆創膏(あまり使わないな)
- 酔い止め(タイのパーイに行く時に買ったやつが余っている)
イブプロフェン、ラオスでも普通にお安く買えました。
日本で買うのは液体絆創膏くらいかな。
安眠セット(3)
ドミトリーやバスなどで。
- アイマスク
- 耳栓
- 空気式ネックピロー
アイマスクはちょいちょい役に立っています。
モノによって外れやすい外れにくいがあるので、自分が好きなタイプを選ぶと良いかも。私はトルコ航空でもらったアイマスクが自分に合って、そればっかり使ってます。
衣服やアクセサリー・靴など身につけるもの
服(20)
服はすっかり増えてしまったなあ…、断捨離しなくては(´・ω・`)
外着はこんな感じです。
- ベトナムで買った軽い上着2着(赤・黒)
- タイで買った肌寒い時用の羽織もの2着(ピンク・黒)
- インドで買った白地にピンクの模様のチュニック
- ドイツで買ったブラウス
- ドイツで買ったおしゃれ黒長袖
- タイかカンボジアで買ったワンピース
- タイで買ったしなやか長ズボン2着
- タイの瞑想コースで買った茶色いズボン
- インドで買ったかわいい白いズボン(すぐ破れる)
- タイで買ったシックなロングスカート
余裕があったら写真を撮ろう。
こちらは寝る時や運動する時に着る服。寒い時はしなやか長ズボンを履いて寝てます。
- 大体タイで買ったTシャツっぽいやつ、全部赤い 4着
- タイで買った89THBだけどポケットも付いている優れもののショートパンツ(しかしすぐ破れる)2枚
- 台湾で買った丈夫な長めのショートパンツ
うっ、ちゃんと数えると服だけで数多くなりますね…
服は全体で1にカウントできないだろうか。だめかな。
下着(3)
いつもはタイのスーパーに売っている5つでいくらみたいなコットンのものを使っています。色気のない話ですみません。
あとはバンコクのウィークエンドマーケットで買ったシンプルなビキニの水着を下着代わりに使ったりもしています。水着は紐が見えても下着っぽくないのでありがたい。
下着は消耗品でカウントは難しいので、下着・水着1・水着2で3と数えることにします。
靴(2)
履くものとして持ち歩いているの、いつもは2つです。
- 水陸両用サンダル(KEEN Whisper)
- 共用バスルームなどで使う安いビーチサンダル
ANA Storeの座談会でも話させていただいたけど、KEENのWhisperは対応力が広くて便利なんですよね。(Whisperは女性モデルだけど、男性にも似たモデルがあるはず)
アクセサリー(2)
アクセサリーはピアスくらいしか持ってないんですよね。
指輪もこの間買った栓抜きになるやつくらいしか…(機能性のあるものが好きです)
ピアスとこの栓抜き指輪で合わせて2のカウントでいいかな。
メイク・スキンケア・生理用品など(女性的なもの)
男性でもメイクやスキンケアする人いるのでまとめ方としてはあまり適切ではないかもですけど。
逆に私は女性の平均値より少ないと思います。
メイク・スキンケア(7)
基本的に自分の顔の皮膚はどうでもいいのであまり構っていません。洗顔はゲストハウスに備え付けのハンドソープでやっています…(これを話すと日本人女子にすごい怒られる)
スキンケアはだいたいこんなものですね。
- タイのコンビニで買ったUVクリーム(パウチ)
- 乾燥してる時に使う用の化粧水(日本のコンビニでとろみのあるやつを買った)
- ベビーパウダー
メイク用品も一応持っているけど、ずっと使ってないなあ…
- USB充電型ビューラー(コンセプトが面白いよね!ミニマリストの人にぜひ)
- マスカラ
- アイシャドウ
- 眉毛を書くやつ
あとで写真を撮ろう。
生理用品(6)
月経カップと出会いこの暮らしを経て生理用品はだいぶコンパクトになってきました。昔は日本に帰るたびにタンポンスーパープラスを2箱とか買ってきて大変だった。
- 月経カップ2つ(小・大)
- 生理用ショーツ2枚(ステインフリー・エヴァウェア)
- 消毒用シリコンカップ
- 念のためのナプキン数枚
月経カップは本当に素晴らしい。現在は最初に買った『Ruby Cup』(小)とインテグロ様より提供いただいた『スーパージェニー』(大)の2つ使いをしています。あと吸水機能がすごいショーツの『エヴァウェア』も良い。月に一度の緊急事態の安心を担う大事なパーツです。
月経カップについてはこちらの記事もどうぞ。慣れたら生理の難易度が本当に変わります。(私は量が多い方らしいので比較的難易度が高めのようだ)
セキュリティ用品(3)
セキュリティ用品をリストアップするとこんな感じかな。
- 番号型U字南京錠(3〜4つ持ってます)
- 軽いワイヤー(1m)
- シークレットポーチ(胸用とズボン用の2種)
ワイヤーはあると荷物から短期間意識が逸れる時とかに便利です。寝台列車とか。
いざという時のお金やカード類を隠す仕組みはいくつか考えているのですが、この間手に入れたアイテムはこれ。
こちらはだいぶ前から使っている貴重品用ポーチです。ズボンの下とかに隠せて、ぱっと見分からないので良い。パスポートも入ります。まだ東京に住んでいた時に東急ハンズで買ったんだけど、ネット上で見つからないなあー。
日本に帰った時にスキミング対策考えなくては。スキミング防止対応の財布も一応持っているんですが、財布を持ち歩かないと意味がないもんね。
持ち物をカウントする100個チャレンジ(100 Thing Challenge)とは
持ち物をカウントして個数を制限するという考えは、ネットで見かけた『100個チャレンジ(100 Thing Challenge)』に影響されました。
アメリカの人が自分のものを減らし抜き、『一年間だけ100個の持ち物だけで暮らす』というライフスタイルを実践したのだそうです。
元々はブログだったようですが、書籍化されていますね。
日本語版はKindleで出ていないのでなかなか読めなさそうだけど…><
元々の英語版はこちら。私は未読なんですが😅
100個ってどれくらいか、普段持ち物をカウントなんてしないからピンと来ないですよね。多い気もするけど、いざ数えたらあっという間に超えそう。
みなさんも、自分の持ち物全てカウントするとハードだけど、最初は『ちょっと長めの旅行に持っていくもの』をカウントするところから始めてみたらよいかも。
細分化していくとどこまでもカウントできてしまうので、これとこれは合わせて1つと数える、みたいなルールをある程度決めてやるのがいいみたい。例えば薬を1種類ずつ数えたら薬だけで5個とかになっちゃいますよね。著者は本を本棚一つで1と数えていたらしくて、それはずるいなあと思うけど…(笑)
日本にいた時はとにかくモノが多かったので、片付けやモノを減らす系の本はちょくちょく読んでいました。
『減らす技術 The Power of LESS』は東京にいた時に持っていた本で。久しぶりに読んでみたいな。
今見たら新版が出ている。
私は前のデザインのほうが好きかなあ。Kindleで読む分にはあまり関係ないですけど。
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